2chの情報は信じすぎず客観的に捉える
損切りができない人は大損の可能性があり要注意
初心者のうちはレバレッジをかけすぎない
2chにはたくさんの書き込みがあり、空き時間についつい見てしまう人もいるでしょう。
なかには活用ができそうな情報も書かれていますが、無条件に信用するのはおすすめしません。
2chに書かれた情報を信じ切って取引をすると、場合によっては大損につながります。情報を鵜呑みにせず、自分の知識や経験を活かして取引をすることが大切です。
本記事では2chでFXについて調べる際の注意点、2chの投稿から分かる、負ける人の特徴などをお伝えします。
2chでFXについて調べるときの注意点からお伝えします。
2chに書かれていることは、すべて信用できるとは限りません。
たくさんの注目を浴びるためにFXで得た利益を大げさに書いたり、ネタとして書いたりするものもあります。
2chに書き込まれたFXの知識や利益などのなかには、根拠がない内容も多々あるのです。
書き込まれた情報は客観的に捉え、感情的にならないように注意しましょう。2chは匿名による掲示板なので情報を鵜呑みにせず、客観的に捉えることを意識してください。
2chにはさまざまな人が書き込み、なかにはFX取引に役立つ情報もあります。取引に活かせる情報は利用しても良いですが、 依存するのは避けてください。
たとえば今後の為替レートに関する予想と、分析が書き込まれていたとします。分かりやすい分析で、実際にその通りに為替レートが動いたとしましょう。予想を信用して取引を行えば、一時的に利益を得られます。
しかし 2chの情報を信用して取引をすると、また他人の予想に依存してしまいます。自分で考えずに取引をするため、FXのスキルはなかなか向上しません。
先ほどの例を利用する場合、 予想そのものではなく、分析の過程を理解することがポイントです。過程を自分で考えて理解すれば、今後のFX取引に活かせます。
2chは書き込まれる情報に偏りがあります。情報を信頼してFXで取引を行っても、失敗する確率は高いでしょう。
あくまでも2chに書き込まれた情報は、ごく一部の限られたものです。2chの情報だけに頼らず、複数の情報源から情報を集めましょう。
2chの情報ばかりを見ていると、客観的に情報を捉えるのは困難です。 色々な情報源をチェックして、多角的な視点で情報を見るように意識しましょう。
実際にFXで取引をしている優秀なトレーダーのブログは、信頼できる情報が豊富です。ブログでは取引の経験談や手法、最新の為替相場の傾向などをチェックできます。
トレーダーのブログを参考にする際は、 プロフィールを明確にしているブログを選びましょう。プロフィールが特になければ、毎日更新しているブログがおすすめです。
なお 優秀なトレーダーが書いているとしても、1つのブログではなく、複数のブログを参考にしましょう。信頼度の高い情報がたくさん集まるほど、利益を得られる可能性は高まります。
2chは匿名の掲示板で、どんな人が情報を書き込んでいるのか分かりません。
本は著者がはっきりと分かるため、 FXでどんな結果を出しているのか、信頼できる人なのかが明確です。
匿名で情報を書き込む2chやSNSよりも、本には信頼性の高い情報が集まっています。本を読み、基礎知識を身につけることも大切です。
また2chやブログでは、最低限の知識を持っていることを前提に情報発信しているケースが少なくありません。
FX初心者に向けて、基礎知識から丁寧に解説している本もあります。 FXをはじめたばかりでまだ知識が身についていない人は、本を読んで内容を理解しましょう。
なお本によって合うもの、合わないものがあります。自分に合う本が見つかったら、しっかり読み込みましょう。
FXのセミナーに参加すると、専門家から情報を受け取れます。 セミナーは参加者のレベルに合わせて開催することが多いため、自分のレベルに合うセミナーがあればぜひ参加してみましょう。
セミナーでは市場の分析や予想の他に、専門家へ質問をする時間も設けられています。 FX取引で悩んでいることや不明点があれば、専門家に直接質問ができます。
またセミナーには多数のトレーダーが参加するため、積極的に交流してみましょう。FXの情報交換ができる上、仲間を増やせるチャンスです。
2chで見るFXに負ける人の特徴は、以下の通りです。
“97 :名無しさん@お金いっぱい。:2020/05/06(水) 00:40:38.21 ID:Tupk8Txx0.net
勝率100%は可能…可能だがチャンスは月数回来るか来ないかだ…!
チャートに何時間張り付こうがそれは変わらない…!
それがいつ来るかは相場観が無ければ分からない…!
逃したら次の月、あるいはその次の月までチャンスは来ないかもしれない…!”
引用元:http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/market/1581238069/0-
FXでは勝率と利益は別々に考えましょう。 いくら勝率が高くても、損失が大きければ利益はあまり出ていません。
たとえば勝率80%だとしても、ロスカットで大損して資金の大半を失えば負けです。反対に勝率20%であっても、大きな利益が出ていれば勝っています。
勝率をいくら上げても、結果的に利益がなければ意味がありません。勝率を上げることだけを考えず、利益と損失の結果もしっかり受け止めましょう。
“85 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2017/06/18(日) 10:21:01.27 ID:lW5XvT5Z0.net[1/2]
マジレスすると絶対にどこかで欲が上待って損切りできなくなる。
成行でトレードしてる奴は絶対に最後ロスカされて終わる”
引用元:http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1497743267/0-
損切りできずに含み損が大きくなると、ロスカットの可能性はどんどん高まります。 損切りができない人は負ける確率が高いため、注意しましょう。
含み損がふくらんでロスカットが執行されると、ほとんどの資金を失ってしまいます。 神頼みのような取引はロスカットのリスクが高まるため、おすすめしません。
あらかじめ損切りのルールを決めておきましょう。 前もってルールを決めておけば、適切に損切りができます。
過去のトレードを定期的に見直し、自分に合う損切りルールを設定しましょう。
“163 名前:Trader@Live![] 投稿日:2016/05/05(木) 06:32:26.81 ID:Efkn8cYy [3/4]
157
去年の最初の選挙直前からポジってた
それからナンピンを繰り返しマイナス2000万円で約1時間前に撤退
この1年近くはずっとウツだった
まさか精神安定剤が手放せない生活になるとは思ってなかった
これからはリラがボロボロになってくれるのを祈るばかり ”
引用元:http://maguro.2ch.sc/test/read.cgi/poverty/1462415738/0-
「逆張り」は相場が反転するポイントを狙い、相場の動きと逆の注文を入れる手法です。
もし相場が下がっても元の状態に戻る傾向があり、ナンピンもこの考え方を前提にしています。「ナンピン」は買い下がり、売り上がりを行う手法です。
逆張りやナンピンなどの高度なテクニックに頼るためには、長期トレンドを予想しなければなりません。 初心者には難易度が高く、相場をある程度理解する必要があります。
FXに慣れないうちは、相場が上がるか下がるか予想する「順張り」で取引しましょう。
“10 :風吹けば名無し:2020/05/08(金) 16:02:47 ID:uLB/krCg0.net[1/3]
ハイレバするやつは全員死ぬよ
勝ち抜けなんて無理
買ったってどうせマグレの泡銭なんだから
勉強して低レバで生き残ってるやつが唯一の勝ち組
ちなワイは130万→30万や”
引用元:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1588921222/0-
レバレッジを高くすると、一気に大きな利益を生み出せます。しかし損失も大きいため、注意が必要です。 ハイレバレッジでの取引は、一気に資産を失う可能性もあります。
ギャンブルなら連続して勝つこともあるでしょう。一方FXで勝ち続けるのは不可能です。
レバレッジは低く設定し、少しずつ勝ちを重ねましょう。
FXにおける個人口座のレバレッジは、法律で最大25倍と定められています。FXをはじめたばかりなら、レバレッジは高くても10倍に留めると安心です。
“1 :風吹けば名無し:2019/07/19(金) 00:33:34.11 ID:MKiGj5UE0.net[1/2]
吐き気が止まらない。
ワイの給料で生活させてもらって、ジムとかヨガにも通って、友達と旅行にも行って、変な健康食品とかダイエット食品とか買って、家具家電も買って・・・・・・・その上FXで大敗北・・・・・・・・・・? ”
引用元:http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1563464014/0-
生活費や老後資金などの余剰資金ではないお金をFXに投資すると、生活に影響を及ぼします。
FXで余剰資金ではないお金を使うと、冷静な判断はできないでしょう。
もし余剰資金ではないお金を一気に失うと、生活に支障をきたします。 損失額によっては家族に迷惑をかけてしまうため、おすすめしません。
調子が良く利益が出ているとしても、余剰資金ではないお金を投資するのは避けましょう。
FXでは常に勝てないため、調子が良くてもいつかきっと悪くなります。 余剰資金を使い切ったら、取引を終えましょう。
また 利益額を目標にするのではなく、投資に使う資金額を事前に決めることが大切です。初心者の人は特に気をつけましょう。
“12 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/30(土) 11:19:50.504 ID:bPu1Pbu9M.net
寝てる間もチャートが気になって
寝不足みたいになる
辞めてからガッツリ寝れて
幸せを取り戻した感がある”
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1553911742/0-
FXでは平日24時間取引できます。しかし副業でFXを行う人のなかには本業の仕事が大変で、時間の捻出に苦労している人もいるでしょう。
スキマ時間にコツコツと取引をしたり、睡眠時間を削ってトレードしたりする人もいるかもしれません。
しかし 睡眠不足のまま取引を行うと、ミスをする可能性もあります。冷静に判断ができず、メンタルのコントロールも上手にできません。
FXでは勝てる相場で取引をすることが大切です。「時間が空いたら取引をする」という考え方は、 勝てる相場を見極めていないといえます。
勝てない相場では取引を控え、メリハリをつけましょう。またFXで勝つためにはしっかり休むことも大切です。
“10 :以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2019/03/08(金) 12:48:53.055 ID:W9H85lYGd.net
トランプ相場でまだ上がるだろLまだ上がるだろLってやってて最終的にロスカされたわ”
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1552016440/0-
空いた時間に何となく取引したり、休日に長々と取引したりする人もいるでしょう。 しかし効率が悪く、おすすめしません。
FXは世界各国に市場があり、取引が活発になる時間帯があります。以下に参加者が多い市場と、取引が活発な時間帯をまとめました。
各市場の時間帯を目安に取引をすると、効率的に取引ができるでしょう。
ロンドン市場、ニューヨーク市場、東京市場の順に取引量が多く、この3つの時間帯は特に取引が活発です。
日本で取引をするならロンドン市場が開いている、16時から2時までが適しています。トレンドが形成されやすいため、この時間帯を狙って取引をしてみてください。
また 22時30分と24時 (サマータイム期間中は21時30分と23時)は、アメリカの重要な経済指標が発表されます。経済指標発表時は値動きが大きく変わりやすいため、ぜひ活用しましょう。
2chの失敗談をふまえ、FXで大損しないための方法は以下の通りです。
神頼みのように、感覚で取引を行うのはおすすめしません。FXで大損しないためには、正しい知識を身につけることが大切です。
「とりあえず手を動かして慣れよう」「勉強をしなくても何とかなるだろう」などと考えて勉強をせずに取引をすると、大損につながります。
FXのしくみや用語、リスクなどを学び、基礎知識を身につけてから実際の取引をはじめましょう。
また「自分は大損しないだろう」と安易に考えるのも危険です。
FXで取引を行う際、生活費を削ったり、友人や知人から借金をしたりするのは避けましょう。
大損をすると生活に支障をきたし、最悪の場合には多額の借金を背負ってしまいます。お金を増やすためにFXをはじめたはずなのに、大損をして借金をするのは本末転倒です。
FXに投資をするのはお小遣い、またはFX専用の資金に留めましょう。
くれぐれも結婚資金や引越し資金など、生活に必要なお金をFXに投資するのは控えてください。
レバレッジをかけすぎると利益だけではなく、損失も大きくなります。
まだFXに慣れないうちにレバレッジを高くしてしまうと、損失額が大きくなる可能性があり、危険です。
大きな利益を得て、得た利益で再投資をし、お金をさらに稼ぎたいと考える人は多くいます。しかし実現したトレーダーはほんのわずかです。
FXで経験を積んで慣れるまでは、 レバレッジは3倍ほどに抑えましょう。レバレッジを高くするのは取引に慣れてからにしてください。
FXで取引をする際は、必ず損切りのルールを決めておきましょう。 決めたラインに達したら損切りをし、大損を防ぐのが重要です。
「もう少し待てば相場は戻るだろう」と油断をして放置すると、ロスカットにつながります。
ロスカットが執行されると、損失分を取り戻すまでに時間も労力もかかり、非常に大変です。損切りのルールは事前に必ず決めましょう。
また判断が遅れると、ロスカットが執行されてしまいます。 決めた損切りのルールをきちんと守ることも大切なポイントです。
FX初心者は以下に挙げる、シンプルな指標で自己分析を行いましょう。
「勝率」はスポーツの勝利計算と同様です。以下の式で計算が可能で、金額の要素は含んでいません。
勝ちトレード数 ÷ 総トレード数 × 100
しかし FXでは金額の要素も関係しているため、次の「損益比率」も参考にしましょう。
「損益比率」とは損切りの幅、利食いの幅の割合です。「ペイオフレシオ」や「リスクリワードレシオ」とも呼ばれています。
損益比率は以下の式で計算可能です。
平均利率 (pips) ÷ 平均損失 (pips)
平均利率と平均損失は次のように求められます。
平均利率 (pips) = 合計利率 (pips) ÷ 勝ちトレードの回数
平均損失 (pips) = 合計損失 (pips) ÷ 負けトレードの回数
資金比率を知れば、自分の資金に対し、リスクを抱えている取引をどれぐらい行っているかが判断できます。
「資金比率」とは必要証拠金と、FXに使用できる資金全体との比率です。
資金比率 (%) は以下の式で算出できます。
損失額 (円) ÷ 資金 (円) × 100
なお損失額は取引1回あたりの許容損失額を示し、損切りの金額にも相当します。
「勝率」「損益比率」「資金比率」の3つはいずれもシンプルな指標です。ぜひ自己分析をする際に使ってみてください。
有名な指標に「バルサラの破産確率」があります。ナウザー・J・バルサラという数学者が考案した確率です。
バルサラの破産確率を利用すれば、FX取引を繰り返した際の破産確率を導き出せます。0%から1%ほどなら、良い取引だと判断できます。
複雑な指標で信頼性が高いように感じますが、破産確率が0%だとしても負ける場合があります。
また予想外のニュース、FX会社のロスカットルールなどを考慮していません。 複雑な指標を信頼しすぎないように注意してください。
損切りのルールの他に、利食いのルールも決めておきましょう。
為替レートは自分で好き勝手に決めて動かせないため、予想通りに動くとは限りません。しかし損切りや利食いを行うタイミングなら自分で決められます。
特に損切りはFXで非常に重要です。損切りのタイミングを間違ってしまうと、大損やロスカットの原因になります。
損切りのルールを決めたら、決めたラインで必ず損切りしましょう。
負けが連続すると、自分のスタイルに自信を持てなくなる人もいるかもしれません。冷静な判断を下せず、「もう少し待てば利益が出る」と期待する日もあるでしょう。
取引ルールは決めたらしっかり守ることが大切です。感情に振り回されず、一貫性のあるトレードを続けましょう。
2chのFXスレッドでは、さまざまな情報をチェックできます。しかし2chは匿名の掲示板なので、情報を鵜呑みにするのは危険です。
自分で考えることを放棄せず、情報は客観的に捉えるように意識しましょう。
なおFX初心者の人はいきなり2chの情報を参考にはせず、本で基礎知識を身につけるのがおすすめです。
2chに書かれている失敗談の二の舞にならないように、正しい知識を学び、ルールを決めて取引しましょう。
※掲載情報には本サイトのFX会社・口座比較情報に掲載・参画する事業者が提供するPR情報が含まれています。 ※本サービスはFX取引及びFX取扱事業者等に関する情報の提供を目的としています。FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。 ※キャンペーン・特典は各広告主において実施されるものであり、広告主による募集要綱等を十分にご確認ください。 ※本サービスに掲載されている情報は、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。 ※本サービスでは十分な注意を払ってFX取引及びFX取扱事業者等に関する情報提供を行っておりますが、本サービスに掲載されている情報は、情報の真偽、FXの評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも、当社は一切の責任を負わないものとします。投資に関するすべての意思決定は、利用者個人の判断で行っていただきますようお願いいたします。 ※本サービスにおいて公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。 ※本ページには、各FX取扱事業者を始めとする他社・他の機関のサイトへのリンクが設置されておりますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。 ※本サービスのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、利用規約にご同意いただいたものとします。 ※手数料は全て「税込み」にて表示しております。 ※スワップポイントは1万通貨/1日あたりの値を掲載しています。 ※最新情報は各FX取扱事業者の公式サイトにてご確認ください。