コアレンジャーはレンジ相場で効果を発揮
コアレンジ帯とサブレンジ帯にわけて利益を獲得
大きな利益もコツコツ型の利益も同時に狙える
トライオートFXには「コアレンジャー」というプログラムが用意されています。レンジ相場に強い、自動売買戦略です。
しかしコアレンジャーはどのようにして利益を狙うのか、よくわからない人も多いでしょう。本記事ではトライオートFXのコアレンジャーの特徴、メリットやデメリットについて解説します。
コアレンジャーのおすすめの設定、利益を狙う具体的な方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
トライオートFXのコアレンジャーにはどんな特徴があるのか、ご紹介します。
トライオートFXのコアレンジャーは、レンジ相場に効果的な自動売買戦略です。
以下の画像のように、レンジ帯を「コアレンジ帯」と「サブレンジ帯」の2つにわけます。
コアレンジ帯では売り注文と買い注文を同時に発注し、サブレンジ帯はコアレンジ帯よりも上なら売り注文のみ、下なら買い注文のみをしかけます。
コアレンジ帯は相場が上下に何度も動き続ける際にこまかく売買し、利益を少しずつ積み上げるのが特徴です。
一方サブレンジ帯は価格が戻るのを想定し、コアレンジ帯よりも利益幅を大きく設定しています。
コアレンジャーの戦略をまとめると、以下の通りです。
トライオートFXのコアレンジャーは過去の価格推移範囲から取引範囲が決められているため、むずかしい設定をする必要はありません。すでに設定された自動売買プログラムから選ぶだけなので、面倒な設定は不要です。
はじめて利用する人やあまりFXの知識が深くない人も、あらかじめ用意されたプログラムを選ぶだけで利用できます。
またオリジナルの設定をつくることも可能です。高機能な自動売買を手軽に行えます。
トライオートFXのコアレンジャーのメリットも見てみましょう。
前述したようにトライオートFXのコアレンジャーでは、 コアレンジ帯で小さな利益を、サブレンジ帯では大きな利益を狙います。
つまりコアレンジャーでは大きな利益も、コツコツ積み上げる利益も同時に狙うことが可能です。
FXではレンジ相場が多いため、コアレンジャーは相場をうまく活用した取引だといえます。
トライオートFXでは17種類の通貨ペアを提供しています。
通貨ごとに自動売買のリストが用意されているため、かんたんに通貨ペアを探すことも可能です。
トライオートFXは通貨ペアの種類が豊富なので、世界情勢に応じて通貨ペアを選択できます。コアレンジャーで利益を生み出す上でも、メリットといえるでしょう。
トライオートFXの通貨ペアについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
トライオートFXのコアレンジャーは通貨によって、設定が合う場合と合わない場合があります。
たとえば自動取引で、「買い」がおすすめされていても、直近では下落に傾いている場合もあるのです。タイミングによっては、過去の平均価格よりも下回っています。
このように コアレンジャーの設定は、必ずしも直近のトレンドに合致しているとは限りません。選んだ通貨と設定がトレンドに合っていなければ、利益を逃してしまいます。
過信しないように、くれぐれも注意しましょう。
当然ながら、下落の時期がすぐに終わって上昇する場合もあるでしょう。しかししばらくの間は、下落傾向が続く可能性も大いに考えられます。 上昇を期待しすぎないように注意してください。
トライオートFXのコアレンジャーの既定値について、くわしく解説します。
レンジ帯のうち、日足終値の70~80%をカバーする価格帯を「コアレンジ帯」と設定しています。
コアレンジ帯よりも上に位置するレンジ帯、下に位置するレンジ帯はそれぞれ「サブレンジ帯」の設定です。
コアレンジャーのバージョンアップによって、コアレンジ帯の自動売買注文の間隔が以前よりもこまかくなっています。さらにこまかい値動きに対応するようになったので、効率よく利益を得られるでしょう。
コアレンジ帯では、売り注文と買い注文のどちらもしかけます。利確幅はおよそ1/4~1/2Avg(1Avg=1日あたりの平均変動幅) です。
利確幅と注文間隔の値幅を同じ値にしているため、こまかい取引を行えます。取引数量は次の画像のように、サブレンジ帯の2倍です。
カウンター値も、利確幅と同じ値幅に設定されています。なお カウンター値とは、決済後の次の新規注文をどのぐらい上のレートで行うかを示す値のことです。
利確幅とカウンター値を同じ幅にしていれば、自動売買の取引を同じ価格帯で繰り返すようになります。
サブレンジ帯の利確幅はおよそ1Avgです。利確幅と注文間隔は同じ値幅ですが、取引数量はコアレンジ帯の1/2で設定されています。カウンター値も、利確幅と同じ値幅です。
一例として、コアレンジャーのサブレンジ帯の取引数量を1,000通貨とした場合の、ユーロ/豪ドルの既定値を見てみましょう。
バージョンアップ後はこまかい値動きに対応し、以前よりも注文数の合計が12本増加していることがわかります。
トライオートFXのコアレンジャーの、おすすめの設定もご紹介します。いずれもプログラムの選択時の設定ではなく、オリジナルの設定です。
「買い」も「売り」も両方を注文するのであれば、豪ドル/NZドルの通貨ペアがおすすめです。2020年5月22日時点の価格推移では、1.07前後を推移しています。
以下がコアレンジャーのおすすめの設定です。
安定感がある稼働をしやすいので、ぜひ設定してみてください。
ユーロ/米ドルの過去の価格推移を見てみると、約1.500が中央値です。アメリカはユーロに比べて金利が高いため、 ユーロを売って、ドルを買うほうが有利に働きます。
よってユーロ/米ドルでどちらか片方の注文を行うなら、「売り」です。
1.400前後から0.1上がるごとに「売り」の注文を積み上げる設定が、効率的といえます。
トライオートFXのコアレンジャーに使い慣れてきたら、他の通貨ペアでもぜひチャレンジしてみてください。
トライオートFXの設定について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
トライオートFXのコアレンジャーで利益を狙うなら、 コアレンジ帯では小さく利確をし、サブレンジ帯で大きな利益を狙うのがポイントです。
コアレンジ帯を中心にして考えると、コアレンジ帯で反発するトレンドは大変小さく、もし反発した場合には非常に小さな値幅で取引が終わってしまいます。
コアレンジ帯から外れ、サブレンジ帯に変動した場合では、やがて価格は中心に戻ると考えます。つまり サブレンジ帯では、反発するほうに対し大きな値幅を狙うような取引が有利です。
サブレンジ帯でしかけるポジションに関しては、値幅を比較的大きくとるように設定されています。
トライオートFXのコアレンジャーでは、反発する値動きを狙うのが基本です。反発による利益獲得を狙うために、コアレンジ帯とサブレンジ帯の2つが設定されています。
トライオートFXのコアレンジャーにおける注意点も確認しましょう。
推奨証拠金とは、2018年1月2日からの最大ドローダウンの50%を必要証拠金に加えた目安値です。ただし推奨証拠金は、必ずしもロスカットされないことを示す金額ではありません。
推奨証拠金に不安を感じる人やロスカットを回避したい人、直近のドローダウンが信用できない人は、推奨証拠金の2~3倍ほど余裕をもって資金を運用しましょう。
取引ツールで有効比率を確認し、きちんと口座を管理することも大切です。
トライオートFXの推奨証拠金について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
自動売買セレクトにおけるプログラムのバージョンアップにより、各自動売買プログラムの 利用回数制限が表示されるようになりました。
たとえば次の画像に表示されている「残り2,500」は、コアレンジャーの「豪ドル/NZドル」をカートに入れて発注可能な回数を示しています。
発注可能な回数が0になると「売り切れ」と表示され、カートに入れることはできません。あと何回発注できるかチェックしながら利用しましょう。
「売り切れ」になる前に発注を済ませ、すでに稼働している自動売買注文であれば、問題ありません。
なお 自動売買プログラムは相場の変動などを考慮し、不定期にバージョンアップする場合があります。新たなプログラムが提供されていないか、Myページで情報をこまめにチェックしましょう。
トライオートFXのコアレンジャーはレンジ相場で効果を発揮し、コアレンジ帯とサブレンジ帯の2つにわけて利益を狙います。
大きな利益もコツコツ型の利益も同時に狙えるのが、メリットです。コアレンジ帯では売り注文と買い注文の両方を、サブレンジ帯では売り注文または買い注文のどちらかを狙います。
ただし選んだ通貨とコアレンジャーの設定が、必ずしも合うわけではないため注意しましょう。
FXはレンジ相場が多いので、ぜひコアレンジャーを試してみてください。
※掲載情報には本サイトのFX会社・口座比較情報に掲載・参画する事業者が提供するPR情報が含まれています。 ※本サービスはFX取引及びFX取扱事業者等に関する情報の提供を目的としています。FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。 ※キャンペーン・特典は各広告主において実施されるものであり、広告主による募集要綱等を十分にご確認ください。 ※本サービスに掲載されている情報は、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。 ※本サービスでは十分な注意を払ってFX取引及びFX取扱事業者等に関する情報提供を行っておりますが、本サービスに掲載されている情報は、情報の真偽、FXの評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも、当社は一切の責任を負わないものとします。投資に関するすべての意思決定は、利用者個人の判断で行っていただきますようお願いいたします。 ※本サービスにおいて公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。 ※本ページには、各FX取扱事業者を始めとする他社・他の機関のサイトへのリンクが設置されておりますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。 ※本サービスのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、利用規約にご同意いただいたものとします。 ※手数料は全て「税込み」にて表示しております。 ※スワップポイントは1万通貨/1日あたりの値を掲載しています。 ※最新情報は各FX取扱事業者の公式サイトにてご確認ください。