FX取引の主な時間帯について
FX取引が休みになる日時について
各国の為替取引市場の特徴と活発な取引時間帯について
FXの取引時間は、思い通りの取引をして利益を得るために必ず確認するべきポイントです。
しかしFX取引は24時間可能な上、時間帯によって各国の市場が開く時間や活発な時間帯も違いがあるので、的確な時間帯を見定めることが難しいと感じる人も少なくありません。
そこで今回は、FXの取引時間の基本とともに、各国の主な市場で活発な取引がある時間帯を時系列順にご紹介します。
国内株式での取引を経験していると、 FXの取引はなぜ24時間可能なのか疑問に思う人も少なくありません。FX取引が24時間可能な理由は、取引市場が世界と繋がっていることにあります。
FXの取引は基本的に特定の取引所があるわけではなく、世界中の銀行が「インターバンク市場」と呼ばれるネットワークに繋がっていて、そこで取引が行われています。 つまり世界のどこかの市場が開いていれば取引が可能なので、FX取引は24時間行えるのです。
ただし 土曜日と日曜日に関しては、どの国でも休業するのがほとんどなので、FX取引の時間は必ず確認しておくようにしましょう。
クリスマス期間は、外国では大切な休暇期間になるので、 ほとんどの海外市場が休業する傾向にあります。ただし日本にはクリスマス休暇がないので、 日本の市場であればFX取引が可能です。
しかし海外の市場が閉まっていれば、取引をする人も少なくなってしまいますので、 クリスマス時期の取引は値動きに注意しましょう。
クリスマスについで取引時間に注意しなければならないのが、大晦日やお正月といった年末年始です。
とくに日本の場合、大晦日やお正月は大切な休暇期間なので、 各FX会社の取引時間帯が変更されることも少なくありません。さらに外国でも元旦は休日になりますので、取引時間と営業日は必ず確認してください。
その他の祝日に関しては、 各国の定められた祝日によって取引時間・営業日が変わってきます。取引の前には事前に各国の金融市場を調べ、確実に取引ができるよう準備しましょう。日本では祝日であっても、土日でない限り取引ができます。
サマータイムとは、 主に北米・ヨーロッパ・オセアニアで採用している時間調整制度のことです。日の出が早くなる夏場の3〜11月に、通常よりも時間を1時間早めて生活します。この時期のFX取引は、開始時間が1時間早くなるので注意してください。
ニュージーランドのウェリントン市場とオーストラリアのシドニー市場は、 日付が変わってから最初に取引がスタートするという特徴があります。
東京時間で朝6時〜8時に市場が開き、週明けの1番はじめに動きだすので、世界的な影響のある経済ニュースがあった場合、いち早く反応があるのもこの2つの市場です。
ただし朝早くからの時間帯は、取引に参加する人が少なく値動きもさほどないので、スプレッドが広がりやすい傾向があります。また週末に経済的影響の大きなニュースがあると、最初に大きな為替変動が起こるのもこの2つの市場なので、特徴をよく理解してから取引をするようにしましょう。
東京時間で朝8時になると、東京市場をはじめとして香港・シンガポールといったアジアの市場が開き始め、活発な取引が始まります。
とくに5と0のつく日は「ゴトウビ」と呼ばれ、 日本企業の多くが決算する日なのでドル買いの注文が増えることも少なくありません。
さらに東京市場では、大型連休や長期休暇前に海外通貨を用意することが多いので、そのタイミングでドル買いする人もいます。
特定の時期に特定の値動きを予想できるのが、東京市場の特徴といえるでしょう。輸入・輸出といった国内の動きも時間帯によって活発になるので、狙い目の時間がや時期を考慮して取引してみるのもよいでしょう。
ロンドン市場は、時間的にみると東京とニューヨークの中間に始まるため、 世界最大のマーケットと認識されています。ロンドン市場が始まるのは東京時間の15時からで、この時にはすでにアジア市場の値動きに反応しているので注意が必要です。
ロンドン市場は、東京時間の15時から21時まで活発な取引傾向にありますが、19時以降になるとヨーロッパは昼休憩に入る人が多くなるので、あまり大きな動きが見られなくなります。
市場が活発な時間と緩やかになる時間があるのが特徴なので、取引に参加する時には時間帯をよく見極めるようにしましょう。
東京時間で21時を迎えたころに取引が始まるのが、アメリカのニューヨーク市場です。 ロンドンについで取引が多いという特徴から、ロンドン市場の流れからニューヨーク市場に参加するトレーダーも少なくありません。
ニューヨーク市場で経済指標が発表されるのは、東京時間で21時半、冬時間だと22時半になります。この指標を待ってから取引されることも多く、多くのトレーダーが待機するのもこの時間帯です。
ただし 夜半過ぎに重要な金融政策が発表されることもあるので、このような場合には夜半過ぎでも取引が活発になる傾向があります。
東京時間の午前2時には取引も落ち着きますが、その前の経済状況によっては深夜でも大きな値動きがあるので油断はできません。大まかな値動きだけは必ずチェックしておき、 状況に応じて対応していく方がよいでしょう。
FXの取引時間は、取引に参加する各国の市場によって取引時間に違いが出たり、活発に動く時間帯が異なったりするので、状況に応じて細かく対応する必要があります。
さらに世界的に影響のある経済ニュースが流れた場合、普段取引する時間帯に関係なく状況を見極めなければなりません。
FX取引では、発注と約定のタイミングが大切です。各FX会社で定められた取引時間だけではなく、各国の市場が活発に動く取引時間も考慮して、狙い通りのFX取引ができるよう気をつけましょう。
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