スマホだけでFXの自動売買の選択・稼働までできる
ビルダー機能で自分だけのオリジナル自動売買も可能
もちろんマニュアル注文でいつものFX取引も
FXの自動売買として有名なのがインヴァスト証券のトライオートFX。
トライオートFXは面倒な設定をしなくても、過去の成績をチェックしながら 好成績のプログラムを選べるのが大きな特徴です。
気に入って長く運用している人も多いでしょう。
しかし日頃からパソコンで取引を行っているため、外出先で取引状況を確認したくてもなかなかできないという人もいるでしょう。
実はスマホアプリの「トライオートFX」を利用することで、いつでもどこでも取引状況を確認したり、設定を変更したりできるようになります。
ということで本記事ではスマホアプリの「トライオートFX」について説明していきます。
トライオートFXはスマホのアプリでも利用できます。
推奨しているのはiOSではiOS11.0~、AndroidはAndroid7.0~で、数年前のスマホなら問題なく使用できます。
ただし 入金や出金には対応していないため、 パソコンを利用せずにスマホアプリだけで運用していくというのは少し難しいでしょう。
しかし2020年7月18日に大型リニューアルをしてマニュアル注文の使い安さが大幅に向上しました。そのため今後も使いやすくなっていくことが予想されます。
スマホアプリのトライオートFXでは、 チャートで値動きの様子を見たり取引状況の確認をしたりできます。
しかしテクニカル指標やチャートにオブジェクトを描画できず、 詳細な分析を行うことには向いていません。
ただプッシュ通知機能に対応していたり、ニュース情報の配信があったりするため、 日常的に約定履歴を確認したり、情報収集するのには適しています。
日常的にはスマホアプリからトライオートFXを利用して、何かあればパソコンから利用するのが現実的な使い方となるでしょう。
トライオートFXの口座開設の方法を説明します。まずはインヴァスト証券の公式ホームページから口座開設を行います。
スマホのブラウザでも開設可能ですが、パソコンからの方が、操作がしやすくおすすめです。口座開設には5分程で完了し、口座開設料も無料です。開設にはマイナンバーカード、または通知カードが必要なので事前に用意しましょう。
トライオートFX公式アプリは、スマホの機種に関わらずインストールが可能です。まずはトライオートFXの公式アプリをインストールしましょう。
口座開設が完了したら、公式アプリにログインします。その際に 口座開設時に設定したログインIDとパスワードが必要となるので覚えておきましょう。これでトライオートFXのアプリの開始ができます。
スマホアプリが使えると、外出先などパソコンが見られないときでも気軽に相場のチェックができるので安心です。またちょっとした隙間時間でも相場の状況が確認できるので、取引チャンスを逃しません。 普段忙しくあまりパソコンを開く時間がないという方に特におすすめです。
トライオートFXで取引を始める前に、まず資金を口座に入金する必要があります。
公式アプリから入金するには、ログインをし、「メニュー」から「出入金」を選択します。その後web画面に切り替わりますので、「即時入金」を選択しましょう。この手順はパソコンで入金を行うときとほぼ同じです。
即時入金できる金融機関は以下になります。あらかじめ口座開設とインターネットバンキングの手続きを済ませておきましょう。
三井住友銀行
みずほ銀行
ジャパンネット銀行
ゆうちょ銀行
楽天銀行
住信SBIネット銀行
三菱UFJ銀行
自動売買セレクトの設定方法を紹介します。 自動売買セレクトは収益率順のランキングが確認できます。初心者は収益率と証拠金を参考に選んでみると良いでしょう。
どうしてもどれを選べば良いのかわからないという方は、コアレンジャー豪ドル/NZドル、またはハーフ豪ドル/NZドルがおすすめです。どちらも必要証拠金が低く、多くの人が選んでいる人気の自動売買です。 収益率が高く利益を出しやすい組み合わせなので、もし迷ったときはこのどちらかを運用してみると良いでしょう。
次はトライオートFXの出金方法を紹介します。ログインをしてから「メニュー」、「出入金」を選択します。web画面が表示されたら「出金」を選択しましょう。手順はパソコンで行うときもスマホで行うときも同様です。
安定して運用を行うためには、証拠金維持率に応じて余剰資金を追加したり出金したり、資金の調整が重要になります。証拠金維持率が低くなり、追加で余剰資金を追加した場合、その後含み損がなくなり次第、その追加した資金を出金するなどこまめな対応を心がけましょう。
トライオートFXの設定について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
スマホアプリの「トライオートFX」を利用することで大きなメリットがあります。
それぞれについて見ていきましょう。
トライオートFXはリニューアルされ、一つの画面ですべての取引が可能になりました。このシングルスクリーンによって、それぞれの取引ツールを使う際に他のページを経由する必要がなく、相場の状況や資金管理の操作がしやすくなったのです。
リニューアルされたトライオートFXは、さらに見やすく使いやすくなりました。
トップ画面では現在のポジションや証拠金、ポートフォリオなどの確認ができ、多くの情報をまとめて把握できます。
またトップ画面だけでなく、トレード画面に関しても通貨、損益状況などのリアルタイムの為替レートがすぐに確認でき取引がしやすいです。
本来トライオートFXは自動売買が強みでしたが、リニューアルをえてマニュアル取引の快適さも増し、さらに多彩なトレードができるようになりました。
以前のトライオートFXのチャートは、シンプルで少し物足りないと感じる人もいたでしょう。また保有ポジションが大きく表示され、そのためチャートが見えづらいという難点もありました。
しかし現在トライオートFXはリニューアルされ、Trading Viewの利用ができるようになりました。
Trading Viewとは、海外発の高度なFX売買ツールで、マニュアル取引もよりスムーズに取引が行えます。
またTrading Viewを表示させながら発注画面とチャートを一つの画面で確認できるので、適切なタイミングでエントリーができるでしょう。
まず1つ目のメリットは スマホだけで自動売買注文ができるという点です。
スマホだけで自動売買注文ができるということは、パソコンがなくても注文が行えるということです。
つまり いつでもどこでも自動売買注文ができるといえるでしょう。
自動売買を行う時、急な相場変動や含み損が膨らみによって対応が必要になることがあります。
外出先や寝室であっても相場を確認したり、相場に合わせた対応を行えたりするのは大きなメリットになります。
もちろん自動売買の注文だけでなく、手動の注文にも対応しているため、新規で注文を出したり、保有中のポジションを決済したりすることも可能です。
2つ目のメリットは ホーム画面を見れば必要な情報を一度にチェックできるという点です。
上の画面が、スマホアプリの「トライオートFX」のホーム画面です。
画面の上部には証拠金、証拠金維持率、評価損益、発注可能額などが表示されており、 ひと目でいまの口座状況が確認できるようになっています。
画面の下部には注文が表示され、 現在の評価損益がわかると同時に、稼働状況の確認や一括での操作が可能になっています。
それぞれの自動注文をタップすれば、個別の注文の状況を確認したり操作したりすることも可能です。
スマホアプリの「トライオートFX」では、メリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットは パソコンでしかできない機能があるということです。
パソコン版ではチャートに対してテクニカル指標の表示やオブジェクトの描画が可能になっていますが、スマホアプリ版ではできません。
さらにパソコン版ではチャートとレートを同時に表示しながら新規注文を出せますが、画面の小さいスマホアプリではできなくなっています。
自動売買をするには直感的で操作性も良いスマホアプリですが、 マニュアル注文を主に行うことは難しいでしょう。
ちなみに以前はできなかった自動売買注文の作成も現在は可能となっており、とても使いやすくかんたんに自動売買ルールを作れます。
スマホアプリ「トライオートFX」には便利な機能が多くあります。順番に見ていきましょう。
1つ目の便利機能は自動売買セレクト機能です。
ここでは すでに作成された自動売買ルールから自分で選択して、運用できます。
画面上部には選択した自動売買ルールの過去2年間のシミュレーションも表示されており、 シミュレーション結果を見ながら選択することも可能です。
作成されている自動売買ルールは次の3種類です。
コアレンジャー
ハーフ
スワッパー
コアレンジャーとは、 レンジ帯を中心となるコアレンジと周囲にあるサブレンジに分けて取引を行います。
コアレンジでは細かく売買し、サブレンジではレートの戻りを意識して大きな利幅での取引になります。
ハーフとは、 想定するレンジの上半分では売り注文を、下半分では買い注文を行うようになっています。
こうすることで、買いや売りのどちらか一方だけの注文をする場合に比べて、 必要となる証拠金や評価損失額を抑えた運用が期待できます。
スワッパーは新興国通貨など 高金利な通貨の動きに合わせた取引を行います。
カウンター値を利幅よりも大きくとることで、 スワップポイントを獲得しながら短期的な反発で利益を得られるようデザインされています。
2つ目の便利機能はビルダーという機能です。
トライオートFXでは作ってある自動売買ルールを選ぶだけでなく、 ビルダー機能を使って、自分だけの自動売買ルールを作れます。
作り方には大きくマルチカスタムとシングルカスタムの2種類があります。
マルチカスタムとは 異なる設定の自動売買を同時に作成・稼働できる作り方です。
コアレンジャーやスワッパーのような自動売買ルールも作成することが可能です。
自動売買注文を1つ1つ設定していくのがシングルカスタムです。
同時に100本までの注文を稼働することが可能です。
数多く設定することでコアレンジャーやスワッパーのような自動売買ルールを作成することも可能ですし、 全くオリジナルの自動売買ルールを作ることもできます。
3つ目はマニュアル注文です。
トライオートFXは自動売買のイメージが強いですが、 もちろんマニュアル注文もできます。
レートの画面から取引したい通貨ペアを選択すると、マニュアル注文の画面になります。
利確幅や損切幅をあらかじめ設定しておくこともできるし、 確認画面を省略すれば1タップで新規注文を出すこともできます。
チャートの画面からも左上のマニュアルボタンを押すことで、マニュアル注文の画面を表示でき、チャートを見ながら新規注文を出せます。
ただしレートの画面を見ながら新規注文を出せません。
また多数の通貨ペアでマニュアル注文を行おうと思うと、数回の操作と画面遷移が入って、 パソコンの操作がもたつく印象を受けます。
ただトライオートFXではスプレッドがとてもせまく設定してあります。米ドル/円では0.3銭 (原則固定・例外あり) とかなりの好条件です。
自動売買だけでなく、マニュアル注文を楽しんで見るのもいいでしょう。
ストラテジーを選ぶだけのシステムであっても、FXをやったことがない人は選び方もわからず悩んでしまうことがあります。
しかしスマホアプリの「トライオートFX」では、 ストラテジーがランキング形式で表示されているので初心者でも選びやすいでしょう。
画面上部には 過去2年間のデータをもとにした収益のシミュレーションが表示されており、実際の運用のイメージがつかみやすくなっています。
さらに画面右側には期間中の収益率が、 リスクに対するリターンに応じた評価と合わせて表示してあるため、初めて使う人でもどれを選ぶと利益をあげやすいのかがわかりやすくなっています。
ちなみにリスクに対するリターンに応じた評価は「リスクリターン評価」と呼ばれ、評価に用いる数値は期間中の最大下落率であるドローダウンと、最大総合損益です。
つまり 期間中に収益をあげるのに、どれくらいの大きさの損失が出る可能性があるかという評価になります。
評価の順番は、Bad < Good < Very Good < Excellentの順に高評価となっていきます。
もちろんアプリ内ではチャートも見られます。
1分足から月足までの8種類の足種から、またBID (売値) とASK (買値) から選んで表示可能となっています。
テクニカル指標やオブジェクトは表示できないため、細かい分析には向いていません。
ただ現在の建玉、新規注文、決済注文の情報がチャートに重ねて表示されます。 自分がエントリーした場所を視覚的に確認できるので、とても状況をつかみやすいチャートとなっています。
FXに関するニュースはどこのFX会社でも確認できるでしょう。
しかしスマホアプリ「トライオートFX」で確認できるのは、多くの会社で出すようなニュースではなく、インヴァスト証券公式サイトで24時間リアルタイムに更新されているブログ「ディーラーズバトル24」と呼ばれるもの。
ここではだいまん氏をはじめとしたFX識者の方々が、日々のFX取引についての情報を伝えてくださっています。
気になる方がいればチェックしてみるのもいいでしょう。
もしスマホアプリ「トライオートFX」にログインできない時は、もう一度Myページ用のID (5から始まる8桁) とパスワードを入力しましょう。 取引用のIDとパスワードと間違いやすいので注意してください。
正しいIDとパスワードでもログインできない場合は、メンテナンス情報を確認しましょう。おそらく表示はされると思いますが、メンテナンス中で使用できない場合もあります。
それでも問題ない場合は、サポートセンターへ連絡して確認をとってみましょう。
今回はトライオートFXのスマホアプリ「トライオートFX」について説明してきました。
スマホアプリの「トライオートFX」を利用することで、 いつでもどこでも自動売買を楽しめるようになります。
またインヴァスト証券では、手数料キャッシュバックやスワップポイント3倍などのキャンペーンもよく開催されています。
自動売買を始めようか迷っている方は、この機会にトライオートFXを始めてみてはいかがでしょうか。
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