勝つためのFXでのスキャルピングテクニックを深掘り！〜肝は集中力と判断力〜

当記事では、 FX取引のスキャルピングのテクニックについて説明します。

FXをやったことはないが興味がある方、これからスキャルピングを始めてみようという方の参考になればと思います。

副業したいけどスキャルピングってどうしたら稼げるの？リスクはどのくらい？などといった疑問を解決します。

FXのスキャルピングとは

スキャルピングはもともと「薄く頭皮を剥ぐ」という意味で、数秒〜数分という短い時間で売り・買いを行い、 1〜10pips程度の利幅で 小さい利益を積み上げるトレード手法を表す言葉です。

FXスキャルピングのメリット

ロスカットのリスクが少ない

スキャルピングは短期で売買を完了させるため、 ロスカットとなる可能性がほぼありません。

当然ポジションを保有する時間は短くなり、 為替変動時の損失も最小限に抑えられます。

1回での利益は少ないですが、 低リスクで取引ができるため、 スキャルピングをメインにして稼ぐトレーダーも多くいます。

短期トレードで多くの取引経験を積める

スキャルピングで稼ぐには、 当然取引回数を増やさなければなりません。

超短期取引を日々繰り返すため、トレード経験を積むペースがとても早くなります。

取引を重ねることにより相場への理解が深まり、 勝率を上げることが可能となります。

結果が出やすい

スキャルピングは、自分がどのくらい儲ったのか損をしたのか、 結果をすぐに知りたい人に向いています。

早ければ1分以内に結果を知ることができることもあり、 失敗を恐れずに取引できます。

利益は少ないが、長時間ポジションを持つことによるリスクを避けられるため、 会社員や主婦層にも人気です。

分析量が少ない

スキャルピングは、アンテナを張りめぐらせてあらゆる情報を入手する必要もなく、 チャート分析のコツを身に付けるだけで取り組みできます。

為替を売買するタイミングの見極め方として「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」による方法があります。

スキャルピングは、 超短期取引でファンダメンタルズの影響を受けにくいため、チャート分析だけに集中しておけば良いでしょう。

資金効率が非常に良い

ポジションを長く保有する場合、手元の資金が少ないと、 ポジションの数は限られてしまいます。

スキャルピングの場合は、 資金効率よく取引を繰り返し、利益を積み上げやすくなります。

FXスキャルピングのデメリット

非常に予測が困難な値動きが多い

スキャルピングにも、デメリットがあります。

まず、スキャルピングは1分足、5分足といった超短期のチャートから取引を組み立てていきます。

しかし数pips～数十pipsの値動きというのは、 取引量に応じて簡単に変動するため予想が非常に困難です。

たとえば投資目的ではなく、企業が実際に使用する目的で大量の為替取引をしたり、投資家が大口で売買した際など、 突発的なまとまった注文で変動します。

そんな小さな値動きを予想することは誰にもできません。

集中力と判断力が必要

スキャルピングには相当の、 集中力と判断力が求められます。

スキャルピングをしていると当然負ける回数も増えるため、負けを取り戻そうとムキになって取引を繰り返してしまいがちです。

熱くなりすぎると、 集中力を欠いてミスをしたり、冷静な判断ができず資金を突っ込みすぎたりしてしまいます。

スキャルピングはギャンブルではないので、 集中力と判断力を失ってはいけません。

コストが非常にかかる

取引回数が多いということは、 それだけスプレッド (コスト) がかかります。

必要コストとはいえ言い換えると、 450pipsもの損失を無条件に垂れ流している、ということになります。

ただやみくもに取引を繰り返すだけでは絶対に得をすることはありません。

FXスキャルピングで稼ぐテクニック

1分足チャートを活用する

それではどうやってスキャルピングで稼ぐのか？

当然 テクニックが必要です。

スキャルピングは超短期取引のため、 1分足チャートを見て売買を繰り返します。

つまり、1分後にどうなっているか、を想定して取引をしますが、1分足チャートだけを見て判断していれば良いということではなく、長い時間足も把握し、 相場全体の流れを掴むことが重要です。

少額で利益確定する

初心者は、 1〜10pipsで利益確定するのがおすすめです。

まずは少額で利確し、安全に取引を重ねることによって、だんだんとコツが掴めてきます。

スプレッドの狭い口座を選び、1回のトレードで1〜10pipsの含み益を獲っていけば、 1日100pips程度を稼ぐことは難しくないでしょう。

テクニカル分析を活用する

スキャルピングに必要な分析手法は、ファンダメンタルズ分析ではなく、 テクニカル分析です。

FXはギャンブルではなく、 根拠を持った取引によって勝率を上げるものです。

そのため、 テクニカル分析ができなければ稼ぐことは難しいでしょう。

当記事では詳細の説明は控えますが、シンプルで分かりやすい3つの指標を上げておきます。

スキャルピングに適した時間で取引を行う

為替市場は24時間オープンしているため、いつでも取引できます。

日本時間9時に東京、15時から欧州、17時からロンドン、21時ニューヨークと市場がオープンしていきます。

最も取引が活発になるのは、 ロンドンとニューヨークがオープンしている夕方から深夜に欠ての時間帯です。

そのため17時から深夜がスキャルピングで最も利益を出しやすい時間帯といえます。

スキャルピング適した通貨で取引を行う

スキャルピングに適した通貨ペアは、 取引が活発なものです。

米ドル/円が日本人にも馴染みが深く、値動きが大きくないため初心者にもおすすめです。

ユーロ/米ドルも世界的に利用者が多いのでチェックしましょう。

損切りを素早く行う

スキャルピングでは、「 損切り」を素早く行うことが重要です。

もう少し待てば損が減らせるかもしれない、と待ってしまう人がいますが、 これは逆に損失を大きくしてしまうケースの方が多いです。

トータルで見ると、素早く損切りを実行した方が利益を残しやすいので、 エントリーした直後に損切りラインを設定しましょう。

そうすることによって、無駄に感情に流されずに済みます。

FXスキャルピングの注意点

損切りのタイミングをあらかじめ決めておく

損切りのタイミングは、利益確定ラインを4pipsにしているなら4pips以下と、 利益ライン以下で設定することをおすすめします。

最初は半分以下くらいで始めると良いでしょう。

スキャルピングに適した業者を選ぶ

スキャルピングをするには、業者選びが重要となります。

業者の中にはスキャルピングを認めている業者と、公認していない業者があるので、 認めている業者の中から選ぶことが大前提となります。

以下の5つの条件を満たす業者が良いでしょう。

取引量を増やしすぎないこと

取引に慣れてくると、 取引量を増やしてしまいがちになる人がいます。

しかし欲張って増やした結果、損失を大きくしたり、さらに取引を増やしてしまったりと悪いループ陥ってしまいます。

初心者のうちは、 できるだけ取引数を固定し、コツコツ取り組む方が安全です。

資金に余裕ができたら、少しずつ上げていけば良いでしょう。

FXスキャルピングテクニックのまとめ

スキャルピングは少ない資金で、空いた時間を活用して始められるため、 FX初心者にもおすすめできます。

しかし稼ぐには、テクニックと一定の知識、集中力や判断力が必要となるため、 しっかりと身に付けくまでは大きな取引は避けた方が無難でしょう。

欲望に負けず、自分の資金に対してこのくらい稼げれば満足、というラインを、 控えめに引いておくことがリスクを抑えるコツです。