スワップポイントの基礎知識と留意点
FXスワップポイントでどのくらい稼げるか
DMM FX のメリット・デメリット
DMM FXでスワップポイント利益を得るための最新情報をまとめました。
公式ページにはない他社との比較もわかりやすく図解しており、情報収集と整理に役立つ内容となっています。
スワップポイントを知らない方でも読みやすいように、専門用語を少なく説明したので、メリットとデメリットをよく理解して取引をスタートしましょう。
FXでの利益は大きく分けて2種類あります。
1つはペア通貨の強弱による為替損益で利益を得る方法。
もう1つは二国間の政策金利による「金利調整分」で利益を得る方法です。
日本円などの超低金利の通貨を売って、トルコリラなどの高金利の通貨 (主に新興国の通貨) を買い、 ポジションをオーバーナイト (ニューヨーク市場が閉まる時間で日をまたぐ) すると、各FX会社が定めた1日分のスワップポイントが付与されます。
注意しなければいけないのは 保有している国家間の政策金利が変更になった場合、付与されるスワップポイントも変更される点です。
とくに新興国の政策金利は、 政策の変更やトップの交代などの理由で大きく変動することがあります。
各FX会社ごとに付与するスワップポイントを一覧表にして公開しているので、日をまたいでポジションを持っている場合は必ず確認した方がいいでしょう。
またスワップポイントでの利益を得る場合は、「スワップポイントは変動する」「1日の利益は薄利」という点をふまえて、中長期的な視点での投資が必要です。
金利差がある通貨ペアのポジションを持っているだけで、毎日利益を得られると考えると非常に有利に聞こえますが、デメリットもあります。
ポジションを取る通貨ペアの組み合わせによっては、 スワップポイントを支払う場合もあるので注意が必要です。
もう1つは意識されにくいですが 「投資資金が寝てしまう」という点です。
スワップポイント狙いでポジション保有した資金が決済できず、為替の変動で利益チャンスがあっても売買できる資金が手元にない、というケースも考えられます。
機会損失も立派なコストなので、やはりスワップポイント狙いでは中長期視点での計画的な投資が必要でしょう。
スワップポイント狙いの通貨ペアとして人気の、「南アフリカランド」と「日本円」で比較しました。
下記のデータから DMM FXのスワップポイント付与率は平均的な水準といえるでしょう。
※ 比較条件:2020年6月5日時点、1万通貨保有
DMM FXでは全20種類を取り扱っていますが、比較的先進国の通貨ペアが多く、 発展途上国と呼ばれるスワップポイントが高い傾向のある通貨は取り扱いが少ないです。
メキシコペソは非常に高いスワップポイントが得られますが、DMM FXでは取り扱いがありません。
GMOクリック証券やYJFX!、ヒロセ通商をはじめとした多くのFX会社では取り扱いがあるので、 スワップポイント狙い通貨ペアは少なめといわざるを得ないでしょう。
以下の条件で南アフリカランド/円だとどのように運用できるか考えてみましょう。
運用シミュレーションは下記のようになります。
※ 2020年6月8日レートを基準にスワップポイントが変動しなかった場合。 (為替損益でのロスカット等も考慮しない)
下表では3社でスワップポイントを比較しました。
※ 2020年6月5日時点調べ (単位:円)
DMM FXは売買どちらにおいても、突出した大きなプラスもマイナスもなく 標準的なスワップポイントといえるでしょう。
FX会社や通貨ペアによって得られるスワップポイントの損益が違うので、 必ず各社が提供するスワップポイントカレンダーを確認しましょう。
1ロット取引ごとにポイントが貯まり、ブロンズ >> シルバー >> ゴールドとランクアップすると、付与されるポイントが更に増えます。
獲得したポイントは 1,000ポイント以上から現金化できますが、1年を過ぎると失効してしまうので注意してください。
取引回数に応じてランクアップするので、取引回数が多いトレードスタイルの方は非常にプラスになるシステムでしょう。
月200回の取引であれば一日あたり約10回の発注でクリアできるので、 短期取引する方であれば十分にクリアできる条件です。
1ポイント = 1円にオンラインで簡単に現金化できます。
取引量に応じてのサービスは各FX会社で行っていますが、Amazonギフト券、抽選サービスや食品など 直接現金化できないものも多いので、DMM FXのサービスは非常に魅力的だといえるでしょう。
ポイントを現金化し投資の原資へプラスすると、複利投資の大きな恩恵を得られます。
逆にポイントはボーナスだと考えて、現金化して自由に使うのもいいでしょう。
※ DMM FX 公式WEBページより (2020年6月5日時点)
スワップポイント付与率としては可もなく不可もなしですが、「保有しているポジションを決済することなく、スワップポイントだけ受け取る」ことが可能です。
ポイント付与率としては高くても、ポジション決済後にしか出金できないFX会社もあるので金額だけで判断するのはおすすめしません。
どの通貨ペアをメインにするのか、スキャルピング~スイングトレードなど時間軸をどうするのか複合的に考え、ご自身のトレードスタイルとFX会社の条件をよく確認して最善の口座を選択しましょう。
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