Myシストレ24はスマートフォンのブラウザから利用できる
スマートフォンで自動売買をするなら自分なりのルールを作る
スマートフォン版のMyシストレ24には便利機能も
インヴァスト証券の「Myシストレ24」でシステムトレードを行う時、パソコンでトレード結果の確認や設定の変更を行っている人が多いと思います。
しかしパソコンを使うと家でしかトレード結果を確認できないし、いちいちパソコンの電源を入れる必要もでてきます。スマートフォンでもMyシストレ24が利用できたら便利だと思いませんか?
実はスマートフォンでも利用できます。というわけで今回はスマートフォンでのMyシストレ24の利用方法を紹介していきます。
まだパソコンでしか利用していないという人はぜひ内容をチェックして、いつでもどこでもMyシストレ24を楽しんでください。
いきなり結論ですが、 シストレ24のスマートフォン用のアプリはありません。
しかし ブラウザからインヴァスト証券のMyページにアクセスすることで、Myシストレ24をスマートフォンでも利用できます。
方法はかんたんです。まず、ブラウザから検索してインヴァスト証券にアクセスします。
次に画面右上のボタンから「Myページログイン」というボタンを押します。
するとメールアドレスとパスワードを聞かれるので、入力して「ログインボタン」を押します。
ログインが成功すると、Myページへ移動します。
右側に各サービス名の書かれたボタンが並んでいますので、「Myシストレ24」のボタンを押します。
しばらく読み込みの時間があった後に、目的のMyシストレ24の画面が表示され、無事スマートフォンでも取引や確認ができるようになります。
Myシストレ24はブラウザから利用できるので、別にアプリをダウンロードする必要はありません。
iOSの場合は「Safari」、Androidの場合は「GoogleChrome」とそれぞれ標準のブラウザを使って無料で利用できます。
取引や結果の確認だけでなく、入出金にも対応しています。そのため パソコンがなくてもスマートフォンだけでMyシストレ24を運用することも可能です。
スマートフォンでMyシストレ24を利用することで、大きく2つのメリットがあります。
それぞれのメリットについて説明していきましょう。
スマートフォンでMyシストレ24が利用できると、パソコンがなくても自動売買を行えます。
パソコンがなくてもいいということは、パソコンを持ち運ぶ必要がないため 時間と場所と荷物から開放されるということです。
パソコンはそんなに軽いものでもありませんし、持ち運ぼうと思うとかなりの労力になります。
さらに電波状況や電源についても、パソコンとスマートフォンを比べるとずいぶん条件が違ってくる人も多いでしょう。
さらにいくら自動売買といっても、急な相場変動への対応が必要になる可能性もあります。
パソコンでは難しいですが、スマートフォンであればいつでも相場をチェックし、対応できます。
システムトレードは、瞬時の判断と迅速な注文が必要にあるというトレード方法ではありません。
どちらかというと 一度自動売買を設定したら、しばらくはその条件のもとで取引を行い、じっくりと相場を見ながら次の戦略を考えるというトレード方法です。
そのためアプリケーションやツールの性能よりも、自分でマーケット情報とじっくりと向き合うことが重要になってきます。
スマートフォンならば、 こまめにマーケット情報を収集できたり、いつでも取引状況を確認したりすることができるでしょう。
そして自宅でくつろいでいる時や寝る前など、 自分のタイミングで取引することが可能になります。
スマートフォンでMyシストレ24を利用すると、メリットばかりでなくデメリットもでてきます。
いつでもチェックできるため、状況が気になりやすくなる
PCに比べると機能や操作性が劣る
まず1つ目のデメリットは、スマートフォンの利便性ゆえに、いつでも取引状況や相場の状況が気になりやすくなってしまいます。
気になりすぎて仕事が手につかないという人は少ないと思いますが、気をつけておかないと 確実にスマートフォンを見る時間や回数は増えてしまいます。
さらに証拠金維持率が高く取引に余裕があるうちはいいですが、相場が急変して含み損が膨れ上がった際には 気になりすぎて平常心でいられなくなってしまうでしょう。
気付いたらスマートフォンから目が離せなくなっていた、ということもありえるかもしれません。
できれば「チェックするのはお昼ごはんの時間だけ」や「10時と15時の2回だけチェックしてもいい」など、自分なりのルールを決めておくといいでしょう。
2つ目のデメリットは、 パソコンに比べると機能や操作性に劣るという点です。
パソコンで使用すると画面が大きいため、一度に多くの情報を見られます。マウスやキーボードを利用できるため、操作性も良いです。
しかし スマートフォンではどうしても小さな画面で確認しなくてはいけません。ストラテジーの詳細情報を確認する際も、画面を切り替えながらの確認になってしまいます。
どうしてもパソコンでの操作を中心に考えられているため、スマートフォン中心に運用したい人は、ある程度の我慢は必要かもしれません。
Myシストレ24にはスマートフォンでも快適に使用できる便利機能があります。それぞれについて詳しく説明してきます。
まずストラテジーの機能について見ていきましょう。
メニューの検索から検索条件を指定すると、多くのストラテジーが表示されます。
この中から自分の稼働したいストラテジーを選び、画面右側の「+」ボタンを押しましょう。するとストラテジーの稼働設定画面が開きます。
この中のアドバンス設定を押すことで、 最大ポジション数を設定して保有ポジション数を制限できます。
最大ポジション数は買ポジション4、売ポジション4。両建ての時は最大8ポジションとなります。
もし最大ポジション数保有している場合は、 保有しているポジションのどれかが決済されない限りは次の新規注文を入れることはできません。
システムトレード24には「ジョイン」というトレード方法があります。
ジョイントレードをかんたんに表現すると、 ストラテジーによる取引に後乗りする形で、新規注文を追加できるという半自動売買取引です。
具体的にはストラテジーによってすでに保有している建玉に、好きなタイミングでポジションを増やせます。
好調なストラテジーがあってポジションを増やしたいけど、 最大ポジション数の建玉を保有してしまっている場合なども有効です。
ただこのジョイントレードには注意点もあります。
ポジションを保有するのはジョインした時のレートのため、 ストラテジーと全く同じ動きにはならないので注意が必要です。
またエントリーは手動ですが、決済注文はストラテジーによって自動行われます。
エントリーするタイミングによっては、ストラテジーのパフォーマンスを超える利益や大きな損失を出す可能性もあるので、 よく考えて慎重にジョイントレードをしましょう。
またジョイントレードに最大ポジション数は関係ないため、いくつでも建玉を保有できます。
しかしストラテジー側は、ストラテジー自体の自動売買で保有した建玉数とジョイントレードで保有した建玉数を加えてカウントし、 設定している最大ポジション数に達していた場合は新規注文を行いません。
ジョイントレードを行う際は、保有しているポジション数によっては、ストラテジーの注文ができなくなるかもしれないことを知っておきましょう。
シストレ24には、「ジョイン」とは別に「エクストラ」というトレード方法があります。
本質的には「ジョイン」と「エクストラ」は同じ取引方法を指しますが、 注文するタイミングの違いによってその名称が異なります。
ストラテジーで建玉を保有していない状態で行うのが「ジョイン」です。
2回目以降のジョイン、もしくはすでにストラテジーの自動売買で建玉を保有している状態で行うジョインを「エクストラ」と呼びます。
「エクストラ」の使い方としては、好調なストラテジーの保有ポジションに対して複数回「エクストラ」を行い、ストラテジーに決済を任せるという方法が挙げられます。
こうすれば調子の良いストラテジーを活かしてさらに大きな利益を出せるでしょう。
もちろん大きな損失を出す可能性もありますが、 トレンドをうまく利用できれば、良いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
次は大変便利な「フルオート機能」についてです。
相場の状況は刻々と変わり続け、その局面に合ったストラテジーに入れ替えていくことで最大のパフォーマンスを発揮できます。
しかし相場を見極めることも難しければ、ストラテジーを入れ替えることも難しいものです。
そんな時に使えるのがこの「フルオート機能」です、これはストラテジーの入れ替えを自動で行ってくれます。
具体的には、「週に1回の入れ替え」など設定しておくと、 その時々にもっとも好調なストラテジーと入れ替えを行ってくれます。
まさにフルオートなので、6,000以上もあるストラテジー中から選ぶ手間も、入れ替える手間も必要ありません。
スマホ版のシストレ24でも、メニューからニュースを確認できます。しかしここで確認できるのは、 他のFX会社で取り扱っているようなFXi24やMarketWin24のよな配信ニュースではありません。
配信されているのは、インヴァスト証券のキャンペーンやシステムのアップデートなどのお知らせとしての内容です。
一方、 シストレ24に相場通知やレートの通知機能はありません。受け取れるのは約定通知やロスカットアラートのメールのみです。約定通知については、MirrorTraderから設定が行なえます。
オートパロット注文とはAP注文、半自動運用とも呼ばれる注文方法です。 相場の方向を自分で決めたら、後はルールにしたがって自動で取引がされます。
損切りできない、利益確定できないといった迷いにとらわれることなく、機会的に取引できるため、 裁量トレードが苦手な人にはぴったりの手法です。
また稼働を始めたら、ほぼ自動で取引が完結します。仕事や家事、育児で忙しく取引の時間を確保できない人にも丁度いいでしょう。
自動放置トレードとは自動売買とも呼ばれ、数ヶ月以上を想定運用期間として完全に放置しながら長期的に取引を行います。
資金管理さえ徹底されていれば、 相場観やトレード技術も必要なく、利益を積み重ねることが可能です。
シストレ24をスマホから注文するのはとっても簡単で、 過去の損益から優秀なストラテジーを選んで稼働させるだけです。
まずメニューから「検索」を選択し、検索条件で「週間TOP100」にします。これで最近の相場で収益を上げているストラテジーが表示されます。
次に稼働したいストラテジー右の「+」ボタンをタップし、設定画面を開きます。あとは取引額を設定して稼働するだけです。 慣れないうちは、なるべく少ない金額で稼働させ、様子を見るのがいいでしょう。
なおアドバンス設定として以下も指定できます。
最大ポジション数
最大損失
指値
逆指値
上級者の方や取引に慣れてきた人は、 さらに自分仕様にカスタマイズして取引することも可能です。
いかにフルオートで選べるといっても、やはり自分でもストラテジーの中身を知って選びたいものです。
ここではストラテジーを選ぶ時のポイントについて説明します。
ストラテジーを選ぶ時に見るべき項目は次の4つです。
通貨ペア
ステータス
T-score (ティースコア)
取引履歴
それぞれについて説明しましょう。
まずは基本となるのが、ストラテジーの対象となる通貨ペアです。FXでの取引において、通貨ペアの選択がもっとも重要となります。
なぜなら 通貨ペアによって動き方の特徴が違い、それによってねらうべき戦略が変わってくるからです。
例えばドル/円はユーロやポンドなどの欧州の通貨と比べて、比較的値動きがゆるやかという特徴があります。
さらにリスクオフで円安、リスクオンで円高になります。 情報収集もしやすく、日常生活と値動きがある程度連動していますので、流れをつかみやすいともいえるでしょう。
一方でポンド/ドルなどはボラティリティが高く、とても激しい値動きが特徴です。
1日に100pips以上動くことも珍しくないため、しっかりとしたリスク管理がされていないと、すぐにロスカットにかかってしまうこともあります。
またイギリスとアメリカだけでなく、ユーロ全体のニュースにも影響されやすく、日本国内での日常生活では情報を得にくいともいえます。
ストラテジーを選ぶ際は、通貨ペアを必ずチェックするようにしましょう。これから始める人は、 値動きがゆるやかなドル/円から試してみるといいかもしれません。
各ストラテジーには、それぞれの状態や特徴を見分けるためのアイコンがついています。このアイコンが「ステータス」です。
ステータスによって、次の内容を把握できます。
状態 (好調・不調・利益更新・連勝更新中・5回未満)
登録されてからの期間 (ルーキー・中堅・ベテラン)
特徴 (金の卵・銀の卵・高勝率・損小利大)
取引スタイル (バランス・コツコツ・一発)
人気 (週間top100・人気急上昇中)
要注意なバッドステータス (ドカン注意・DD[ドローダウン]更新・連敗更新中・塩漬け)
これらの各ステータスの組み合わせで判断してくことになりますが、バッドステータスには要注意です。
例えば「コツコツタイプ」と「ドカン注意」がついていると、小さな利益を重ねても一発の損失で吹き飛んでしまう可能性が高いです。
ストラテジーは多くの種類があるので、ランキング上位のものを中心にじっくりと分析してみるといいかもしれません。
各ストラテジーにはT-score (ティースコア) と呼ばれる最大10の数字がつけられています。
この数字は、Tradancyという会社が各ストラテジーを点数で評価したものです。 高ければ高いほど評価された証になります。
しかしT-scoreが高い数字だからといって必ず利益を出すというわけではないし、低い数字だからといって絶対に利益を出さないというわけでもありません。
そのためどんなT-scoreのストラテジーを選んだとしても、変わらずにリスク管理は必ず行わなければいけません。
ただし取引を始めて間もない人は大きな参考情報として、 T-scoreが高いストラテジーから選ぶと良いでしょう。
最後に各ストラテジーは取引履歴も確認できます。
選んだストラテジーではエントリーしてからどれくらいの期間で決済しているのかや、どれくらいの頻度でエントリーできているのか、どれくらいの損益を出しているのか、などがわかります。
具体的な取引履歴を見ていくことで、実際の取引のイメージがつかめるでしょう。
しっかりと確認して、自分の描いている取引イメージと合っているか吟味するようにしましょう。
各ストラテジーにはそれぞれ特徴があり、選択したストラテジーが永久に勝ち続けることは不可能です。
そのため 利益を出し続けるにはストラテジーを入れ替える必要があります。
しかしインヴァスト証券が公式見解として「ストラテジーを複数選択して稼働することで、ポートフォリオ分散効果によってリスクを抑える効果はあまりない」としていることからも、 好調なストラテジーを多数選択したとしてもリスクを抑える効果は薄いと考えられます。
そのためこれから始める人は選択するストラテジーを最大2つまでとして、リスク管理を行いましょう。
その上で不調なストラテジーを入れ替えられるよう、 稼働した後も定期的なチェックが大切です。
システムトレードでは、多くの専門用語が使われています。「Myシストレ24」で覚えておきたい用語を見ていきましょう。
1つ目は最大ドローダウンです。
最大ドローダウンとは、 ある期間における最大資産からの最大下落率、損失額のことを示します。
ストラテジーを分析していく時、過去に起きた最大の下落率というリスクを知ることはとても重要なことです。
もちろん 最大ドローダウンは低ければ低いほどいいといえます。しかし長期投資を行えば必ず起きるのがドローダウンです。
重要なのはどのくらいのドローダウンを許容するかであり、想定するリスクによって運用していく戦略が大きく変わってきます。
また最大ドローダウンの数値は推奨証拠金の算出にも使われている数値で、 リスクを想定する上でとても大切な数値といえるでしょう。
2つ目はプロフィットファクターです。
プロフィットファクターとは総利益が総損失の何倍かを示したものです。
このプロフィットファクターを見ることで、ストラテジーがどれくらい効率よく利益を出ているのか評価できます。
総利益が200万円で総損失が160万円の場合は、
プロフィットファクター = 200 ÷ 160 = 1.25
総利益が200万円で総損失が100万円の場合は、
プロフィットファクター = 200 ÷ 160 = 1.25
高ければ高いほど優秀なストラテジーということができ、理想の値は2といわれています。
非常にわかりやすい値なので、初心者にとってもストラテジーの選ぶ時の指標にできます。
今回はシストレ24のスマートフォンでの使用について説明してきました。
システムトレード自体、リスクの管理さえしっかりとできれば自動で利益を積み重ねてくれる優秀なシステムです。
さらに普段パソコンを開く機会が少なくても、シストレ24であればスマートフォンでも十分運用できます。
デモトレードで実際の資金を使わずに試せるため、 まだ利用したことがないという人はこの機会にぜひ挑戦してみてください。
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