FXで記録をつける事の重要性
どんな内容や項目を記録するべきか
取引の記録分析ができるFX会社
FXでは自身のエントリーポイントを見直す人と見直さない人では、トレードの上達速度や勝率に大きな差が生じます。
取引記録をつける事はFXで勝ち続ける上で非常に重要です。
実際にどんな事を記録すればいいのかや、分析がしやすいFX会社などを詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
トレードしたポイントを記録する事は、今後FXで勝ち続けるために大きな財産となります。FXの取引では目先の1勝よりも将来勝ち続ける事が重要となるのです。
トレード記録をつける事で、危険な相場への理解や勝率の高いポイントが分かるようになるので必ず行いましょう。
またトレードの記録をつけている人とつけていない人では、トレードの上手さに大きな差が生じる事があります。
チャートパターンや時間帯、通貨別の勝率を自身で把握する事で、 瞬時の判断ができるようになるのです。
取引して勝ったからよかった、負けて悔しいと一喜一憂するのでなく、今後の取引に活かすためにトレードノートをつける事が重要となります。
FXで取引記録や相場記録をつけると、 エントリーしたポイントの改善点を見つけられるようになります。ポジションを持ったタイミングや、時間帯、ローソク足の大きさなどから様々な改善点が見えてくるでしょう。
プロトレーダーの多くは 「負けたポイントには必ず理由がある」という様に考えている人が多いです。そのためプロのトレーダーは エントリーしたポイントの改善点をしっかり認識する傾向にあります。
負けたポイントを残すことで、同じミスをしないように反省して次に活かせます。
取引記録をつけると相場を見通せるようになります。特にFX初心者の方はチャートを見て相場の状況や、値動きの激しさなどを把握するのが難しいです。
相場は毎日違う形をしてきますが、似たようなチャートパターンになる事は良くあります。
過去相場でのチャートを思い出してトレンドの前兆や転換点などを把握できるようになるのです。瞬時の判断が大事なFXでは、 チャートパターンを記録して視覚的に覚える事が特に重要となってきます。
最初のうちはなかなか勝ちが少なかったり、負けこんでしまったりするのは仕方ありません。
記録を残すことで自分が積み上げてきた取引が分かり、自信に繋がるという事を覚えておきましょう。
勝てない時期が続くとチャートを自分の都合のいい視点で見てしまい、根拠の薄い相場でエントリーしてしまう事があります。
取引記録をつけておくと自身の手法に向いた時間帯や、曜日などが分かって来るようになるのです。
最初は勝てていなかったけれど、後々勝てるようになれば大きな自信へと繋がります。
FX取引で記録しておきたい項目は、
日付時間帯
チャート画像
取引数量
エントリーの根拠や反省
それ以外にも「通貨ペアの相関関係」や「その日の経済指標」などを加えてもいいです。
項目が多すぎると記録するのに時間がかかってしまいますが、最初のうちはしっかり時間をかけて行うのが重要です。
悪い相場状況や根拠のないポイントでエントリーしたのなら、 反省点を記録して次に同じミスをしないように心がけましょう。
記録する方法としてノートで取るという方法があります。 記録する項目を全て手書きで書き出していく方法です。
デメリットとしては文章だけになってしまうので、チャートの画像を見る事ができません。ただの勝敗記録になってしまう可能性もあります。
Excelなどのデジタルな方法を使うと、チャート画像などが貼れるのでおすすめです。
勝敗記録や日付などを表にして見やすくする事で、エントリーの記録を振り返りやすくなります。
またGyazoというWebアプリを使えば、スクリーンショットをした画像にすぐ文字や図形を挿入できるので、取引記録をつける際に便利です。
数字や活字だけの記録ではチャートを視覚的に覚える事ができません。
そのためチャート画像の記録は必ず行うようにしましょう。チャートの記録画像は以下の項目で残しておく事が重要となります。
「異なる時間足」 「関連通貨の動き」 「エントリーポイントと利確損切りポイント」のような項目を抑えておく事でスムーズな振り返りができます。
特にスイングやデイトレードの場合は長い時間足で相場を見る機会が多くなりますが、 複数の時間足で相場を見る事でだましの回避に繋がります。
また関連通貨の動きを見ると、ドル円であればドルの勢いで動いているのか、円の動きで動いているのかといった、相場を動かしている通貨を見極められるようになるでしょう。
取引に勝った際の記録もとても重要ですが、 もっとも重要なのが負けた時のトレード記録になります。
手法によっても様々ですが相場には「だまし」というものがあります。 だましとは予想と反対に相場が動くことで、そのだましを見極めるか見極められないかで勝率が大きく変わってくるのです。
失敗した取引を記録、分析して、「なぜ負けてしまったのか」をしっかり把握できるようにしましょう。
それを続ける事で後々に勝てるようになり、 余計な負けを減らす事に繋がります。トレードをする上での大きな資産となるので、負けた時こそ徹底して記録をつけるようにしましょう。
前述したようにFXの相場記録には様々な項目を記録しておく事が重要になります。
紹介した項目以外にも自身で重要だと感じる事があれば必ず記録するようにしましょう。特に 相場を徹底的に言語化する事がおすすめです。
例えば上のようなチャートを文字にすると以下のような文章になります。
ボックスレンジを抜ける際に、一度意識されていたラインで反発をしているが次のローソク足でブレイクして、そのまま下降トレンドを形成している。
下降トレンドが終わると安値圏で再度レンジを作った。
これにインジゲーターや移動平均線などの自身の手法についても付け加えてあげれば、より有効な振り返りができます。
項目がただ増えればいいわけではありませんが、 相場状況によっては懸念点などを多く書き出す事で、今後の取引に活かしやすくなります。
ニュースサイトなどの情報発信を行っている媒体からマーケットの情報を受け取る事で、相場分析に役立てられます。
為替相場は世界での大きな事件や、各国主要人物の発言、大きな自然災害などがあると大きく動きやすいです。
事前にチェックしておいて、エントリーしたタイミングやその日にどんなニュースがあったのかをしっかり記録しておきましょう。
また経済指標カレンダー等もチェックする事で、 その日に相場を動かす可能性の高い、要人発言や各国の政策発表の時間がチェックできます。
相場記録を振り返った際に、言語化された自分の相場観を見る事は非常に重要です。
FXを始めたてで有効な相場分析ができない時期は、なかなか文字にして相場を表現するのは難しいかもしれませんが、場数を踏む事で表現できるようになります。
トレードに強い人は トレードへの豊富な知識があるというよりも、相場観や1つの手法を徹底的に極めている人が多いのです。
トレードの記録、分析をする際に役立つツールやアプリを提供しているFX会社を紹介します。
FX会社の中には取引履歴をグラフなどで視覚的に表示してくれる機能や、勝率やドローダウンなどの詳細な情報を提供してくれる会社が多くあります。
自身のトレードを振り返る時際に、客観的に見直せる便利なツールばかりです。
DMM FXではマイページから「取引通信簿」というツールが利用できます。取引通信簿では トレードでの銘柄別の損益や年間の損益が見られるようになっています。
自身のトレード損益が視覚的に把握しやすくなっており、プリントスクリーンなどで画像が保存できるので記録する際に便利です。
また取引通信簿とは別で、売買比率や取引履歴の確認などが行える「お客様情報紹介」というツールもあります。
マネーパートナーズには「トレポ」という独自の分析ツールが提供されています。
トレポは自身の取引結果に応じたレポートを自動で作成してくれるものです。詳細な情報を数値にして教えてくれたり、取引スタイルまで分析してくれたりする優秀なものとなります。
FXではメンタルが崩れると、手法やエントリーの乱れが起きやすいです。トレポでは第三者が客観的に分析してくれるので、自身の取引の問題を気づかせてくれる事があります。
セントラル短資FXでは取引履歴に基づいた様々な情報を確認できるツールが魅力的です。
決済時に生じた損益の状況を一目で分かるように「損益曲線」というグラフで表示してくれます。
表示期間の指定ができ、 日別表示では最大8週間、月別表示では最大3年の履歴を確認可能です。
取引回数や利益・損失回数、勝率(%)、プロフィットファクター、平均保有時間、最大ドローダウンといった詳細な情報を数値で表示してくれる「統計サマリ」という機能もあります。
アイネット証券のFXサービスであるi-NET TRADERには「取引分析」という機能が備わっています。
期間と通貨ペアを指定して、「口座状況グラフ」という決済損益と売買損益や、スワップ損益の閲覧ができる機能と、「取引比率グラフ」というエントリー売買区分や利食い・損切りなどの比率をチェックできる機能があります。
画面が大変見やすく使いやすいので、FX初心者の方にも安心して使いこなせるでしょう。
FXでは自身のお金がかかっているため、取引の度に落ち込んだり、喜んだりしてしまいがちです。
しかし勝率が高いプロトレーダーの人たちは、過去のトレードを記録することで期待値を追って淡々と取引ができるようになっています。
トレードが上手になるためには相場分析も大事ですがエントリーポイントや、資金管理などの自分自身も分析する事も重要です。
相場の振り返るクセをつけて、勝ち続けられるトレーダーを目指しましょう。
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