FXの注文方法おすすめ比較ランキング - FX会社・口座比較

あわせて読みたい

FX会社・口座比較 | おすすめ人気ランキング

2020年05月19日

FX取引の注文方法の種類

成行注文

成行注文は値段の指定をせず、今すぐに買いたい、売りたい、というときに発注する注文方法です。「買い」、「売り」のボタンを押すと 即時注文が発注されポジションが約定されます。

指値注文・逆指値注文 (ストップ注文)

指値注文・逆指値注文はあらかじめ買いたい値段、売りたい値段に注文をセットしておく発注方法です。

為替レートがセットしておいた値段に到達した時点で注文が発注されます。

また保有中のポジションに対してストップ注文、利益確定注文として、あとから追加注文をセットすることもできます。

買い注文

買い注文は「値段がこれから上がることを期待」して出す注文方法です。現在の為替レートが狙っている値段まで下がってきてから買うのが指値買い注文です。

逆に現在の値段より、為替レートが上がっていき狙った値段で買うのが逆指値買い注文です。

売り注文

売り注文は「値段がこれから下がることを期待」して出す注文方法です。現在の為替レートが狙っている値段まで上がってきたら売るのが指値売り注文です。

逆に現在の値段より、為替レートが下がっていき狙った値段で売るのが逆指値売り注文です。

IFDONE注文

IFDONE (イフダン) 注文は買いか売りの新規注文が約定したら、次の注文が自動的に発注される注文方法です。次の注文では損切りか利益確定かを選択できます。

OCO注文

OCO (オーシーオー) 注文は新規注文時に、 2つの注文を同時に発注しておく注文方法です。 2つの注文のうちどちらか一方が約定されたとき、もう片方が自動的にキャンセルされるしくみです。

クイック+OCO注文

クイック+OCO注文は、成行注文のあとにOCO注文が発注される注文方法です。クイックとは成行注文のことを指します。あらかじめ利益確定注文と損切り注文のレートを入力しておき「買い」か「売り」のボタンをクリックすることで、 リアルタイムにOCO注文が発動されます。

利益確定注文か損切り注文のどちらかにレートが約定するともう片方は自動的にキャンセルされます。

IFDONE+OCO (IFO) 注文

IFDONE注文のあとに、OCO注文をくっつけたのがIFO注文です。IFDONE注文部分で買いか売りの新規注文が発注されてから、OCO部分である利益確定注文と損切り注文の両方が発注されるしくみです。 エントリーから決済まですべて自動で完結できます。

トレール注文

トレール注文は為替レートと一定の間隔を保ちながら、 為替レートに追従していくしくみです。含み益の方に進行しているときのみ追従していきますので、 為替レートが戻っても、ある程度の利益は確保できるシステムです。

リバース注文 (途転)

リバース注文はドテン (途転) 注文ともいわれます。現在保有しているポジションを 一斉に逆方向へ転換する注文方法です。トレンドが逆になった場合などに便利な発注システムです。買いであれば売りへ、売りであれば買いへ、全ポジションを入れ替えます。

パターン1

パータン1は含み益保有中に相場がアップトレンドからダウントレンドに転換する場合です。例えばドル円100円での買いポジションを保有していた場合、その後為替レートが101円まで上昇したとします。

しかし101円付近で値段が止まり、そこから下げの展開を見せはじめたとします。このときこれから相場が下げに転じることを予想し、 すべての買いポジションを101円にて反対売買決済をしてしまいます。

それと同時に同じ数量分の売りポジションを新規で発注します。これが現在発生している含み益を確定して、利益がしぼまないうちに反対売買でさらなる利益を出していく方法です。

パターン2

パターン2は相場が含み益保有中にダウントレンドからアップトレンドに転換する場合です。例えばドル円100円での売りポジションを保有していた場合、その後相場が99円まで下降したとします。

しかし99円付近で値段が止まり、そこから上昇の展開を見せはじめたとします。このときこれから相場が上に転じることを予想し、すべての売りポジションを99円にて反対売買決済をしてしまいます。

それと同時に同じ数量分の買いポジションを新規で発注します。これが 現在発生している含み益を確定して、利益がしぼまないうちに反対売買でさらなる利益を出していく方法です。

パターン3

パターン3は含み損保有中にさらに相場が下降してしまっている場合です。例えばドル円100円で買いポジションを保有し、その後99円まで下降してしまったとします。

その後相場はさらに下がって98円まで下降してしまった場合、 現在の保有ポジションに見切りをつけ98円で反対売買決済をしてしまいます。それと同時にその後相場が上昇に転じることを期待して、同じ分の買いポジションを新規で発注します。

これが現在保有している含み損を確定して、 反対売買をすることにより損失分を取り戻す方法です。

パターン4

パターン4は含み損保有中にさらに相場が上昇してしまっている場合です。例えばドル円100円で売りポジションを保有し、その後101円まで上昇してしまったとします。

その後相場はさらに上がって102円まで上昇してしまった場合、現在の保有ポジションに見切りをつけ102円で反対売買決済をしてしまいます。 同時にその後相場が下降に転じることを期待して、同じ分の売りポジションを新規で発注します。

これが現在、保有している含み損を確定して、反対売買をすることにより損失分を取り戻す方法です。

期日指定注文

期日指定注文は、 あらかじめ新規発注の有効期限を決めておく注文方法です。有効期限が過ぎると注文は取り消されます。

注文方法が魅力的なFX会社紹介

LION FX (ヒロセ通商)

ヒロセ通商では2020年8月現在で注文方法が27種類あります。ヒロセ通商ではトレーダーからさまざまな意見や要望を常に取り入れ、採用していくことで現在よりもさらに利便性の高い取引ツール構築を目指しています。

その他取引方法に関しても他社より圧倒的に多く、さまざまな相場のシーンに応じて発注形式を使い分けることができるのです。

一般的な成行注文や指値・逆指値注文はもちろん、

などの半自動注文も使えます。

さらに

利便性にまとを絞って追求した注文が大多数をしめていて、 あらゆる相場状況に対応できるといえます。その中でも特に変わり種注文が目を引きます。BID判定買、ASK判定売逆指値注文など、 一見名前を聞いただけではどのような発注をするのか想像もつかないようなものまであります。

外貨ネクストネオ (外為どっとコム)

外為どっとコムの取引注文方法も種類が豊富にあります。

まで ベーシックな注文方法は問題なく使用できます。

またストップラインを追従させていくトレール注文や時間指定注文もあり、注文方法で困ることは特にないといえるでしょう。また外為どっとコム独自の注文方法である マーケット注文もあります。他社ではストリーミング注文といわれる注文方法で成行注文と似ていますが若干の違いがあります。

どちらも ボタンワンクリックで一発約定しますが、成行注文は値段がいくらでもよいのに対し、 マーケット注文は指定された値幅以上スリップや乖離してしまった場合は約定しないしくみです。このように非常に多彩な注文方法をそろえています。

MATRIX TRADER (JFX)

MATRIX TRADERは2020年8月現在ではヒロセ通商には及ばないものの、22種類とかなり豊富な注文方法を備えています。

また スキャルピングOKと公言しているFX会社だけあって、注文方法もスキャルピング取引に有利になるように独自の注文方法があります。 スキャルピングを行う人にとってはとてもやりやすいといえるでしょう。

まずベーシックな注文方法としては他社で採用されているものに関してはほとんど使用できます。

またスキャルピングを楽にする注文方法が特に多く、全決済注文から通貨別、エントリー別の一括注文、 ワンクリック注文などワンクリックにこだわった注文方法が非常に多くあります。

スマホアプリでトレール発注機能をもつFX会社

マネックスFX (マネックス証券)

マネックスFXではスマホアプリからもトレール注文を出すことができます。 しかしながらスマホでは連続しての発注作業がとても面倒です。

そのため一度簡単な設定をすませてしまうと、その後は自動的に継続して取引をしてくれるマネックスFX独自の 「オートレール」機能がとても便利です。

こちらは順張り型のリピート系注文で、トレンド方向に対して何度もリピートしてトレール注文を繰り返してくれるすぐれものです。ほとんど半自動売買のようなもので、 サラリーマンの人でも片手間で設定が可能です。

LION FX (ヒロセ通商)

ヒロセ通商のスマホアプリは、 直感的な操作で十分操作ができる手軽さをウリにしています。トレール注文も簡単なセッティングでできます。

こちらはさらにわかりやすく設定ができるように、ストップラインを レートの値で設定するのではなく値幅で設定します。これによりチャートを見なくても 直感的におおよそのストップラインを設定できるように工夫がされているのです。

MATRIX TRADER (JFX)

MATRIX TRADERはヒロセ通商の子会社だけあって、 ヒロセ通商と同様にとても使いやすく直感的な操作でトレール注文ができます。

しかしながら操作方法はほぼヒロセ通商と変わらず、違いといえばシステムカラーだけともいえますので、あまり斬新な機能はありません。

マネースクエアFX (マネースクエア)

マネースクエアFXのトレール注文は決済専用となり、新規の注文では発注できません。そのため保有中のポジションに、あとから追加注文を発注する形となります。

こちらの通称「決済トレール」は自動売買のトラリピにも機能がついています。ポジション保有中にこれから進行方向へトレンドが出そうと予想できれば、トラリピ管理表から決済トレール設定のスイッチをONにします。 もみ合い相場になりそうだな、と読めれば決済トレール解除のスイッチを押して解除します。

外貨ex (YJFX!)

YJFX!の外貨exスマホアプリにもトレール機能がついており、 保有中のポジションに対してあとから決済注文を発注する形になります。決済注文画面にてトレール発注専用の画面がありますので初心者にもわかりやすく、また迷わずに発注ができます。

注意点としてトレール幅を入力する際に pips (ピップス)ではなく、 pt (ポイント) で入力しなければならないため、入力間違いに気をつける必要があります。

外貨ネクストネオ (外為どっとコム)

外為どっとコム スマートフォン版のトレール注文は保有中のポジションに対する決済注文時だけでなく、新規注文時にも設定ができます。そのため他社のスマホアプリに比べると使い勝手はとてもよいといます。

新規注文時のトレールに関してはIFDやIFOの発注画面から行います。また注文設定画面から初期設定にて、 事前にトレール幅を設定しておくことでその都度入力する手間が省けます。

楽天FX (楽天証券)

楽天FXのiSPEED FXでは決済注文時にトレールを選択することで、その注文にトレール機能を付与できます。

ストリーミング注文やリーブオーダー注文のほか、 OCO注文、IFD注文、IFO注文にも付与可能ですので、使い勝手はとてもよいといいます。設定したトレール注文は注文照会画面から確認できます。

FX会社の注文機能一覧

FXの初心者が使うべき注文方法

初心者が最初に使うべき注文方法としては 「成行注文」がベストといえます。成行注文はすべての注文方法の基本です。「買い」か「売り」のボタンのクリックで注文ができますので、 取引になれるまではまず成行注文で練習したほうがよいでしょう。

損切り注文

成行注文を覚えたら次に覚えるのは 「損切り注文」です。 損切り注文は保有ポジションとは逆の注文を発注して決済するしくみになりますので、逆指値注文ともいわれます。

損切り注文は保有ポジションを 塩漬けにしないためにも取引のたびに発注する必要があります。どれだけ相場を詳しく分析しても、思惑通りにいかないことはたくさんあります。そのためどれだけ相場分析に自信をもっていたとしても、 損切り注文は入れるに越したことはありません。

自動売買ツール

まだ相場をテクニカル分析できない初心者の人は自動売買ツールを利用するのもひとつの手です。 自動売買ツールはプロのディーラーや投資家のトレード手法がプログラミングされています。これらを使用することで、 手軽にプロの手法で資金を動かすことができます。

トレードは感情を入れず淡々と取引することが定説とされています。負けを取り返そうと感情的になってリベンジトレードをしたり、ロット数を上げてハイレバレッジで取引したりすると、さらなる負けトレードの原因となります。そのようにならないためにも 自動売買はとても有効な手段といます。

FXで注文してから決済するまでの流れ

新規注文

FXトレードはまず「買い」か「売り」の注文を出します。「買うこと」「売ること」を「エントリーする」ともいいます。 現在の為替レートよりも値が上がると思えば「買い注文」を出し、下がると思えば「売り注文」を出します。

取引成立

注文を出してその注文の取引が成立すれば、口座内の資金が動いていくことになります。注文が確定したことを「 約定した」といいます。約定したあとの注文は建玉、またはポジションと呼ばれ、 反対売買で決済するまでは口座内の資金は流動します。

決済

保有中の建玉 (ポジション) はいつか確定させなければなりません。この確定させることを「決済する」といいます。建玉を決済させてはじめて自分の利益、または損失が確定します。 トレードはこれら一連の作業で1トレードとなります。

FX注文方法に関するまとめ

FXトレードに限らずトレードは「買い」か「売り」しかないにも関わらず、その注文方法は非常に多岐にわたります。指値・逆指値をはじめ、OCOやIFDなどの横文字もあり、初心者の人は混乱してしまうことでしょう。

しかしこれらの注文方法を自在にあつかえるようになると、FX取引はとても楽しいものになります。 レンジ相場、トレンド相場、相場状況に応じて注文方法を使い分けられるようになり、利益も出しやすくなっていきます。

また自動売買もうまく取り入れれば自分で取引をする手間が省け、取引がぐっと楽になります。自分なりに試行錯誤して楽しくトレードをしていければベストですね。

あわせて読みたい

FX会社・口座比較 | おすすめ人気ランキング

2020年05月19日