【完全網羅】FXのデイトレードや必要なことを全て詰め込み！

短いトレード時間で細かい利益を積み重ねていくトレード方法をスキャルピングといいます。

簡単なイメージをもたれる方もいるかもしれませんが、 スキャルピングは正確なトレンドラインの分析や、チャートをみえ続ける必要があるなど大変な点もあります。

しかし一度しっかりとした知識と経験を持てば、利益を出し続けることも難しくはありません。

この記事では

といったようにスキャルピングについて包括的にまとめました。

FXにおけるスキャルピングを含めた4つのトレードスタイル

スキャルピングとは超短期売買を意味します。こちらではスキャルピングを含めた4つのトレードスタイルをご紹介します。

スキャルピング

スキャルピングの取引時間は、 数秒から数分です。取引回数は 1日に100回未満。利幅は1度の取引で 1～10pips程度、時間軸は 1分足から5分足となっています。

デイトレード

デイトレードは名前のとおり、 1日に数回取引をするトレード方法です。取引時間は数分から数時間程度で、取引回数は1日2回前後となっています。さらに利幅は10～100pipsです。

時間軸は5分足から1時間足となります。

スイングトレード

スイングトレードはデイトレードよりも少し長めです。 取引時間は数日から数週間で、取引回数は数日から数週間に1回程度となっています。

利幅は100～500pipsで、時間軸は1時間足から日足です。

長期トレード

取引スタイルの中でも長丁場なのが、長期トレードとなります。 取引時間は数週間から1年以上となっており、取引回数は数週間から数年に1回程度です。

また利幅は500～1500pipsで、時間軸は週足から年足となります。

FXのスキャルピングの特徴

こちらではスキャルピングの特徴についてご紹介します。

利益を早く出せる

さまざまなトレードスタイルの中でも超短期売買といわれるスキャルピングですが、ほかのトレードスタイルよりも 利益を早く出せるのが特徴です。

1回における利幅は少ないですが、その分回数をこなしているため順当にいけば利益が積み上がりやすいといえます。逆に 取引回数が少ないと利益を出しにくいともいえるでしょう。

損失額を少なくできる

スキャルピングの場合は1回の取引における利益額が少ないのが特徴です。しかし裏をかえせば、その分1回における損失額も少なくてすみます。

たとえば少し冒険した取引を行ったときに、 市場が予測に反した動きをしたとしても、大した損失にはならないでしょう。ただしずるずると保有しているとどんどんマイナスになってしまうため、損切りも学ぶ必要があります。

上級者向け

スキャルピングは小さな取引をコツコツと積み重ねるため、 一見初心者がやりやすいトレードスタイルにみえるかもしれませんが、実際は違います。

スキャルピングは数秒から数分の短時間で売買判断と相場分析の2つをこなさなくてはなりません。相場分析をすぐにできない初心者にとっては、難しいトレードスタイルといえます。

さらに注文と決済が繰り返されるため、その分精神的な負担がかかりやすいのも特徴です。 スキャルピングはFX取引の経験を積んでから行いましょう。

FXスキャルピングは確実に稼げる

スキャルピングはある程度のスキルがある人であれば、確実に稼げるといわれています。とくに日をまたぐトレードは、時間と体力を消耗するため、スキャルピングは忙しい人におすすめです。

それならデイトレードでいいのでは？と思われがちですが、デイトレードの取引時間をより短くしたのがスキャルピングとなります。ただし 確実に稼ぐためには損切りルールの厳守が必要です。

チャートの分析力と決断力が必要

スキャルピングで利益を得るには、 チャートの分析力と決断力も大切となります。スキャルピングではこの2つのスキルが必要になるため、初心者には不向きといわれているのです。

スキャルピングは数秒から数分の短時間の取引となりますので、現在の市場の状況を把握・分析した結果、買いか売りかの決断を下します。 取引における瞬発力が必要です。

コツを掴むと勝率を必ず上げられる

スキャルピングはコツさえ掴めば、ある程度の勝率を維持できます。スキャルピングで利益を出すためのトレード手法はさまざまなものがありますので、自分にあったものを選びましょう。

スキャルピングを目的としてFX会社を選ぶ

こちらではスキャルピングを目的としたFX会社の選び方をご紹介します。 FX会社によっては、スキャルピングが禁止のところもありますので注意してください。

みんなのFX

スキャルピングを公認しているFX会社で有名なのは「みんなのFX」です。 みんなのFXは手数料が安く、約定率が高いと人気があります。

そのため手数料の安さは必須ですし、約定率もそれなりに高くないと利益に影響が出てしまいます。

GMOクリック証券

続いてスキャルピングにおすすめのFX会社として、GMOクリック証券もおすすめです。GMOクリック証券は、 FX取引高が国内で8年連続1位と、こちらも安定感のあるFX会社となっています。

こちらの会社もスキャルピングを公認していますので、安心してください。またすべての通貨ペアでのスキャルピングが可能です。

さらにニュース配信などの情報がしっかりしているため、情報に不安を感じている人にも向いています。 スピード注文も可能ですが、約定力がやや弱いのが欠点です。

FXプライムbyGMO

FXプライムもスキャルピングを公認しているFX会社の1つです。また「約定率100%」を誇っており、スキャルピングにはもってこいのFX会社でしょう。

FXプライムはプロトレーダーからの支持も高く、オンラインマーケット情報やセミナーなど毎日20種類以上の情報が配信されています。 情報力に不安がある人はこちらのFX会社もチェックしてみてください。

FXスキャルピングで勝つためのコツ

こちらではスキャルピングで勝つためのコツについてご紹介します。

適した通貨ペアで取引する

スキャルピングで利益を出すためには、まずスキャルピングに適した通貨ペアを選択しましょう。

たとえばですが、ドル円・ポンドドル・ユーロドルなどがおすすめです。

スキャルピングをするのに適した時間で行う

スキャルピングを行う場合、狙うべき時間帯があります。日本時間では 午後3時から翌日午前1時です。この時間帯は流動性が高いため、たくさんの取引が行われます。

スキャルピングで利益を積み上げる条件として、取引量が多い、取引量が多い時間に取引を行うことが重要です。

利幅を定める

スキャルピングで狙える利幅は、大きくはありません。一般的に狙える利幅は、 1～10pipsといわれています。これはかなり利幅としては小さいほうです。

しかしこの小さな利幅を確実に仕留めることによって、利益の積み上げとなります。 注意したいのはスプレッドが大きい場合、コストを差し引いて結果損失となる場合もある点です。

FXスキャルピングで損しない3つのコツ

こちらではスキャルピングで損をしない3つのコツをご紹介します。

取引量を固定する

スキャルピングで損をしないためには、 取引量を固定するようにしましょう。ある程度経験値が上げってくれば取引量を固定する必要はありませんが、 慣れないうちは取引量を固定するのがおすすめです。

スキャルピングは短時間でたくさんの取引を繰り返して利益を積み上げるトレード方法となります。そのためには安全な範囲で取引を行う必要があります。

通貨ペアを1つに絞る

スキャルピングで取引をする際の通貨ペアは、 1つに絞るといいでしょう。こちらもある程度慣れてきたら複数の通貨ペアでチャレンジしてもかまいません。ただ慣れないうちは1つに絞るのが無難です。

なぜならスキャルピングで重要なのは、チャートの分析力と決断力だからです。通貨ペアが増えるとその分、分析と決断が増えてしまいます。

損切りを徹底する

損切りの徹底はスキャルピングをするうえで、もっとも重要です。スキャルピングは小さな利益の積み上げですので、損切りの徹底をせずに利益は得られません。

有効な損切りルールとしておすすめなのは「2%ルール」です。 損失が資金の2%に到達したら、損切りをするといったシンプルなルールとなります。損切りの設定に迷っている人はためしてみてください。

FXスキャルピングのメリット

こちらではスキャルピングのメリットについてご紹介します。

損失幅を限定することでオーバーナイトの心理的ストレスが減少する

スキャルピングは損失幅の限定により、オーバーナイトの心理的ストレスが減少するといわれています。 オーバーナイトとは通貨を保有したまま1夜を超すという意味です。

寝て起きた際に市場の流れがどのように転ぶかわからないので、安心して眠れないという人もいます。

初心者トレーダーの中にはオーバーナイトによる大きな損失を出してから、夜も張り付くようにチャートをチェックしてしまう人もいるほどです。

スキャルピングは数秒から数分で取引が終了するため、こういった心理的な負担が少ないといえるでしょう。

またスキャルピングは慣れたらルールにのっとって、ただひたすらに取引を繰り返すため習慣になるとさらに心理的に楽になるといわれています。またこの慣れが、安定感となり高い勝率につながります。

いつでもトレードができる

スキャルピングのメリットはいつでもトレードできる点です。これは忙しい人や本業を別に持っている人でも、取引しやすくおすすめです。

忙しい人ならデイトレードでもいいですが、名前のとおり1日のうち何度かチャートを確認しなくてはならないため、FXに費やす時間にこだわるのならやはりスキャルピングがいいでしょう。

実はFXは70%がレンジ相場といわれています。レンジ相場とは 方向感がなくどちらともない状態が続くという意味です。この動きは大きな利幅を狙うには向いていません。

しかしスキャルピングの小さな利幅であれば、いつでも利益を狙いにいけるのです。そのため時間にとらわれずに、あいた時間でトレードできます。

ハイレバレッジ取引をすることで、少ない資金でも利益を狙える

スキャルピングは少額の資金でトレードをしたい人にも向いているトレードスタイルです。最低取引量はFX会社によって違いますが、少ないところだと最低で4000円程度からはじめられます。

さらにここからレバレッジを 最大値である25倍に設定すると、4000円の資金で10万円の取引が可能に。ちなみに日本のFX会社では最大レバレッジが25倍となっていますが、海外では800倍なども用意されています。

レバレッジを高く設定するのに不安を感じる人も多いでしょう。しかし損切りを徹底していれば、そこまで問題はありません。 先述した2%ルールなどを徹底しましょう。

ハイレバレッジとスキャルピングの超短期売買は相性がいいといわれています。少ない資金でもレバレッジを最大に設定して小さな利幅を確実に仕留めて、利益を積み上げていきましょう。

ポジションを保有する時間が短く、為替変動のリスクを減らせる

スキャルピングは超短期売買といわれるだけあり、ポジションの保有時間が短いのが特徴です。これは為替変動によるリスク軽減になります。

為替変動とは経済的な理由などにより、大きく市場が変動することです。 海外の経済指標の発表などある程度予測はできる場合もありますが、中には予測できない突発的な場合もあります。

中期から長期売買でオーバーナイトが必須のトレードスタイルだと、この為替変動による損失を受ける可能性があります。しかしスキャルピングではこういった心配がありません。

たまたま為替変動と取引時間が重なったとしても、徹底した損切りによって損失は最低限で抑えられるでしょう。

スキマ時間で稼げる

スキャルピングが忙しい人に向いていると先述したとおり、 スキマ時間で稼げる点もメリットといえます。これなら本業がある人でも、とっつきやすいでしょう。

数秒から数分の超短期売買がスキャルピングですので、慣れてくれば会社の昼休憩や通期時間などに ほんの数秒から数分で利益を出せるでしょう。

そのほかにも人と待ち合わせの待機中や、就寝前のあ時間などを有効活用できます。コツコツした積み重ねが大事ですので、いつどこでもできるスキャルピングの手軽さは魅力です。

社会や経済についての知識がなくてもできる

短期から長期トレードになると社会や経済知識がないと、トレードで利益を出すのは難しいといわれています。また利食いや損切りについても、スキャルピングよりも本格的に学ばなくてはなりません。

しかしスキャルピングであれば 利幅と損切りさえ徹底していれば、社会や経済の知識がなくても利益の積み上げが可能です。

損切ができれば、スキャルピングはリスクの低い手法となる

実際に大きな利益を出しているトレーダーの多くが、スキャルピングをメインにしたトレードスタイルです。スキャルピングの損失リスクは低いのに利益が出しやすい点として、心理戦があります。

一般的に短期相場になればなるほど、心理戦に長けた人ほど強いとされています。つまり必要以上の知識がなくても心理的に余裕を持てるのであれば、利益が出しやすいといえるでしょう。

ここで重要になるのが損切りです。一般的なのは2%ルールですが、自分の決めたルールがあればそちらでもかまいません。 たとえどんなに負けが続いていたとしても、決めたルールを守れる強いメンタルが必要です。

FXスキャルピングのデメリット

こちらではスキャルピングのデメリットについてご紹介します。

細かい作業であるため集中力と根性が必要

スキャルピングは1日のうちに数秒から数分の取引を何度も行うトレードスタイルです。そのため、細かい作業の連続になります。 集中力と根性がない人は、不向きな傾向にあります。

スキャルピングはある程度の知識と場慣れした経験があれば、それなりに利益を上げられるトレードスタイルです。しかし チャート分析と決断力が必要といわれているように、エントリータイミングが重要となります。

さらにスキャルピングというトレードスタイル自体が機械的な動きを繰り返すため、実際やってみたらつらいと感じる人が多いです。あまりにもつらいようなら、 トレード時間を1日3回に分けるなどの工夫をしてみましょう。

また体調が悪い日や心理的に疲弊している日などは、無理に取引をしないこと。これが大切です。

スプレッドコストがたまる

スキャルピングは超短期売買であり、数をこなして利益を上げます。そのためエントリー回数が増えるにつれて、スプレッドコストが蓄積してしまいます。

スキャルピングをトレードスタイルとして使う際は、スプレッドコストも考えて利益を上げますが、長期的に見えるとスプレッドコストはかなりかかっているのを忘れてはなりません。

具体的にドル円のスプレッドが0.3銭と0.5銭だった場合を比較してみましょう。 取引量は10万通貨で、1日10回の取引。これを1月に換算すると合計200回の取引とします。結果としては4万円のコスト差となるのです。

損切ルールを守らなかったときの損失が大きい

スキャルピングで利益を積み上げるためには、損切りルールを厳守する必要があります。どのような損切り設定にしてもそれを必ず守らなくてはなりません。

この損切りルールを守れなかった場合の損失はかなり大きくなる可能性があります。スキャルピングは少額投資でレバレッジを最大に設定することにより、少額投資で最大限の利益を出せるのが特徴です。

これは一見すると便利ですがレバレッジを最大に設定している分、 しっかりと損切りが行われなかった場合、損失ははかりしれません。スキャルピングと損切りはセットといっても過言ではないでしょう。

またスキャルピングに限らずどのトレードスタイルでも、 損切りルールの徹底は重要になります。

FX口座が凍結されてしまう可能性がある

FX会社によってはスキャルピングを禁止しているところもあります。そのため禁止行為としれらずにスキャルピングを繰り返すと、 FX口座が凍結される可能性を覚えておきましょう。

スキャルピングを禁止している理由として、大量の取引を何回も繰り返すとサーバーに負荷がかかり、約定率が下がる可能性があるからです。 スキャルピング禁止の場合は、明確に記されているはずですので、最初にチェックしましょう。

また超短期売買といっても、どのくらいの間隔での取引を超短期売買といっているかはFX会社によります。心配なら実際に窓口に問い合わせたり、インターネットでの口コミなどを参考にしたりするといいでしょう。

テクニックや経験がないと安定しない

スキャルピングのデメリットとして、テクニックや経験がないと利益が安定しない点です。スキャルピングで利益を上がるうえで重要なのが、チャート分析と決断力といわれています。

チャート分析と決断力は、場数をこなさないと身につかないものです。 勉強はもちろん、何度もトレードを繰り返して肌で覚えていくのが1番でしょう。

FX初心者でスキャルピングメインに取引を行いたい人は、デモ口座を活用するのがおすすめです。またスキャルピングだけだと知識が偏るため、 デイトレードなどその他のトレードスタイルも取りいれていくのがいいでしょう。

1番気をつけなくてはならないのが、心理的に不安定になることです。自分の性格や活動時間などを考慮して、最適なトレードルールを見つけましょう。

アルゴリズムトレーディングが躍進している

スキャルピングの最後のデメリットとして、アルゴリズムトレーディングが躍進している点です。アルゴリズムトレーディングとは、いわゆるシステムトレードをいいます。

プログラムを使って自動的にトレードをしてくれるため、人間が手動で行うトレードよりもはるかに効率的かつミスが少ないです。またスピードの点から見えても、優秀といえます。

ただしテクニカル分析が強いといわれているスキャルピングは、 まだまだ手動での取引が強い傾向にありますので、そこまで心配する必要はないでしょう。

FXでスキャルピングを行うときに注意する3つのポイント

こちらではスキャルピングを行うときに注意する3つのポイントについてご紹介します。

スプレッドが蓄積する

スキャルピングはたくさんの取引量を必要としますので、その分スプレッドが蓄積しているのを忘れてはなりません。 スプレッドは1回の取引ごとに徴収されます。

そのため取引量で勝負するスキャルピングは、スプレッドの蓄積量がほかのトレードスタイルよりも多いです。FX会社を選ぶときは、 可能な限りスプレッドの狭い会社を選ぶようにしましょう。

チャートを見え続ける必要がある

続けいて注意したいのは、 スキャルピングはチャートを見え続ける必要がある点です。スキャルピングは数秒から数分間の短い時間で取引を行います。

そのためよりいいチャンスをつかむためにも、チャートに張り付いていなくてはなりません。またスキャルピングは1回の利幅が少ないため、これを何度も繰り返す必要があります。

長い間チャートに張り付けない人は、1日のうちにトレードする時間を小分けにして、そこで集中するなどの工夫をしましょう。

スキャルピングが使えないFX会社もある

スキャルピングはトレードスタイルとして人気がありますが、 実はスキャルピングを禁止しているFX会社も多いです。そのためスキャルピングで利益を出すと決めている場合は、スキャルピングが可能かどうかチェックしましょう。

スキャルピングを禁止しているFX会社でも有名なのは、DMMFXなどです。スキャルピングが禁止されているにもかかわらず行った場合、 口座が凍結される可能性もあります。

FXスキャルピングで勝つトレード手法

こちらではスキャルピングで勝つトレード手法についてご紹介します。

得意な手法を極める

スキャルピングで勝つためには、まず得意な手法を極めましょう。 得意な手法を探すためにはまず、なんでも試してみるのが重要です。

チャート分析の手法にはいくつかありますが、

などがよく使われています。

得意不得意は人によりますが1つでも自分が得意とする手法を見つければ、 チャート分析の効率と売り買いの判断がはやくなるでしょう。

売買のタイミングは超短期売買といわれているスキャルピングにとって大きな武器です。ぜひ得意な手法を1つは見つけてみてください。

スキャルピングの資金は別にしておく

スキャルピング用の資金は、別に分けておくのがおすすめです。FXで利益を積み上げる人は、スキャルピングだけを行っているわけではありません。

短期から長期のほか多数の取引を行っています。その場合スキャルピング用の資金はしっかりと分ける方が、大きな損失を出さずに済むでしょう。

またスキャルピングで利益を積み上げる場合は、 資金が多ければ多いほどいいといわれています。そのためにもスキャルピング用とその他の投資用と分けて、なるべく損失を減らすこと。これが重要です。

公認されているFX会社を選択する

先述したようにスキャルピングを公認しているFX会社と禁止しているFX会社の2種類があります。 スキャルピングで利益を積み上げるなら、スキャルピング公認のFX会社を選びましょう。

もしスキャルピングを禁止しているFX会社でスキャルピングが発覚した場合、口座凍結になる可能性も多分にあります。心理的に安心感のある環境でのトレードは大切でしょう。

経済に関するニュース配信ツールを用意する

スキャルピングで勝つには経済に関するニュース配信ツールを準備するのがおすすめです。登録しているFX会社の配信情報でもかまいませんし、自ら信用できる情報元を探してもかまいません。

スキャルピングはチャート分析力が必須です。しかしいくらチャート分析を行っても、 経済指標などの発表により為替相場に強い影響を及ぼす場合があります。

そういった日にトレードするかしないかは、手元の配信情報などを見えながら決めていきましょう。

メンタルの安定を保つ

スキャルピングで勝つために大事なのはメンタルの強さです。一般的に売買時間が短期になればなるほど、メンタルが利益に大きな影響を及ぼすといわれています。

とくに重要なのは

です。

とくに負けが続けいてメンタルが不安定になると、勝ちたい一心で決めたルールを破ってしまう人がいます。これを繰り返すとスキャルピングで利益を上がるのは難しいです。

さらに追い詰められた状況から無理な勝負でも挑んでしまい勝になります。 機械的なトレードを徹底して行えるかがポイントといえるでしょう。

取引量の多い通貨ペアを選択する

スキャルピングで利益を積み上げるには、取引量の多い通貨ペアを選択するのがおすすめとなっています。メジャーな通貨で取引量が多いものといえば「米ドル」「日本円」「ユーロ」の3つです。

とくに米ドルは、もっとも取引されている通貨です。取引量が多いという点では、 たくさんの取引量をこなさなくてはならないスキャルピングとの相性は抜群といえます。

また米ドルは基本的に活発な値動きをしていますので、時間帯なども気にせずにトレードしやすい通貨です。また取引量が多い通貨がいいといわれるのには理由があります。

安定感があり一定の値幅で上下を繰り返すため、動きが読みやすい通貨です。最初は1つに絞ってトレードするのがおすすめですが、慣れたら複数の通貨ペアを扱ってもいいでしょう。

変動しやすい通貨ペアを選ぶ

スキャルピングで勝つには、値動きが変動しやすい通貨ペアを選ぶのもおすすめです。 変動が激しいため、その分損失となる可能性もあげります。

しかしいい波にのれれば、利益としてしっかり積み上げていけるでしょう。また値動きの激しい通貨ペアだからこそ、いい条件で何度も取引にチャレンジできます。

元々が変動の激しい通貨ペアであれば、あえて値動きの激しい時間帯を選ぶ必要もないため、 忙しいサラリーマンや主婦の小遣い稼ぎにもぴったりでしょう。

取引の時間帯を選択する

スキャルピングで勝つには取引時間を選択しましょう。実はスキャルピングに適している時間帯が存在します。 それは月曜日の朝や、NY市場がオープンするタイミング、ロンドン市場がオープンするタイミングです。

市場がオープンするタイミングにあわせ、活発な値動きが期待できます。スキャルピングは 小さな利幅を積み重ねて利益を得るスタイルです。そのため値動きが激しい方がスキャルピングには向いています。

ちなみに月曜日の朝に値動きが激しくなるのは、休み明けだからです。金曜日のうちに買い損ねたものや、売り損ねたものなどが一気に月曜日に動きます。

ロンドン市場がオープンするときに、欧州市場もオープンするため、一気に取引量が増加し通貨の流動性が高くなります。 またイギリスはFXの取引がもっとも盛んな国です。

続けいてNY市場がオープンする時間帯ですが、こちらはイギリスの次に取引量が多い国となっています。さらに1番流動性の高い時間帯を狙うのであれば、 NY市場とロンドン市場が同時にオープンしている時間帯がおすすめです。

一本足チャートを基本とする

スキャルピングで利益を勝つには、さまざまなチャート分析方法がありますが、その中でも1分足チャートを使うのがおすすめとなっています。

得意なチャート分析が見つからない人はまず、1分足チャートからはじめてみてください。

慣れてきたら15秒や30秒足など、 どんどん短めのチャートに切り替えていきましょう。ここで注意したいのは、数秒からの短い単位での動きだけを見えるのは危険という点です。

トレンド自体が上昇なのか下降なのか、これは秒足のチャートでは手に入れられない情報です。 数秒足、1分足、5分足など3つ程度に分けてのチェックでしょう。

時間足を変えてトレンドの方向性を確認する

時間速を変えてトレンドの方向性を確認するように、トレーニングするのもおすすめです。たとえばスキャルピングで使うメインチャートは1分足にしておきます。

次に15分足、30分足、1時間足、などの中長期での様子も見えられるようにしましょう。やり方としては、まず1時間足でトレンドの大まかな方向性を確認します。 場合によってはどっちつかずで迷っている場合もあります。

そういったときは、トレードしないという選択も大切です。続けいて30分足でブレイクポイントを確認しましょう。 ブレイクポイントは現在の流れからこれ以上値段が上がらないポイントを意味します。

ブレイクポイントを基準として上記のような判断が可能です。 トレンドの予測ができたところで、1分速に戻りエントリーポイントを探します。

エントリーポイントの探し方は人それぞれですが、ブレイクポイントを基準にしたエントリー―方法もあります。たとえばブレイクポイントを超えて「 反発したら買い、下回ったら売り」といった具合です。

もうひとつわかりやすいのが現在の流れから、これ以上は下がらないといったサポートラインで判断する場合です。サポートラインを下回り「 反発したら買い、下回ったら売り」といったように判断します。

MT4がスキャルピングに適している

MT4がスキャルピングに適しているため、積極的に活用するといいでしょう。 MT4はメタトレーダーの略で、チャートソフトの1つです。

MT4の優れている点は、チャートを1つに絞って表示したり、複数に分割して表示したりとユーザーが使いやすいようにカスタマイズできる点でしょう。

ほぼすべてのテクニカル分析の使用も可能です。さらに自作したテクニカルツールも使用できます。初心者はもちろん、上級者でも使いやすい仕様です。

一定の値幅で動くトレンドを狙う

一定の値幅で動くわかりやすいトレンドを狙うのも、利益を積み上げるのに向いています。とくにスキャルピング初心者は、 わかりやすいトレンドを意識すると迷いが減るでしょう。

不安定なトレンドよりも下降か上昇か片方に一定の幅で動くトレンドの方がわかりやすく、狙った利益が出しやすいのでおすすめです。

わかりやすいトレンドの見極め方として

の3パターンがあります。トレンドの幅をチェックするために、1、2回上下してからエントリーするのがいいでしょう。

さらにサポートラインやレジスタンスラインで、折り返しをしっかり確認するのも大切です。

順張りスキャルを極める

続けいての勝つためノコツは、順張りスキャルを極めることです。

順張りトレードとは、 トレンドの波に沿ってサポートラインとレジスタンスラインの局面にて売買する方法です。たとえば取引する時点で上昇トレンドなら、そのまま買いを選びます。

逆に取引時点で下降トレンドであれば、売りを選びます。順張りトレードというだけあり、 基本は流れに沿って購入していくスタイルです。

レンジ相場でブレイクするのを待つ

スキャルピングで勝つコツとしてレンジ相場でブレイクするまで待つという方法もあります。 これは横ばいトレンドが継続しているときに、有効ですので覚えておくといいでしょう。

横ばいトレンドはどのタイミングで買ったらいいのか、売ったらいいのか迷い勝です。しかしレンジ相場は実は案外長く続けきません。そのため 横ばいトレンドを見つけたら、ブレイク前のチャンスだと思ってください。

ブレイク後は新しいトレンドを形成します。横ばいトレンドを見つけたら、一旦ブレイクするまで待ちましょう。新しいトレンドが上昇トレンドか下降トレンドかによって、売りか買いかを決めてください。

10pips前後を狙う

スキャルピングは利幅として 10pips前後を狙うのがおすすめです。スキャルピングは小さな利幅を積み重ねて利益をうえがて行くトレードスタイルとなっています。

そのため1度の取引でたくさんの利益を得ようとするのではなく、 小さな利幅でひたすら何度もトレードを繰り返していくのがコツです。

超短期売買といわれているスキャルピングは、無理をして少しでも大きい利幅を狙うのではなく、小さな利幅を確実に狙うことで利益につながります。そこで一般的といわれているのが10pipsです。

小さすぎると感じる人もいるかもしれませんが、まずはコツコツとトレードするところからはじめましょう。 慣れてきたらロットを大きくすると、さらに利益が増します。

読めない相場に無理にエントリーしない

相場の動きが読みづらいときは、無理にエントリーするのをやめましょう。スキャルピングは取引量をこなしてこそですが、焦って不利な状況やあとから分析できないような状態で取引するのは危険です。

スキャルピングで稼ぐコツとして、動きが読みやすい相場のときに集中して取引を繰り返すと効率よく稼げます。またスキャルピング初心者は、なるべくなら値動きが激しい相場は控えるべきです。

値動きが激しい相場はスキャルピング慣れしていれば、稼ぎやすい相場といえます。しかしスキャルピング初心者は、相場が読みやすい「わかりやすいトレンド」に絞ってトレードした方が勝率が上がるといわれています。

決めたルールを守る

続けいてスキャルピングで勝つコツとして重要なのは、決めたルールに必ず従うことです。 スキャルピングは心理戦でもあります。

決めたルールを守るというのは一見簡単そうに見えますが、実は意外と難しいです。たとえば負けが続けいた場合、負けを取り返したい心理から「 損切り額を無視」したり「 不安定な相場」でもトレードをしてしまいます。

スキャルピングは瞬発力と判断力が必要なトレードスタイルのため、 そのためにも決めたルールを守れるかが利益につながります。ルールが少しでも守れない場合、スキャルピングで利益を出すのは難しいでしょう。

値幅とロット数のバランスを取る

スキャルピングは、値幅とロット数のバランスを取るとより効率のいい稼ぎ方ができます。 初心者のうちは小さなロット数からはじめましょう。

次第にトレードに慣れて利益を積み上げができるようになったら、今度はロット数を増やしてチャレンジします。スキャルピングは 10pips前後の利幅がいいとされています。

10pipsは少ないと感じるかもしれませんが、ロット数を増やすと同じ10pipsでも利益を大幅に増やせるため慣れたら検討してみてください。ただし気をつけたいのが、損失リスクです。

ロット数を増やすと利幅も上がりますが、同時に損失のリスクも大きくなります。 そのためにも値幅とロット数のバランスを考える必要があるでしょう。

逆張りスキャルピングを試す

スキャルピングをする際に、まずは順張りスキャルピングも覚えるのがおすすめです。しかし順張りスキャルピングで、 ある程度利益を出せるようになってきたら、逆張りスキャルピングにもチャレンジしてみましょう。

逆張りスキャルピングとは、トレンドが反転するタイミングを狙ってポジションを取ることをいいます。たとえば、 下降トレンドでは買い注文、上昇トレンドでは売り注文といった具合です。

順張りとの違いですが、順張りはトレンドの流れのまま売買する方法です。たとえば上昇トレンドであれば買い注文を出し、下降トレンドだったら売り注文を出します。

トレンドが反転するのを予測するため、トレンドが反転しなかった場合は損失となりますので注意してください。

売買サインのだましを避ける

さまざまな売買方法でトレードを行うと、ブレイクしたあとの流れが予想通りにいかない場合が出てくるはずです。予測した相場の流れと逆にいく状態を「だまし」といいます。

スキャルピングでも通常のトレードでもこの「だまし」によって損失を出す人は多いです。 だましの典型例として、レンジ相場でブレイクする局面があげられます。

たとえば横ばいが続く場合、多くのトレーダーがブレイクを待っている状態です。一般的に、 サポートラインを下回ると下降トレンド、レジスタンスラインを超えると上昇トレンドになります。

しかし「だまし」にあう場合は、サポートラインを下回ったのに上昇トレンドに戻ってしまった。レジスタンスラインを超えたのに下降トレンドに戻ってしまったなどです。

「だまし」が起きる原因として、 ブレイクを狙って大型投資機関が逆張りのために、大量な資金投入を行うからといわれています。

主要市場の動きを確認する

スキャルピングで勝つコツとして、主要市場の動きを確認しましょう。スキャルピングで利益を出すためには、チャート分析能力が必須といえます。

より確実な相場予想のために、為替市場以外の相場動向も調べる必要があります。自分がメインでトレードしている通貨ペアの動きだけではなく、ダウ平均や日経平均、DAXなどの動きも参考に今後の流れを予測するのがおすすめです。

為替市場に影響を与える主要市場として、以下があげられます。

相場動向の見方としては、たとえばメインの通貨ペアが「ドル円」だったとしましょう。このときドル円と販売の動きを見せる可能性が高いのが「金」です。つまりドルが売りに転じている状況となります。

ドルは世界でもっとも取引されている通貨の1つですので、 そのドルが売りに転じている状況は世界経済への不安が高まっていると捉えられます。

こういった分析からドルが下降傾向にあると予測され、この予測をドル円の通貨ペアでのスキャルピングに活かすのがおすすめです。

テクニカル分析で行う

相場の動きをしっかりとチェックするのも大切ですが、それだけでは正確な分析にはなりません。 そこでテクニカル分析と組み合わせると、より正確な分析につながります。

テクニカル分析はさまざまな種類がありますが、スキャルピングでおすすめなのはインジケーターを利用した分析です。インジケーターは チャートに付随する機能の1つと覚えておきましょう。

テクニカル分析と一緒でさまざまなインジケーターがあります。そのなかでも覚えておくと便利なおすすめは、

の3種類です。

移動平均線は多くのトレーダーが活用しているインジケーターで、

の3つにわかれます。おすすめの設定は短期なら5日、中期なら8日、長期なら13日での設定です。

RSIは買われ過ぎや売られ過ぎを判断するときに役立つインジケーターとなります。安値の反発地点、高値の折り返し地点を見つける際に役立つためおすすめです。

またRSIは一般的には移動平均線と一緒に活用されています。 RSIの数値が30を下回ったら「売られ過ぎ」、「70を超えると買われ過ぎ」と判断しましょう。

最後のポリジャーバンドはスキャルピングではもっとも使われる手法となります。ポリジャーバンドは5本の線を使って相場の値幅予想をあらわしていますので覚えておきましょう。

5本の線がありますが、基本的には1番上と1番下の線の間で相場が動くといわれています。 1番真ん中2本の線から遠ざかるほど、的中率が低下する可能性ありです。

複数のモニターを用意する

スキャルピングは1つのモニターではなく、複数のモニターを用意してトレードするのがおすすめです。ただしモニターの用意は予算の関係もあるため、すべてのトレーダーができるものではありません。

最初はスマホとPCと2画面を用意するといいでしょう。ちなみにモニターは安くて小さいものであれば6,000円程度から購入可能です。デスクトップPCを使っている人であれば、3枚程度までモニターの増設ができます。

たとえノートPCだったとしても、モニター1枚くらいならギリギリ増設できるでしょう。機種にもよりますので、 購入の際はあらかじめモニターの増設に対応しているかチェックしてみてください。

FXのスキャルピングに関するQ&A

こちらではスキャルピングに関するQ&Aをご紹介します。

スキャルピングを禁止している会社はどこですか

スキャルピングをトレーダーが繰り返すとでサーバーに負荷がかかるため、禁止しているFX会社が多いです。

しかし「 短期間売買の禁止」がどの程度の期間を指しているのかは曖昧です。どうしても気になるFX会社があるのであれば徹底的に問い合わせてみるのもいいでしょう。

スキャルピングを禁止している会社としては「DMMFX」「SBI FXトレード」が有名です。

禁止事項の繰り返すと、口座凍結になる場合もありますので、スキャルピングを行いたい場合は公認している会社で行いましょう。

スキャルピングができる会社はどこですか

スキャルピングを公認している会社として有名なのは「ヒロセ通商」、「FXプライム」、「MATRIX TRADER」でしょう。

実はスキャルピングを公認していない取引会社でも、実際はスキャルピングができるところもあります。しかしスキャルピングを禁止している取引会社ですと、 口座凍結になる場合もありますので注意してください。

スキャルピングをはじめるコツはありますか

スキャルピングをはじめるコツとして「上昇トレンド」、「下降トレンド」、「もみ合い状態」の3パターンがあると覚えておきましょう。

スキャルピングで利益を積み上げるには、 コツコツとルールを順守しながら取引する必要があります。そこで以下のようなルールを決め、そのルールにあうタイミングがきたら買いか売りを決断します。

こういったルールを自分のなかに設けておくと、いざという時に迷いが1つ減るでしょう。スキャルピングに重要なのは、チャート分析力と決断力です。

決断力がないという人やメンタルが弱い人も、ルールを設けてそれに従うというだけで少しやりやすくなるでしょう。

スキャルピングをする際に良い業者はありますか

スキャルピングにおすすめの業者として「GMOクリック証券」「みんなのFX」「ヒロセ通商」「YJFX!」「FXプライム」があります。

このなかでもとくにおすすめなのは「GMOクリック証券」です。 新規口座開設で最大3万円のキャッシュバックなどもいっており、スキャルパー向けのサービスも充実しています。

FXスキャルピングに関するまとめ

スキャルピングは超短期売買といわれ、たくさんの取引量をこなして利益を上がるトレードスタイルです。スキャルピングのほかにもデイトレードやスイングトレード、長期トレードなどのトレードスタイルがあります。

スキャルピングをはじめるのであれば、ある程度のチャート分析力が必要です。また1日にたくさんの取引量をこなさなくてはならないため、その分スワップポイントが蓄積する点も忘れないでください。

またスキャルピングを禁止しているFX会社もありますので、スキャルピングをトレードスタイルに選ぶのであれば可能か不可能かをチェックするようにしましょう。

メンタルの強さとチャート分析力があれば、ある程度は利益を積み上げられるトレードスタイルだといわれています。