FX会社・口座一覧
SBI FXトレード
SBI FXトレード
DMM FX
DMM.com証券
外為ジャパンFX
DMM.com証券
FXネオ
GMOクリック証券
LION FX
ヒロセ通商
外貨ex
YJFX!
選べる外貨
FXプライムbyGMO
楽天FX
楽天証券
外貨ネクストネオ
外為どっとコム
外為オンライン
外為オンライン
シストレ24
インヴァスト証券
トライオートFX
インヴァスト証券
FXブロードネット
FXブロードネット
マネックスFX
マネックス証券
みんなのFX
トレイダーズ証券
LIGHT FX
トレイダーズ証券
FXTF MT4
ゴールデンウェイ・ジャパン
MATRIX TRADER
JFX
OANDA fxTrade
OANDA Japan
シストレFX
auカブコム証券
FX CHOICE
サクソバンク証券
JNB-FX PLUS
ジャパンネット銀行
FXダイレクトプラス
セントラル短資FX
ひまわりFX
ひまわり証券
マネースクエアFX
マネースクエア
パートナーズFX
マネーパートナーズ
パートナーズFX nano
マネーパートナーズ
ライブスターFX
ライブスター証券
岡三アクティブFX
岡三オンライン証券
外貨アクティブ
上田ハーロー
Avaトレーダー
アヴァトレード・ジャパン
フィリップFX
フィリップ証券
アイネットFX
アイネット証券
FOREX.com
ゲインキャピタル・ジャパン
EVO
外為ファイネスト
俺のMT4
FOREX EXCHANGE
JForex
デューカスコピー・ジャパン
LINE FX
LINE証券
ダイワFX
大和証券
FX (松井証券)
松井証券
EZ MT4
EZインベスト証券
じぶん銀行FX
auじぶん銀行
MONEYKit
ソニー銀行
FX (新生銀行)
新生銀行
FX (あい証券)
あい証券
FX (スターリング証券)
スターリング証券
FX (セントレード証券)
セントレード証券
ノムラFX
野村證券
ネオモバFX
SBIネオモバイル証券
更新日:2020年07月31日 | 公開日:2020年07月31日

FXの欧州時間の完全攻略ロードマップ!

この記事のポイント

欧州市場についての時間特性が把握できる

欧州市場についての特徴や歴史がわかる

欧州市場の経済発表やイベントについて理解が深まる

FX取引を実践するなら欧州時間は外せません。

欧州市場はロンドン市場を有し、世界最大規模の取引量を誇るFXでは中心的な相場なのです。

ロンドンは昔から金融の中心地として栄えてきた歴史があるため、今でも数百億円規模の取引を行うヘッジファンドや機関投資家が数多参戦する相場でもあります。

またロンドン市場は値動きがとても大きいため、スキャルピング狙いのトレーダーには嬉しい相場環境といえます。

イギリスポンドは「殺人通貨」と揶揄されるほど上下に値が乱高下する時もあり、指標発表時には最大限の注意が必要です。

FX取引をするならおさえておくべき欧州市場についてご紹介いたします。

気になるトピックをタップ!

FXの取引時間の基礎知識

FXでは24時間取引ができる

FXは世界中の市場で世界中の通貨が取引されるため、 常にどこかの国の市場がオープンしています

どこかの国の市場がクローズしてもでどこかの国の市場がオープンしています。ローテーションで営業されているイメージです。

そのためFXは土日を除く24時間取引ができます

FXは特定の取引所が存在せず、インターバンク市場と呼ばれる銀行間取引によって形成されています。

このネットワークシステムによって24時間、住んでいる地域を問わず注文が発注できるのです。まずは 週の初めである月曜日の早朝6時にオープンするのがオセアニア市場です。

オセアニア市場はニュージーランドのウエリントン市場とオーストラリアのシドニー市場から成ります。 次に8時以降は東京市場がオープンし、日本人トレーダーが参戦する時間です

16時以降になると欧州市場がオープンし、更にボラティリティが増えます。

21時以降にはニューヨーク市場がオープンし、1日のうちで一番盛り上がりを見せる時間となります。

オープン時間とクローズ時間について

FXは24時間取引ができるため、 オープン時間とクローズ時間がとてもわかりにくいといえます。

日本の証券取引市場が8時から15時であるのと同じように、その国を基準として考えた場合、 やはり8時から15時が基本的にその国の証券取引市場のオープン時間です

ですが日本を基準として考えた時は、時差があるため各国それぞれオープン時間、クローズ時間は異なります。

オセアニア時間は主に早朝4時以降にオープンし、クローズ時間も日本の証券取引所と4時間程度の差があります。

欧州は15時から21時、ニューヨークは21時から翌日6時までがそれぞれオープン時間、クローズ時間です。

サマータイムについて

日本では季節によって時間が変わることはありませんが、 欧米では夏と冬で時間が1時間異なるサマータイム制度を導入しています

日照時間が長い欧米では昼間の経済活動を活性化する目的で、夏の標準時間を1時間早めています。 サマータイム開始は3月の第2日曜日です

終了は11月の第1日曜日となっており、この日を過ぎると再び標準の冬時間に戻ります。

サマータイム中はアメリカの指標発表も1時間前倒しされますので、サマータイム時には注意が必要です。

アメリカの指標発表は値動きへの影響力が大きく、 とりわけFOMCや雇用統計などは急激に乱高下します。

クリスマスや年末年始などのイベント時について

クリスマス

欧米でクリスマスといえば、日本で考える以上に重要なイベントです。

イエス・キリストの生誕を祝う行事として行われ、欧米各地ではクリスマスムード一色になります。

この日は海外でのFX市場はほとんどクローズされ、値動きの流動性は著しく低いです

そのためスプレッドが急激に開いたり、値が飛んだりして乱高下することが多くなります。

唯一日本の為替市場だけはオープンしていますので、 取引はできますが、流動性が低く取引には適さない相場状況になりがちです

年末年始

年末年始は平日であれば31日までオープンしていますが、 とりわけ欧米では早いクローズとなる場合が多いです。

そのため気づかない間に取引システムの値動きが止まっていた、ということもありますので注意が必要です。

年始は元日に限り全世界で一斉に休場となります。 元日2日目以降は平日であれば、欧米の市場は通常通りの営業です

日本ではクリスマスよりも正月の方が重視されるため、日本のみ「三が日」として3日間は休場となります。

その他祝日など

FXは世界中の国での通貨取引であるため、日本で定められている祝日は関係がありません。

そのため日本が祝日でも、海外市場が通常営業していれば取引できます。 逆に欧米での祝日も日本にはあまり関係がありません

そのため取引はできますが、流動性は落ちるため取引に適さない相場状況になることもあります。

スプレッドが広がりやすいタイミング

日本口座のような固定スプレッドや普段は狭い変動性スプレッドも広がりやすい時間帯があります。

日本時間の早朝は、 ニューヨーク市場がクローズした直後の流動性が著しく落ちる時間帯です

夏時間では日本時間早朝6時、冬時間では7時です。

その他にも世界3大市場であるアメリカ市場、イギリス市場が休場の時、クリスマス明け、なども必然的に市場参加者が少なくなるため、スプレッドが拡大します。

逆に経済指標発表時などの市場参加者が激増することによっても、スプレッドは拡大します。

FXの欧州時間の特徴

欧州の市場オープン時間には少し特有の流れがあります。

世界3大市場の1つであるロンドン市場がオープンする1時間前に、 先陣を切ってドイツやスイスの為替市場がオープンします。

15時のドイツやスイスなどの市場開始とともに値動きにトレンドが出はじめた場合、16時のロンドン市場オープンをきっかけに、それまでの流れが一変する時があります。

また東京市場から続いてきた相場の流れも、ロンドン市場オープンをきっかけに変わることがあります。

ユーロ圏ではロンドン市場が中心であり、それだけ影響力も大きいのです

ロンドン市場はニューヨーク市場よりも多い世界最大の取引量を誇っており、ロンドン市場オープンで相場が一気に活気づきます。

ロンドンのオープン時間を狙った 「ロンドンブレイク」といわれる取引手法も存在するくらいです。

通貨ごとの特徴

ユーロ

世界の基軸通貨「米ドル」の次に取引量が多い、 第2の基軸通貨といわれているのが「ユーロ」です

経済指標ではとりわけ、 欧州中央銀行政策金利の発表時に値が乱高下しやすい特徴があります。

またそれ以外にもよく値が反応するのが、ドイツとフランスの経済指標発表時です。

ユーロの通貨ペアの1つである「ユーロドル」は世界取引量1位の米ドルと2位の通貨ペアの組み合わせですので、必然的に取引量は世界1位になります。

ユーロドルはトレンドが続きやすい傾向にあり、順張り戦略では外せない通貨ペアです。

取引量が多くボラティリティが少ないため、 値動きは緩やかで安定しています。

そのため利ざやを積極的に抜きたい投機筋からは今ひとつ人気のない通貨ペアです。

スイスフラン

スイスフランは世界の有事の際に、逃避先として買われることが多い通貨です

どの国ともタッグを組まない永世中立国であるスイスは、紛争に巻き込まれるリスクが極めて低いため、安全資産として知られています。

逆に世界が平和で何事もなくリスクオンの動きになれば、 売られやすくなることが特徴です。

また安全資産であるがゆえに、有事の際にしか値動きが活発にならないという側面もあります。

スイスフランは日本円と同じく超低金利通貨ということでも知られています。 それは日本もスイスも、ともにマイナス金利政策を実施しているからです

そのためスワップ金利狙いのトレードを行うには向いていません。

世界で5番目の取引量を誇るスイスフランは決済通貨としても使われることがあります。

米ドルを決済通貨としない小さい国では、スイスフランを決済通貨として使用する国もあります。

トルコリラ

高スワップ金利の通貨として人気が高いのが、新興国通貨のトルコリラです。

流動性はとても低く、値が止まったり、あちらこちらに飛んだりするため、 通常の取引ではまともにトレードがしづらい通貨でもあります。

そのためトルコリラを選択しての取引は高スワップ金利を狙った「スワップトレード」が一般的です。

トルコはインフレ率が高く、日本とは対照的です。

そのため日本とは相性がよく、日本円などの超低金利国の通貨を売って、トルコのような高金利国の通貨を買えば、非常に高いスワップ金利を受け取れます。

時間ごとの特徴

オープンから22時まで

1日のはじまりであるウエリントン市場のオープンからニューヨーク市場の開始の22時まで、時間ごとに値動きの特徴があります。

まずウエリントン市場から東京市場午前中までに活発に動くのが、日本円をはじめ、豪ドル、ニュージーランドドルなどです。

午前10時には東京市場で仲値が決定され、更に値動きは活発化します。午前10時以降はレンジ状態と呼ばれる、値動きが穏やかな状態になりやすいです。

16時以降は欧州市場がオープンするためそれまでの穏やかな値動きから一変、勢いよく動きはじめます。

19時頃の欧州勢の昼食時間で再び穏やかな値動きになったあと、 21時のニューヨーク市場開始とともに再び勢いよく動き出します

23時からクローズまで

23時以降はロンドン市場とニューヨーク市場が重なり、FX市場ではメインともいうべき時間帯です。

22時30分頃にはアメリカの主要経済指標が発表される日もあるため、 ボラティリティは1日のうちでもっとも多く、相場は過熱していきます

値動きも大きくスキャルピングをするにも最適な相場といえるでしょう。

また24時にはオプションカットの権利行使期限があり、 更にその1時間後の25時には金のスポット価格が決定されるロンドンフィキシングがあります

このためこれら時間帯はボラティリティが急激に増えることから、値が乱高下する傾向です。

ロンドンフィキシング以降は徐々に流動性が落ちていくため、値動きがレンジ状態になっていきます。

サプライズが起こらなければ、レンジ状態の値動きのままニューヨーク市場はクローズされていきます。

FX取引が欧州時間に集中する理由

歴史的要因

世界でもっとも取引量が多い為替市場はロンドン市場です。

更にドイツやフランスなどの欧州市場も合わせるとアメリカよりもはるかに総取引量は多くなります。

FX取引が欧州時間に集中する理由としては、アメリカが世界の決済通貨となる前、 イギリスのポンドが国際的な決済通貨として使用されていたからです。

もともとイギリスは19世紀までは、世界経済を牽引する存在であったため、ロンドンの地において世界のさまざまな通貨が取引されていました。

これら歴史的背景の名残から、欧州市場は今も金融の地としてさかんに為替取引が行われているのです。

地理的要因

欧州時間にFX取引が集中する理由には地理的な要因も含まれます。

日本の世界地図を見ると日本が真ん中に配置されているため、 日本人が見ると日本が世界の中心部分であるかのごとく錯覚してしまいがちです

しかし日本は世界から「極東」と呼ばれ、世界のスタンダードな地図では右端に配置されているのが一般的です。

その地図を見てみると、中央にはイギリスが配置されています。

つまり世界からはロンドンが中心地と見られているのが一般的なのです。

アメリカ大陸とアジア大陸のちょうど真ん中であることからも金融市場の中心地として認識されているのです。

取引している人

為替相場が動く要因はさまざまです。

戦争などの有事、経済的要因、政治的要因など大きい組織の力では動くが、誰かの力で相場なんて簡単に動くものではないと思う人も多いでしょう。

しかし相場を動かしている人というのは存在します。 それはいわゆる「マーケットメイカー」と呼ばれ、相場を作り上げる人です

マーケットメイカーは具体的には、機関投資家やヘッジファンドなどのことを指します。

機関投資家やヘッジファンドと聞くと、わかる人も多いでしょう。彼らは巨額の資金を投下して相場を動かしてしまいます。

そのためFXトレードは 機関投資家やヘッジファンドがどのようにトレードするかを考える必要がある、とよくいわれるのです。

欧州時間にFXをするならチェックしておくべきポイント

欧州中央銀行 (ECB) の金融政策

FXで取引をするのであれば、事前に経済指標発表を確認しておくのがおすすめです。

確認するのはトレードする通貨ペアの経済指標発表時間とその内容です。

指標発表の内容によっては急激にスプレッドが開き、 瞬間的に値が飛ぶぐらい勢いが出るものもあります

強制ロスカットに瞬時に引っかかってしまうこともありますので注意が必要です。

「欧州中央銀行 (ECB) の金融政策」の指標発表は中でも 注目度が高く発表時のトレードは気をつけた方がよいでしょう。

Bank of England (BOE) の発表

Bank of England (BOE) 政策金利の発表時も値動きがよく乱高下するため注意が必要です。

BOEはイングランド銀行 (英中央銀行) のことで、BOEがイギリスの金融政策や政策金利などの発表を行います。

BOEはイギリスポンドを発行している銀行です。

イギリス政府への経済政策支援を行い、更にイギリス全土に対して物価の安定供給の鍵をにぎっています。

金融の中心ロンドンの政策金利発表というだけあり、その注目度は他の指標発表とは一線を画します。

ユーロに影響する経済指標

欧州中央銀行 (ECB) の金融政策の指標発表がユーロの値動きにもっとも影響を及ぼしますが、 他にも値動きに影響を与える指標発表はいくつかあります

まずユーロ四半期GDP (四半期域内総生産) です。

EUの統計局が発表する経済指標です。2020時点では17カ国のユーロ圏全体での域内総生産を示します。

GDPは経済を見るうえではとても重要な判断材料です。GDPの数値が上向きだと景気が上向きと判断されますので、ユーロは買われやすくなります。

そしてもうひとつ「ユーロ消費者物価指数」も重要な経済指標です

こちらもEU統計局が発表する経済指標で、ユーロ圏の小売価格の変動指数を示します。

どちらもユーロ経済を見る上でとても重要な経済指標です。更にドイツやフランスの経済指標もユーロの値動きには大きな影響を与えます。

ロンドンフィキシングとは

ロンドンフィキシングは金のスポット価格が決定されるロンドン時間16時 (夏時間15時) の時間帯を指します。

日本時間では深夜25時 (夏時間24時) です。 金は主に米ドルで取引されるため、為替市場に影響が出る可能性が高い時間帯です。

フィキシングとは「値決め」のことをいいます。

ロンドン市場は金をはじめとする貴金属類全般、 現物取引では世界でもっとも重要な市場であり、ここで決定された値段は世界の価格指標となるのです。

ロンドンフィキシングをさかいに、大きく為替相場が動く可能性があります。

具体的な相場の動きは?

ロンドンフィキシングの時間帯は金のスポット価格が決定する他にも、 投資信託の設定なども行われます

そのため各種有価証券等大口の取引が行われ、為替相場が活気づきます。そして金はドル建てで取引されるため、米ドルを筆頭に他の通貨も動きます。

ドルやユーロが買われドル高になり、逆に円は売られて円安方向に動くことが多いのです。

円安に進む理由としては、 日本の超低金利により円を元手にして外貨を買うファンドが多いことが挙げられます

しかしながら週末や月末などは、ポジション調整の影響が出ることもあり、逆に円高方向に動くこともあります。

更にロンドンフィキシングの時間帯は、いっそう値動きは激しくなる時期がありますが、ポジション調整が起こる月末です。

そのため月末だけに絞って、ロンドンフィキシングの時間帯にトレードをする人もいます

FXの欧州時間と他の時間帯の比較

オセアニア時間

FX市場が本格的に動き出すのは欧州市場からです。

オセアニア市場オープン直後は、ほとんど市場参加者がいません。そのため 非常に値動きは乏しく、ボラティリティも少ないのです。

オセアニア市場は、ニュージーランドのウエリントン市場とオーストラリアのシドニー市場の2大取引所がオープンしています。

ニューヨーク市場がクローズしたあとのウエリントン市場は、値動きがほとんどなく通常はレンジ状態ですが、 ニュージーランドの指標発表時だけはスプレッドが急激に広がり数10pipsも値が飛ぶことがあります

そのためオセアニア市場で取引する場合は特に、ニュージーランドの指標発表時間だけは注意が必要です。

また週初めは先週からのブランクがあるため、一番先のオープンとなるニュージーランド市場は特に注目されますので、思わぬ値動きが発生する場合もあります。

東京時間 (アジア時間)

オセアニア市場のあとを追いかけるようにしてオープンするのがアジア市場です。

東京市場をはじめ、香港市場、シンガポール市場などがあります

アジア市場は欧州市場ほどではありませんがそれなりの値動きはあり、トレードするにも適している相場状況といえるでしょう。

しかしながら レンジ状態である方が比較的多いため、トレンドを狙ったトレード戦略よりも、どちらかというと レンジ状態を狙ったレンジトレード戦略を立てる方がよいといえます。

しかし例外としてゴトー日 (毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日) には日本企業の決算日が集中していますので、トレンドが発生したり、思わぬ乱高下が起きたりする確率が高くなります。

またそれ以外にも午前10時の仲値には注意する必要があります。

ニューヨーク時間

世界経済の中心地であるニューヨーク市場は、取引量こそロンドン市場よりは下回るものの相場の変動量、いわゆるボラティリティにおいてはロンドン市場を上回ります。

そのため相場の過熱感は世界一といえます。

またロンドン市場ともオープン時間が重なり、 アメリカ経済指標も多数発表されるため、1日のうちで一番盛り上がりを見せる時間帯です。

主に米ドルが主役ですが、全通貨ペアが勢いにつられて大きく動きます。

ニューヨーク市場オープンから3時間後にはオプションカット、更にその1時間後にはロンドンフィキシングがあり、この時間は値動きのピークを迎えます。

相場の過熱感は最高潮に達するでしょう

その後ロンドン市場がクローズする深夜26時以降は徐々に値動きが乏しくなり、レンジ状態となっていきます。

サプライズ発表などがなければ、そのままニューヨーク市場はクローズしていきます。

欧州時間のよくある質問

欧州時間の特徴は?

東京市場では主にクロス円全般、豪ドル、ニュージーランドドルが活発に動きます。

一方でユーロ、ポンド、スイスフランなどの欧州通貨ペアはとても動きが鈍く、 サプライズでも起こらない限りは、これといった動きはほとんどありません

しかし欧州市場がはじまる16時をさかいに、とたんに動意づきます。

動意づくとはいえ、ニューヨーク市場のように派手な値動きではじまるのではなく、 静かにオープンし徐々に値幅が振れはじめる、といった感じです。

例外として市場オープン後にBOE政策金利などの重要指標発表がすぐ控えている場合は、 すでに値幅の振れが大きかったり、トレンドが出ていたりする場合もあります

また南アフリカのランドやメキシコのペソ、トルコのリラなど高スワップ金利が特徴の 新興国通貨も16時前後から動機づくことが多いです。

欧州時間に取引する時の注意点は?

欧州市場は東京市場と違いボラティリティが多くなります。 そのため動く値幅が大きく、上下ダイナミックに振れます

スキャルピング狙いのトレーダーにイギリスポンドが人気なのもこの理由からです。

トレードに不慣れな初心者がイギリスポンドをトレードすると、あっというまに損切りにかかり、損失が大きくなりがちです。

それにくわえ、BOC政策金利などの重要指標発表時間を把握していないと、 トレード中に突然値が乱高下して最悪は強制ロスカットにかかる可能性もあります。

欧州時間におすすめの取引方法は?

欧州時間は値がダイナミックに動くため初心者がトレードすると損失を重ねがちになります。

しかしながらトレードにある程度慣れた人ならば、逆においしい相場となるでしょう。

欧州時間におすすめの取引方法としては、ダイナミックな値動きの特性を活かした「逆張り手法」などがおすすめです。

FXの欧州時間に関するまとめ

欧州時間はFXトレードを実践するには最適な相場環境です。

値動きが活発になりはじめ、1日のうちで本格的なFX市場が開始される時間帯なのです。

何百億円と動かすヘッジファンドや機関投資家、スキャルピング狙いの個人投資家などさまざまな立場の人たちがこぞって参戦してきます。

欧州市場はそれだけ巨大市場であり、また取引高は世界最大規模を誇るのです。

執筆者情報

執筆者情報

FX部 | 【外国為替の投資情報】サイト
FX部 編集部
情報量圧倒的No,1 - 初心者のためのFX・外為投資情報の専門サイト【FX部】の編集部です。FXの始め方や外国為替の買い方、投資のコツを中心にさまざまなコンテンツをお届けしていきます。また、国内・海外のFX会社・口座を『人気ランキング』や『スプレッド・手数料』などから比較し、みなさんに本当におすすめの口座をご紹介!

人気ランキング

1
スプレッドは業界最狭水準!
20,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引ツールが使いやすく初心者でも安心
詳細を見る
2
業界最高水準の低スプレッドと高金利スワップを両立
口座開設で最大30,000円キャッシュバック!
取引ツールの高い操作性で、誰でも使いこなせる!
詳細を見る
3
外貨積立も安心のシステム!
口座開設で最大30,500円もらえる!
1通貨から取引可能で、初心者におすすめ!
詳細を見る

キャンペーン特典 キャッシュバック

FX会社・口座一覧
SBI FXトレード (SBI FXトレード)
DMM FX (DMM.com証券)
外為ジャパンFX (DMM.com証券)
FXネオ (GMOクリック証券)
LION FX (ヒロセ通商)
外貨ex (YJFX!)
選べる外貨 (FXプライムbyGMO)
楽天FX (楽天証券)
外貨ネクストネオ (外為どっとコム)
外為オンライン (外為オンライン)
シストレ24 (インヴァスト証券)
トライオートFX (インヴァスト証券)
FXブロードネット (FXブロードネット)
マネックスFX (マネックス証券)
みんなのFX (トレイダーズ証券)
LIGHT FX (トレイダーズ証券)
FXTF MT4 (ゴールデンウェイ・ジャパン)
MATRIX TRADER (JFX)
OANDA fxTrade (OANDA Japan)
シストレFX (auカブコム証券)
FX CHOICE (サクソバンク証券)
JNB-FX PLUS (ジャパンネット銀行)
FXダイレクトプラス (セントラル短資FX)
ひまわりFX (ひまわり証券)
マネースクエアFX (マネースクエア)
パートナーズFX (マネーパートナーズ)
パートナーズFX nano (マネーパートナーズ)
ライブスターFX (ライブスター証券)
岡三アクティブFX (岡三オンライン証券)
外貨アクティブ (上田ハーロー)
Avaトレーダー (アヴァトレード・ジャパン)
フィリップFX (フィリップ証券)
アイネットFX (アイネット証券)
FOREX.com (ゲインキャピタル・ジャパン)
EVO (外為ファイネスト)
俺のMT4 (FOREX EXCHANGE)
JForex (デューカスコピー・ジャパン)
LINE FX (LINE証券)
ダイワFX (大和証券)
FX (松井証券) (松井証券)
EZ MT4 (EZインベスト証券)
じぶん銀行FX (auじぶん銀行)
MONEYKit (ソニー銀行)
FX (新生銀行) (新生銀行)
FX (あい証券) (あい証券)
FX (スターリング証券) (スターリング証券)
FX (セントレード証券) (セントレード証券)
ノムラFX (野村證券)
ネオモバFX (SBIネオモバイル証券)
関連情報サイト

※掲載情報には本サイトのFX会社・口座比較情報に掲載・参画する事業者が提供するPR情報が含まれています。 ※本サービスはFX取引及びFX取扱事業者等に関する情報の提供を目的としています。FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。 ※キャンペーン・特典は各広告主において実施されるものであり、広告主による募集要綱等を十分にご確認ください。 ※本サービスに掲載されている情報は、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。 ※本サービスでは十分な注意を払ってFX取引及びFX取扱事業者等に関する情報提供を行っておりますが、本サービスに掲載されている情報は、情報の真偽、FXの評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも、当社は一切の責任を負わないものとします。投資に関するすべての意思決定は、利用者個人の判断で行っていただきますようお願いいたします。 ※本サービスにおいて公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。 ※本ページには、各FX取扱事業者を始めとする他社・他の機関のサイトへのリンクが設置されておりますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。 ※本サービスのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、利用規約にご同意いただいたものとします。 ※手数料は全て「税込み」にて表示しております。 ※スワップポイントは1万通貨/1日あたりの値を掲載しています。 ※最新情報は各FX取扱事業者の公式サイトにてご確認ください。

Copyright © 2020 dotmedia, Inc. All rights reserved.