スキャルピングの勝ち方を知りたい
初心者はスキャルピングに勝てない?
スキャルピングで勝つための重要なポイント
本記事ではFX初心者でも勝つための、 スキャルピングの勝ち方を紹介します。
これを知らずにスキャルピングで勝てる人はいない、というくらい基本的なことばかりですが、 読んで実践していただければ納得いただけると思います。
スキャルピングはもともと「薄く頭皮を剥ぐ」という意味で、数秒〜数分という短い時間で売り・買いを行い、 1〜10pips程度の利幅で 小さい利益を積み上げるトレード手法です。
直近の動きを予測して取引を行い結果がすぐに出るため、初心者にも分かりやすく入りやすいイメージがあります。
取引の仕組みは簡単ですが、 きちんと勝つ方法を知っておかないと大損をしてしまうこともあります。
スキャルピングは他のトレードに比べ、 手数料 (スプレッド) がかかります。
手数料は取引ごとにかかるので、 取引回数が多くなるスキャルピングは当然大きなコストを払うこととなります。
スキャルピングは、 時間をシビアに意識することが重要となります。
スキャルピングに適さない時間帯に取引をすると、経済指標の発表を見逃して損失を大きくしてしまったりすることがあるからです。
スキャルピングは、 高度な分析力と素早い判断力が求められます。
超短期取引のため、常に画面から目を離さず瞬時に決断をしなければなりません。
さらにそれを1日に数十回と繰り返すため、 身体的・精神的な負担も大きくなります。
スキャルピングを行うにあたっては、 PC環境を整えましょう。
秒単位の取引では性能が勝負を左右することが多く、 PCは高性能であるほど有利になります。
高性能PC、マルチディスプレイ、ネットワークは、超高速回線に有線接続での安定した接続環境が必須です。
スキャルピングで重要となるのは、 テクニカル分析です。
分析のため詳細なチャートを見るには、MT5というプラットフォームがおすすめしです。
まず、 MT5をPCにインストールしましょう。
スキャルピングは超短期取引のため、1分足チャートを見て売買を繰り返します。
1分後にどうなっているかを想定して取引をしますが、1分足チャートだけを見て判断していればよいわけではなく、 相場全体の流れを掴むことが重要です。
初心者は、 1〜10pipsで利益確定するのがおすすめです。
まずは少額で利確し安全に取引を重ねることによって、だんだんとコツが掴めてきます。
スプレッドの狭い口座を選び、1回のトレードで1〜10pipsの含み益をとっていけば、 1日100pips程度を稼ぐことは難しくないでしょう。
スキャルピングに必要な分析手法は、ファンダメンタルズ分析ではなく、テクニカル分析です。
FXはギャンブルではなく、 根拠を持った取引によって勝率をあげるものです。
そのためテクニカル分析ができなければ、稼ぐことは難しいでしょう。
本記事では詳細の説明は控えますが、シンプルで分かりやすい3つの指標をあげておきます。
移動平均線
MACD
ボリンジャーバンド
時間をとってじっくり調べてみてください。
どの時間帯にどの通貨ペアが変動しやすいかを把握し、最適な取引をしましょう。
日本時間9時に東京、15時から欧州、17時からロンドン、21時ニューヨークと市場がオープンしていきます。
ロンドン市場がオープンすると、ポンドやユーロなど欧州系の通貨の動きが活発となります。
そして最も取引が活発になるのは、ロンドンとニューヨークがオープンしている夕方から深夜にかけての時間帯です。
利益を出すには「 損切り」を素早く行うことが重要です。
素早い損切りは為替変動による損失を抑えられるため、 リスクを最小限にする最良の方法です。
損切りを徹底するためには、OCO(オーシーオー)注文を使い、感情に流されず自動で損切りとなるようにしましょう。
指値注文 (指定した価格で発注する) と逆指値注文 (指定した価格で強制決済する) を同時に行う注文
勝つ上で欠かせないのが情報収集、すなわち「他のトレーダーの動きを知る」ことです。
どのように他のトレーダーの動きを知るか、他のトレーダーがどの価格でどれぐらいの注文については以下のツールを使うことで知ることができます。
「外為どっとコム」の板情報機能
「外為どっとコム」のポジション比率情報
上記のようなツールを用いることで、通貨ペアの売りと買いのポジション比率を瞬時に確認できます。
初心者や勝ち方を知らない人は、ポジポジ病に陥りがちです。
「チャンスを逃したくない」という焦りから、常にポジションを持たずにいられない病気のこと
利益が出ないと不安になるのは仕方のないことですが、 むやみな取引はさらなる損失の拡大につながってしまいます。
ポジポジ病にならないいために、どのタイミングで売買すべきかなどの、自分流のルールを決めるのが大切です。
ルール通りにやって勝てば自信が持てますし、勝てなかったらどこがいけなかったのかを反省し、ルールを微修正できます。
エントリーする前にルールを思い浮かべることによって、 無駄な取引は控えるようにしましょう。
スキャルピングは1分足チャートが重要です。
しかし、1分足だけを見ていればいいというわけではなく、 トレンドを正しく読み取ることも重要です。
マルチタイムフレーム分析 (MTF)を使い、相場全体を複数の時間軸で比較することで、 短期・長期2つの視点で相場の動きを予想可能となります。
トレンドを把握できれば勝率も高くなるでしょう。
取引に慣れてくると、取引量を増やしてしまいがちになる人がいます。
しかし欲張って増やした結果、 損失を大きくしたり、さらに取引を増やしてしまったりと悪いループ陥ってしまいます。
初心者のうちは、 できるだけ取引数を固定し、コツコツ取り組む方が安全です。
資金に余裕ができたら、少しずつあげていけばよいでしょう。
取引回数が多いと それだけスプレッド (コスト) がかかります。
1回の取引で0.3pips、毎日50回の取引を1ヶ月間続けた場合
0.3pips × 50回 × 30日 = 450pips
必要コストとはいえ言い換えると、 450pipsもの損失を無条件に垂れ流しています。
最もスプレッドの狭い業者を選択し、コストを抑えましょう。
スキャルピングは勝った負けたを短時間で繰り返すため、 ギャンブル感覚に陥ってしまいがちです。
しかし、スキャルピングはギャンブルではありません。
根拠なく勝ち続けることはできないため、 感情に流されず、分析を元に根拠のある取引をする必要があります。
スキャルピングは単発の利幅が小さいため、思い切ってレバレッジを高く設定してしまう人がいます。
レバレッジを高くするほど、 レート変動によるリスクが高くなり、それまでの利益どころか、手元資金まで吹っ飛ばしてしまう可能性すらあります。
レバレッジは1~3倍までに抑えましょう。
利益と損失の額を見極められなければ、結果的に損失の方が大きくなってしまいます。
取引の繰り返しにおいて、 損失は最小限に抑え、利益は最大限に伸ばす、ことが最重要となります。
そのために、損切りの徹底が最も大切で有効な手段です。
スキャルピングの勝ち方は、 損切りの徹底・取引時間帯と通貨トレンドの把握を意識することが重要です。
「稼ごう」「利益を大きくしよう」という気持ちは抑え、無駄をなくし、 損失を最小限に抑えることによって資金を効率的に回せるようになります。
スキャルピングにおいて勝つ方法 = 負けを小さくすると言っても過言ではありません。
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