スキャルピングとは?なぜ禁止されているのか
国内業者はスキャルピングを禁止していることが多い
スキャルピングするなら海外業者がおすすめ
自分の都合のいいタイミングで集中的に取引を行う、スキャルピングトレード。
ノウハウを覚えれば生活の隙間時間で出来る便利さから、かなり有名な運用スタイルです。
しかし、 全ての業者でスキャルピングを行えるわけではありません。
万が一の場合、 利用停止や口座凍結になるリスクもあるので、禁止事項などを必ず確認すべきです。
スキャルピングについてこちらで詳しく解説したいと思います。
FXのスキャルピングトレードとは、 非常に短い期間の間にエントリーと決済を繰り返す取引方法です。
スキャルピングでは 小さい規模の利益を積み上げ、トータルで大きな利益を狙います。
長期保有による為替変動のリスクを抑えられる点が魅力です。
スキャルピングをFX業者側が禁止する一番の理由は、 カバー取引の際に業者側が損失を被る可能性があるからです。
カバー取引とは、顧客が持つポジションと反対のポジションを構えることで、為替変動におけるリスクを相殺する取引のこと
ここで短時間に大量の注文があると、 カバー取引が追い付かずにFX会社が損失を被るリスクがあります。
もう1つの大きな理由として、 サーバーへの負担の大きさがあげられます。
短期間の大量注文はサーバーへの負荷も大きく、 約定力の低下につながり、業者側のリスクとなります。
このような理由の負担からFX業者はスキャルピングを敬遠しています。
スキャルピングを禁止している業者でスキャルピングを行った場合、 取引約款の禁止事項に違反しているとして、FX業者からの警告が来ます。
通告後もスキャルピングトレードを続けると、 最悪の場合口座が凍結することもあります。
メジャー業者である、SBI FXトレードや*DMM FXはスキャルピング禁止で有名です。
上記の業者を利用しており、短期間で連続して取引する場合には注意が必要です。
万が一に口座が凍結されてしまった場合に備えて、 複数口座を持つことをおすすめします。
どれかの口座が凍結してしまっても、 別で用意したFX口座に資金を移動させることで取引を続けられます。
スキャルピングを禁止している業者で工夫を凝らすよりも、 始めからスキャルピングを公認している業者で取引する方が無難かもしれません。
スキャルピングトレードにおけるストレス要因を減らす意味合いでも、 なるべくスキャルピング公認業者を利用するようにしましょう。
どのくらい短期間に取引を続けると凍結されてしまうのか気になるところですが、 業者のさじ加減というほかありません。
「平常時に連続して短期間の取引を何度も行ったが凍結されなかった」
「30秒以上は保有するテンポ遅めのスキャルピングだが数回の取引で凍結されてしまった」
といった対極のような声も挙がっているため、 一度のスキャルピングトレードで凍結してしまう可能性もおおいにあり得ます。
繰り返しになりますが、 スキャルピングトレードは公認している業者で行う方が賢明です。
スキャルピングNGの業者でスキャルピングトレードを行い凍結した場合、 口座凍結は原則として解除されることはありません。
しかし 凍結しても資金まで持っていかれることはありません。
国内FX業者の多くは凍結後に定められた期間内に出金するよう連絡が送られてきます。
慌てずそのタイミングで出金を行えば資金も問題なく手元に来るでしょう。
期限に間に合わなかった場合も、業者がそのまま持ち去るというのは現実的には考え難く、 強制出金という形で手元に届くはずです。
冷静に対処をするよう心がけましょう。
マネックスFXでは国内FX業者では珍しく、 スキャルピングトレードを禁止していません。
ですが、店頭外国為替証拠金取引約款規定に記載の強制解約される対象には、「スキャルピング取引等により業者側に負担をかけるもの」とあります。
禁止こそしてはいませんが明言していないだけで、スキャルピングによってサーバーの負担が膨大になれば、突然解約させられてしまう可能性もありえます。
しかし 約定力が高くスプレッドも狭く設定されているので、スキャルピングに近い取引を行うにはかなり適した業者でしょう。
海外FXは国内と打って変わって、 スキャルピングOKの業者が多いです。
これは、トレーダーと市場の間でFX業者が介入していない「NDD方式」が採用されており、 取引が多ければ多いほど業者の利益に直結するためです。
しかし、 国内に比べてスプレッドが大きい点や詐欺被害が多発しているなど、難点も多く存在するため慎重に運用する必要があります。
今回は国内・海外のスキャルピングトレード事情について解説しました。
スキャルピングの可否は国内・海外によって大きく変わります。
「自分の利用している業者が、実はスキャルピング禁止でうっかり利用停止になってしまった」
このような自体を避けるため、細心の注意を払う必要があります。
正しく使えば非常に便利な運用方法の1つですので、 使う業者はあらかじめ調べておくようにしましょう。
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