SBI FXトレード用スマホアプリの特徴と機能
新旧2種類あるアプリの機能紹介
新旧アプリの選択基準
本記事はスマホアプリでSBI FXトレードを行う方を対象に、アプリの概要・特徴・各種機能についてスクリーンショットを交えてわかりやすくまとめています。
現在新旧2種類のアプリが存在しどちらもメリット・デメリットを持っているので、 「何を基準に選んで使用するといいか」 がわかるように書かれています。
インストールして使い始める前に一読すると、各アプリの初期設定や取引開始もスムーズに行えるでしょう。
2019年10月にデザインをリニューアルし機能も追加された「SBI FXTRADE ー 2020」がリリースされました。
しかし旧アプリの「SBI FXTRADE」も2020年3月に最終アップデートが行われており (2020年6月6日時点) 、 現状2つのアプリが公式サービスとして稼働しています。
「SBI FXTRADE ー 2020」 「SBI FXTRADE」 ともに得意不得意があるので、本記事のリサーチ結果を参考にインストールするアプリをご検討ください。
アプリを検索すると新旧アプリが表示されます。
AndroidとiOSの両バージョンが用意されていますが、 iPadをはじめとしたタブレットは推奨環境対象外となっています。
画面分割表示やワンクリック発注 (2WAY注文) 、アプリからの入出金など 主要な機能は揃っており、デイトレードから中長期のトレードまでに対応したアプリです。
テクニカル指標数は計9つと決して多くありませんが、 スマホアプリとして大事な「外で気軽に取引ができる」という要素はきっちりと満たしています。
チャートを見ながらワンタップで新規注文・決済注文が可能です。
また決済指値と・逆指値も同時に発注が可能な2WAY注文という機能もあり、外出先のスマホで簡単にFX取引が可能です。
デザインも数字などがくっきりと見やすく設計されており、 スマホ画面でもストレスがなくトレードできるでしょう。
トレンド系のテクニカルを表示する方法を説明します。
自動的にチャート画面に戻り、チェックしたテクニカルが表示されます。
オシレーター系のテクニカルを表示する方法です。
1〜2はトレンド系と同様の操作を行ってください。
3. トレンドの横にある、オシレーターをクリックします。
4. テクニカルが切り替わるので、縦のレイアウトと横のレイアウトどちらで表示させるかを選択します。
(縦・横を同時選択することが可能です。)
5. 設定をクリックします。
オシレーター系はスマホレイアウトによって表示が変わります。
また複数のテクカニルを表示することも可能です。
2WAY注文という機能が非常に便利です。
画面上部にチャートを表示しながら1クリックで注文から決済まですべてが完了するので、 アプリをインストールしておけば外出先のちょっとした空き時間などが取引チャンスになるでしょう。
さらに詳細設定をクリックするとデフォルト値を設定できるので、ご自身のトレードスタイルに合わせておくと1クリックでOCOまで完了できます。
マニュアルを読まなくても直感的に使えるように設計されているので、初めて使う場合でも安心です。
ニュースと経済指標をタブの切り替えでスムーズにチェックでき、さらに画面上部の売買ボタンからすぐに注文できます。
指標やイベントは前・予・結とシンプルに数字が確認できる上に、検索ボタンでキーワードから指標・イベントの結果を確認できるので、 スピーディーに情報を取得し取引へ活かせます。
その他にもinfo画面からは「スワップ証拠金等」 「AI為替予想」 や 「ロスカットシミュレーション」 などの情報も見られるので、FXトレードをするに十分な情報がアプリから得られるでしょう。
「SBI FXTRADE - 2020」 の最大の特徴はやはり一新されたデザインでしょう。
フラットデザインを採用し 数字や文字情報が格段に見やすくなっている上、2WAY注文やニュース・経済指標を確認しながら同じページでレート確認〜注文まで可能となっており、使いやすさでも非常にユーザーファースト(使う人の目線を第一に考えている) なアプリと言えます。
外出先での気軽な取引時には、ちょっとした数字や情報の取り違えが大きなミスにつながる危険性もあるので、 「見やすい」 のは非常に重要な要素です。
BIDとASKのレート・前日比・高値と安値が表示されるのは一般的ですが、通貨名の下に最小のスプレッドが表示されるので、 各通貨ペアごとにスプレッドがどれくらい開いているか一覧で確認できます。
複数通貨を取引する場合に便利な機能でしょう。
スプレッドは下部のinfoアイコン >> スワップ証拠金等で確認します。
スプレッド一覧をタップすると注文数量に応じたスプレッドが表示されます。
SBI FXトレードでは、 注文の数量に応じてスプレッドが変化するので注意が必要です。
あわせて証拠金管理とスワップも一覧で確認できるので、しっかりと資金管理してトレードを行いましょう。
画面下部のアイコンをタップして、通常の取引とワンクリックで注文可能な2WAY注文とを切り替えます。
2WAY注文は、他社のクイック注文やスピード注文と呼ばれる方法で、 確認画面を省略した最小タップでの発注が可能です。
成行・指値 / 逆指値・IFD・OCO・IFD-OCOと一般的に 必要な注文方法は充分に揃っています。
また建玉一覧・建玉サマリ・注文一覧・約定履歴なども、画 面をスワイプするだけでスムーズに表示の切り替えができるので、素早いトレード判断に役立つでしょう。
チャートを見ながらの注文方法は2WAY注文画面で、売り買い注文から建玉の一括決済まで行えます。
また表示切り替えすると横画面でも注文・決済できるので、 チャート確認を優先したい場合は横画面、PIPSなどを確認しながら注文や決済したい場合は縦画面と使い分けると便利です。
チャート画面でラインを引きながらでも、四角で囲んだ領域をダブルタップするとすぐに取引/照会画面へ移動するのでスムーズに取引できます。
SBI FXトレードの注文方法について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
使用できるテクニカル指標は、下記の9種類です。
基本的なものは揃っていますが 旧アプリには22種類のインジケーターがあるので、 好みの指標がない場合は旧アプリを使ってみるのもいいでしょう。
2分割・4分割表示にも対応しているので、 別の時間足や別の通貨ペアを表示して複合的にトレードの判断を下せます。
また分割されたチャートを長押しタップするとポップアップで開くので、詳細を確認して比較画面に戻ることもスムーズに行えます。
チャートに引けるラインの種類は5種類です。
トレンドライン
チャネルライン
垂直線
水平線
フィボナッチリトレースメント
フィボナッチが引けるのは便利ですが、時間足をまたいでラインが反映しないので都度引きなおす手間が必要です。
またローソク足にフィットするマグネット機能と呼ばれる機能がないので、実体やヒゲにぴったり合わせてラインを引くのが少し不便に感じるかもしれません。
ニュースは 「MaketWin24」 と 「グローバル・インフォ」 の2つが配信されています。
経済指標は前・予・結と発表の流れが追えるようになっており、検索で絞り込むと必要な情報だけを確認できるので便利です。
画面下部にある 「info」 → 表示されるアイコンの「ターゲット通知」を選択するとターゲット通知として アラートを設定できます。
通貨ペアと対象レートを設定できますが、期限や通知先をプッシュ・SNSへの設定はできません。
詳細なアラート設定が必要な場合は、別の方法で管理することが必要でしょう。
SBIスマホアプリで歩み値見れるようになってるやん、、、
— ひ@株 (@hikabu100) March 29, 2020
最近頑張ってるね。
歩み値が見られるようになったり、以前はなかった描画機能が実装されたりと、多くの機能拡充がされています。
旧アプリでは使いにくかったが、新アプリになってからは使いやすく評判が良い口コミが増えています。
どちらを使用するか迷ったら新アプリをインストールしましょう。
SBIスマホアプリ重くて開けない
— こたの助 (@kotanosukeman) June 12, 2020
いっぽうで、「重くてアプリが開けない」や「チャート更新が遅くてトレードができなかった」など、アプリの重さを指摘する口コミも多くありました。
新機能を実装するためにアプリが重くなってしまったのかもしれませんが、チャートへの反映が遅延してトレードできないようだと本末転倒なので、今後のさらなる改善に期待したいところです。
SBI FXトレードの評判について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
-->リニューアルされた 「SBI FXTRADE - 2020」 よりも古い旧バージョンのアプリですが、 テクニカルの豊富さや (新アプリ9種に対し、旧アプリ22種) 平均足の表示など、新アプリに実装されていない機能があります。
とくに テクニカルの種類はトレードの勝ち負けに大きく影響するので、ご自身が使っているテクニカルが新アプリにない場合には、旧アプリを使う方がいいでしょう。
特徴的なのは22種におよぶテクニカルでしょう。2WAY注文による ワンタップ発注もできるのでスピーディーな取引も可能です。
また 「自動トレンドライン描画機能」 を実装しており、 比較高/底値基準や自動間隔のトレンドラインと売買ポイントを表示してくれます。
毎回トレンドラインを引かなくてもトレードができる非常に便利な機能ですが、 弱点として本アプリには描画機能がありません。ご自身でライン分析する方は新アプリを使った方がいいでしょう。
手動ではトレンドラインを引けませんが、スマホの小さな画面では自動描画の方が便利に感じる方もいるでしょう。
わたしもスマホアプリで手動ラインはほとんど引きません。 リアルタイムで自動で引いてくれて売買チャンスにはフラグまで立ててくれる本機能は、スマホのみでトレードする際には非常に役に立つでしょう。
登録と保存を押してチャート画面へ戻ると、トレンドラインが自動描画されています。
取引ページでは、直近の安値/高値やスプレッド、売買レート、建玉の現状のほか、各種設定 (許容スリッページ、指値/逆指値の同時発注状況、両建、決済値幅指定) の情報がひと目で確認できるレイアウトになっています。
また画面上部には重要なニュースがリアルタイムで流れており、経済指標などを見逃さず注文ができるでしょう。
ワンタップ注文が可能な2WAY方式なので、チャンスを逃さずスピーディーに発注を入れられます。
ニュースや経済指標は、アプリ下部の「その他」→「ニュース」をタップすると移動できます。
しかし旧アプリのニュースは国や通貨ごとに分けて表示できず、さらにテキストのみで構成されています。
またニュースと経済指標も分かれて表示できず、 「今日は何の日」 などの トレードに直接関係のないトピックも混ざっているのでとても使い勝手がいいとは言えないでしょう。
ニュースや経済指標は新アプリや別の方法で確認することをおすすめします。
新アプリでは使えない平均足やテクニカル指標を重要視している方は、本アプリを使用した方がいいでしょう。
情報の見やすさやアプリ操作のスムーズさは新アプリの方が優れていますが、 自動トレンドライン描画機能など独自の強みもあります。
わたしのようにライン分析はTreading Viewのような別アプリケーションで行い、実際の発注/決済や建玉の損益確認、レート管理などをスマホで行う場合は、 新アプリよりも機能豊富な旧アプリがおすすめです。
画面下部の「レート」アイコンをタップすると、S / M / Lの3種類のサイズで 通貨ペアのレートとスワップポイントが確認できます。
[チャート] 画面右上の設定から 足形式を変更したいチャートをタップすると、新アプリにはない平均足が表示可能です。
自動トレンドライン描画機能は、 全描画と直近のみの2種類表示方法が用意されています。
また売買フラグの表示・非常時や、比較高/底値基準日数も自動間隔で設定するか (超短期・短期・中期・長期) 手動で日数設定するかが選べます。
画面を分割しての表示も可能なので、4分割にして異なる時間足や通貨ペアのトレンドを分析すると 1チャートずつ手作業でトレンドラインを引くよりも圧倒的に速くトレンドをつかめます。
複数のチャートを切り替えて分析する場合、ひとつひとつのラインを引くわずか数秒の手間でも、1日〜1ヶ月などの単位で見ると膨大な時間が短縮できるので、スピーディーなトレンド分析には強い武器となるでしょう。
チャートを見ながらのワンクリック発注機能もあり、上図にある2WAYエリアはドラッグで好きな場所へ移動できます。
下図のように左下へ2WAYボタンをドラックで移動し、その後右上にある表示ボタン (発注可) を切り替えると、 2WAYボタンの位置に発注エリアが表示され、買いと売りのレートエリアをタップすることでワンクリック発注できます。
発注エリアは好きな場所へ移動できるので、 チャートの視界を遮らずにスピーディーに判断して発注できます。
iPhone用のアプリをインストールすると、 自動的にApple Watchと連動を開始します。
表示できるのはレートのみですが、更新頻度を3秒 / 5秒 / 10秒 / 30秒 / 60秒の5パターンから選択できます。
コンビニ手数料無料なので旦那さんも、理解してもらえるかもですね🎵
— 南の達人 (@southmaster10) September 3, 2019
残高や振込もSBIスマホアプリから簡単に出きるのでオススメですよ📱
相談頑張ってくださいね👍
描画機能などのない旧アプリですが、手数料が安くスマホからでも手続きができるので評判の良い口コミが多くありました。
とくに入出金のためだけにPCを開いてログインするのは面倒なので、スマホから簡単に手続きできるのは非常に便利です。
またコンビニ手数料が無料なのは、時間や場所を選ばずに入出金できるので便利だと評判が高いようです。
私がライブスターに引っ越したのは、以前のSBIスマホアプリはIFDOCO注文とかなかったからなんです
— 烏天狗 (@karasutengu4989) July 28, 2020
今はできるようになっているのでマァ戻ってもいいかなと思いますけど…
先回りの買付は、私はそこまでシビアな注文しないので影響はないのですが、心象は確かに悪いですね
IFDOCOなど使用できない注文方法があるので、旧アプリの機能不足で他のFX会社に乗り換えるケースもあるようです。
たしかに注文方法が限定されるのは、トレードスタイルや収益にも直接影響するので避けたいところです。
新アプリでは改善しており「IFDOCO」「IFD」「OCO」など一通りの注文方法が選択できるようになっているので、気になる方は新アプリをインストールしましょう。
SBI FXトレードの評判について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
SBI FXトレードには新旧2種類のアプリがありますが、双方の特徴を理解しトレードスタイルに合ったアプリを選択しましょう。
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