DMM.com証券のDMM FXでスキャルピングはできるのか
DMM FXでのスキャルピングとは
DMM FXでスキャルピングをして利益がでるのか
DMM FXはFX業界国内大手の1つである、DMM.com証券のFX取引サービスです。FXに早く慣れるためにスキャルピング取引をする人も多くいます。
スキャルピングとは超短期で取引をくり返すFX投資手法の1つです。
DMM FXでスキャルピングをくり返していると口座が凍結されるという声を聞きますが、本当なのでしょうか?
DMM FXでのスキャルピングの可否とともに、口座凍結の条件について解説します。
スキャルピングは、数秒から数分での取引をくり返し行うFX投資手法の1つです。 FX業者によっては、スキャルピングでの取引を禁止しているところもみられます。
国内大手FX業者の1つであるDMM FXでのスキャルピングの可否について解説します。
スキャルピング取引をくり返した人のなかには、 口座が凍結されてしまったケースも多いです。しかしスキャルピングをしても、口座を凍結されていないケースもあります。
スキャルピングを得意とするトレーダーにとっては、DMM FXでスキャルピングをして口座を凍結されるのでは?と不安に感じている人もいるでしょう。
トレーダーの取引が、 DMM FXが定める約款の禁止事項に該当したと判断する場合には、事前に告知することなく取引口座を凍結することがあります。
口座が凍結された理由は、スキャルピングだけが原因とは限りません。ほかの理由が原因のこともあるので、事前に約款に記載されている禁止事項をしっかりとチェックしておくことが大切です。
DMM FXでは、スキャルピングを禁止しているのでしょうか?
約款第7条の禁止事項では、以下のような禁止事項が記載されています。
取引の内容に関わらず本取引システムまたは本取引システムの運用に対して過大に負荷を強いる行為
短時間での注文をくり返し行う行為
スキャルピングは、上記の2点に禁止事項に触れる可能性があります。
スキャルピングの取引時間は、数秒から数分です。そのため「短時間での注文をくり返し行う行為」と、判断される可能性が高いです。
また短時間での注文を何度もくり返し行うスキャルピング行為は、「取引の内容に関わらず本取引システムまたは本取引システムの運用に対して過大に負荷を強いる行為」の禁止条項に当てはまる可能性があります。
約款には、 スキャルピングの禁止については明記されていません。
またDMM FXはスキャルピングの投資手法を禁止していませんが、先ほど紹介した禁止事項の2点に触れると判断されると口座が凍結されてしまいます。
そのためスキャルピングで取引を行う場合には、口座凍結のリスクがあると考えておきましょう。
DMM FXだけでなく、さまざまなFX業者でスキャルピングが原因で口座を凍結されたケースが報告されています。
口座を凍結されたケースの報告があるFX業者では、 「短時間の取引で、カバー取引に悪影響を与える行為の禁止」が共通点です。
業界最狭水準のスプレッドの狭さが魅力のDMM FXでスキャルピングをすれば、より多くの利益が狙えるかもしれません。
それではなぜ、スキャルピングがダメなのでしょうか。主な理由は以下の2つです。
カバー取引ができなくなるためバランスをとりにくい
サーバーが重くなりシステムの運営に悪影響がでる
2つの理由をそれぞれわかりやすく解説します。
短期間に取引をくり返すスキャルピングは、DMM FXのカバー取引に支障がでます。
カバー取引とは、DD (Dealing Desk) 方式注文とも呼ばれ、トレーダーとインターバンク市場のあいだにFX業者が入る仕組みのことです。
DMM FXはトレーダーから注文が入るとすぐに、インターバンク市場へ同じ注文を出します。
スキャルピングは取引を頻繁に行い、決済までの時間も非常に短いです。そのため スキャルピングを頻繁に行われてしまうと、DMM FXは注文を処理しきれずに反対ポジションを維持しにくくなり、結果的にDMM FXが損失を出してしまう可能性がでてきます。
通常の取引がサーバーにかける負担はあまり大きくありません。
しかし短時間に多くの取引を行うスキャルピングは、注文数が増えることでサーバーの重量が増えて負担がかかります。
サーバーが重くなると 約定率が下がったり、取引ができなくなったりなどのトラブルが発生し、ほかのトレーダーたちに迷惑がかかる可能性も高いです。
そのため多くのトレーダーがスムーズに取引するため、スキャルピングによる口座凍結をすることもあります。
先に述べたように、DMM FXではスキャルピングを禁止していません。DMM FXでスキャルピングをする理由として、下記の2つが挙げられます。
2万円キャッシュバックキャンペーンのため
初心者が早くFXに慣れるため
それぞれの理由について、くわしく紹介します。
DMM FXでは新規に口座開設をして、 口座解説完了日から3か月以内に新規取引を500ロット以上達成すると、2万円のキャッシュバックされるキャンペーンを開催中です。
リスクが少ない少額の1ロットで取引をする場合、1か月20営業日として計算すると1日で8回以上取引をしなくてはなりません。
口座凍結の心配があるスキャルピングですが、単純に 1日に8回程度の取引ならば、DMM FXが禁止している短期間での「短時間での注文をくり返し行う行為」には該当しないでしょう。
FX取引をはじめたばかりの人は、チャートの見方や相場感などを身につけてFX取引に早く慣れる必要があります。取引回数が増えれば、自然とFXの投資スキルがアップするはずです。
スキャルピングならば、短期間に何回も取引をするため、通常の投資手法よりも早く慣れます。
DMM FXではスキャルピングが禁止されていません。
しかし実際に口座を凍結されている人もいます。 それでは口座を凍結されている人と口座を凍結されていない人の違いは何でしょうか。
DMM FXにおけるスキャルピングの定義について解説します。
数秒単位のスキャルピングをくり返していても口座凍結されていない人もいれば、 数分単位でも口座凍結されてしまった人もいます。
DMM FXではどれくらいのスキャルピング取引が、禁止事項に当てはまるのかについて公開していません。
そのため具体的にどれくらいならば大丈夫といった基準があいまいです。10分など分単位の取引が1日数回程度であれば、禁止事項に該当する危険性は低いです。
ただし毎日のように秒単位の取引を頻繁にくり返すと、禁止事項に触れる可能性があるので注意しましょう。
実際に口座が凍結された人は、どのような状況で凍結されたのでしょうか。
DMM FXではスキャルピングのアウトラインを公開していないため、実際に口座凍結された人の傾向から危険度を判断するしか方法がありません。
普段から数秒から数分単位のスキャルピングを1日10回程度だけでなく、 値動きが激しくなる経済指標の前後のタイミングでのスキャルピングも口座凍結されています。
値動きが激しい重要指標のとき以外ならば、1日数回取引をする程度では口座が凍結されるリスクは低いです。
たとえば間違って注文してしまったときや、値動きが自分の予想と反した場合などには、数秒や数分で決済することもあるでしょう。
サーバーに負担がかからない程度のスキャルピングであれば、短期間で注文をくり返したと判断されないケースが多いです。
秒・分単位のスキャルピングを1日に何度も、また毎日のようにくり返していない限り、口座凍結されることはないので安心しましょう。
重要指標などの値動きが激しいときに、秒単位や1分2分などの数分単位で頻繁にスキャルピングを行うと禁止事項に当てはまるリスクが高いです。
重要指標のタイミングは取引数が多くなり、サーバーに負担がかかっています。
そのタイミングで頻繁にスキャルピングで取引をすると、禁止事項であるシステムに過大に負荷を強いる行為に当てはまる可能性があります。
DMM FXは、取引手数料が無料です。
また実質取引手数料と呼ばれるスプレッドも業界最狭水準の狭さなので、スキャルピングで利益を狙おうと考えている人も多いでしょう。
しかし 取引ごとに発生するスプレッドやスリッページは、取引回数が増えるごとに積み重なって余計な出費となる可能性があります。
スリッページは為替相場の変動などの理由から発生する、注文時の価格と約定時の価格の差額です。
DMM FXの2万円キャッシュバックキャンペーンでキャッシュバックされたら、1日に数回程度取引をする デイトレードや中長期トレードスタイルに替えたほうが利益を狙いやすいでしょう。
万が一口座を凍結されてしまったら、凍結された口座は復活させて再びFX取引ができるのでしょうか。
DMM FXの口座凍結についてくわしく解説します。
DMM FXでスキャルピング取引をして、禁止事項に当てはまると判断されるとペナルティーとして口座凍結されます。
1回口座凍結されると、それ以上の取引はできません。また口座凍結されるとほぼ解除できず復活はできないと考えておきましょう。
再度口座解説申し込みをしたとしても、口座開設は受け付けられません。
口座を凍結された本人名義では口座開設できませんが、違う人の名義であれば口座開設は可能です。
しかし他人名義の口座を開設することは、借名取引に当てはまります。 たとえ家族の名義であったとしても、自分以外の名前の口座で取引することは、借名取引です。
借名取引は 法令諸規則等により委託および受託を禁止されており、違反すると取引停止や口座の凍結などの措置がとられます。
スキャルピングによって口座凍結されてしまった場合には、自己資金を含めた口座にある資金が引き出せるので心配いりません。
口座が凍結されると新規注文などの取引は一切できませんが、 決済注文によって出金可能です。
口座凍結の後は、口座解約についてのメールがDMM FXから送付されます。 メールに書かれた期日までに出金手続きを行いましょう。
未決済のポジションに関しては、そのまま保有可能です。ログインをすれば取引ツールや、確定申告に必要な書類などもダウンロードもできます。
DMM FXでは超短期のスキャルピングの禁止について明記されていません。しかし状況やタイミングによっては、 スキャルピングは禁止事項に当たる判断されて口座凍結される恐れがあります。
指標前後のスキャルピングや、毎日のようにくり返し行わなければ、口座凍結の心配はいりません。万が一口座凍結されてしまった場合でも、出金手続きは可能です。
口座凍結を心配する人は、2万円キャッシュバックキャンペーンを受け取り、FX取引に慣れてきたらほかの投資手法に変更したほうが安心です。
※掲載情報には本サイトのFX会社・口座比較情報に掲載・参画する事業者が提供するPR情報が含まれています。 ※本サービスはFX取引及びFX取扱事業者等に関する情報の提供を目的としています。FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。 ※キャンペーン・特典は各広告主において実施されるものであり、広告主による募集要綱等を十分にご確認ください。 ※本サービスに掲載されている情報は、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。 ※本サービスでは十分な注意を払ってFX取引及びFX取扱事業者等に関する情報提供を行っておりますが、本サービスに掲載されている情報は、情報の真偽、FXの評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも、当社は一切の責任を負わないものとします。投資に関するすべての意思決定は、利用者個人の判断で行っていただきますようお願いいたします。 ※本サービスにおいて公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。 ※本ページには、各FX取扱事業者を始めとする他社・他の機関のサイトへのリンクが設置されておりますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。 ※本サービスのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、利用規約にご同意いただいたものとします。 ※手数料は全て「税込み」にて表示しております。 ※スワップポイントは1万通貨/1日あたりの値を掲載しています。 ※最新情報は各FX取扱事業者の公式サイトにてご確認ください。