SBI FXトレードのロスカットルールについて
SBI FXトレードにはロスカット前に猶予期間がある
ロスカットの回避方法について
こちらではSBI FXトレードのロスカットについて、その種類やルールを詳しく解説していきます。またロスカットにいたる前に届くアラーム通知や、 SBI FXトレードの特徴であるロスカット前の猶予期間についてもご紹介します。
さらにロスカットの通知が届いた際の回避の仕方なども解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
FX取引会社として人気のあるSBI FXトレードのサービス内容や特徴について詳しくご紹介します。FXをはじめるにあたってどの取引会社を使うかは大切です。
また どれかひとつに決めるのではなく、複数の取引会社をためしてみるのもいいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
SBI FXトレードが設立されたのは2011年です。SBI証券グループに加入していることからも、FX取引がはじめての人でも安心して使えるといえるでしょう。
また資本金は4億8000万円で、一般社団法人金融先物取引業協会に加入。SBI FXトレードの株式の100%をSBIリクイディティ・マーケット株式会社が保有しています。
こちらではSBI FXトレードのサービス内容と特徴についてより詳しくみていきましょう。FXの取引会社を決めかねている人はぜひ参考にしてみてください。
※2020年5月7日時点
SBI FXトレードが人気のひとつに世界最狭水準の取引コストである点があげられます。取引コストは通貨ペアや利用している取引会社によっても異なりますが、たとえば米ドル円の組み合わせであれば、スプレッドは0.2~0.3銭が一般的です。
しかしSBI FXトレードの米ドル円のスプレッドは0.17銭と低いことがわかりますね。スプレッドが小さければ小さいほど、取引コストを抑えられるため、最終的には利益も出しやすくなるでしょう。
SBI FXトレードは1通貨単位から取引ができるため、少ない資金でもFXをはじめることが可能です。一般的にFXをはじめるときのスタート金額は、3万円~5万円が多いといわれています。
しかしSBI FXトレードなら1通貨から取引ができるため、それよりも少ない資金でFXをはじめることが可能です。
SBI FXトレードで取引が可能な通貨ペアは34種類あります。よく取引されている米ドル/円やユーロ/円をはじめとして、香港ドル/円やノルウェークローネ/円などとにかく幅広い通貨ペアから選択することが可能です。
FXをはじめるときにかならず証拠金を入金をしなくてはいけません。またFX取引を進めていくにつれて、途中で資金を追加することもあるでしょう。
そんなときSBI FXトレードなら 24時間対応で入金処理を行えます。また入金処理の手数料も無料です。思わぬ損失から証拠金不足で即時入金しなくてはならないときなどに便利でしょう。
SBI FXトレードで 新規口座を開設すると500円のキャッシュバッグがあります。口座を開設したときに口座に500円が振り込まれる形で、キャッシュバックされますので特典のない取引会社よりお得です。
1通貨からのやりとりもできるため、最初の500円だけでためしに取引してみるのもいいかもしれません。
約定力はFX取引を行うために、非常に重要な要素のひとつです。約定力とは、取引する際の正確さとはやさをあらわします。
FX取引を行うのであれば、約定力の高い安定した会社が望ましいでしょう。FX取引会社によって約定力には差があり、約定力が高いほど安定した取引を行うことが可能です。
たとえば同じタイミングで通貨の売買をしたとしても、約定力の低い取引会社では決済に数秒のずれが生じることがあります。この数秒の差が損益を大きく左右するのです。
ここだと思ったタイミングに決済をし、そのタイミングでいちはやく決済が確定するかどうかはトレーダーにとっては重要でしょう。SBI FXトレードは思わぬ自然災害などでも約定力を落とすことなく維持できるように、さまざまな体制作りをしています。
ネット金融大手であるSBIグループということもあり、 約定力の高さとその水準を維持する力は業界トップクラスといってもいいでしょう。
またユーザーからのアンケート結果でも、約定力の部分で高い評価を得ているため信頼度も高いといえます。
SBI FXトレードはシステムトレードには対応していません。システムトレードとは、自動で売買するサービスのことです。 システムトレードのメリットとして、市場の流れや日ごとのメンタルに影響されずに取引できる点があげられます。
機械的に売買することによって、迷いが生じないため安定した利益を出すことも可能です。
もしFXをはじめるにあたって、自動売買である システムトレードに興味があるのであれば、SBI FXトレードは不向きといえるでしょう。FX取引を行ううえで、システムトレードが自分にとって必要かどうか口座開設前に1度考えてみるといいでしょう。
SBI FXトレードの取引ツールは、やや使いづらいといわれています。Web版とスマートフォンアプリの2種類があるのですが、どちらもツールが高性能であるためです。
高性能ゆえにさまざまな機能に対応しており、初心者はもちろんほかのFX取引会社でトレードをしていた人でも、最初は使いづらいと感じてしまいます。
しかし1度慣れれば、非常に使いやすいです。はじめに取引ツールの使いづらさでつまずいてしまったとしても、あきらめずに使い続けてみてください。
SBI FXトレードの評判について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
こちらではFXにおけるロスカットの仕組みを詳しくくご紹介していきます。 FX取引においてロスカットは非常に大切です。
ロスカットをネガティブにとらえる人が多いのですが、 このロスカットによって大きな損失を出すことなく、資産を維持できているといっても過言ではありません。
ロスカットとは、大きな損失を出さないためにあるシステムです。 一定水準を超えた損失がでた場合に保有しているポジションが強制決済されます。
これはトレーダーの大切な資産を守るために用いられたルールであり、けしてネガティブにとらえることはありません。
ロスカットには一定の水準があり、資産評価額÷必要証拠金×100を証拠金維持率としたときに、この証拠金維持率が50%を下まわるとロスカットの対象となります。
また強制決済はされないものの 証拠金維持率が50%以上100%未満になった場合は、プレアラート状態と呼ばれる新規発注ができなくなる状態になりますので、注意しましょう。
ロスカットと聞くとポジティブな印象を持てない人も多いでしょう。しかし ロスカットは本来ポジティブにとらえるべきものです。
FX取引において、市場の急激な流れによって一瞬にして資産が0円になってしまう可能性もあります。そういった可能性を少しでも緩和してくれるのがロスカットです。
ロスカットは市場での予期せぬ動きがあった場合に、トレーダーの資産を守ってくれる大切なシステムのひとつといえるでしょう。
ロスカットはどんなFX取引会社においてもかならず導入されています。これは金融庁から各FX取引会社に、ロスカットを導入することを義務付けているからです。
FXは実際に取引会社の口座に入金している資産をもとにレバレッジを設定できます。レバレッジの設定により少ない資産でも、実際には多くの金額を動かして取引ができるようになるのです。
しかしメリットばかりではありません。これには当然リスクもともないます。レバレッジ取引では、口座に入金している自己資金を上まわるマイナスとなってしまう可能性があるでしょう。
その際はマイナスになり証拠金不足として判定された金額を、あらたに口座に入金しなくてはなりません。
多少のマイナスならまだしも、通貨によっては市場の動きが激しいものもあり想像以上の損失となる可能性があります。
こういったリスクをさけるためにもロスカットを義務化しているのです。またロスカットがたびたび行われることは、トレーダーの資金管理が甘いという認識にもつながります。ロスカットから学ぶことも多いでしょう。
SBI FXのレバレッジについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
こちらでは証拠金の維持率についてご紹介します。証拠金維持率は計算式が決まっており、
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
で求めることが可能です。有効証拠金の計算式は、証拠金-含み損となります。
必要証拠金は表の場合、為替レート×Lot数÷4%(レバレッジ25倍)での計算となっています。
証拠金維持率が100%を下まわると資産管理としてはやや危険な状態といえます。 証拠金維持率が50%を下まわると強制決済されますので注意しましょう。
資金管理の一環として常に高い証拠金維持率を維持することが望ましいです。日頃から証拠金維持率の計算などを行って、資金管理を徹底してみてください。
つづいてはSBI FXトレード のロスカットについて詳しくご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
ロスカットルールは利用する取引会社によって、多少の違いがあります。自分が利用しているFX取引会社のロスカットルールはしっかり把握しておきたいところでしょう。
SBI FXトレードにおけるロスカットルールには、口座全体と通貨ペア別の2種類から選べます。
また計算式としては
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
です。
この計算式によって 50%を下まわる証拠金維持率が出た場合、保有しているポジションが強制決済されます。こちらではSBI FXトレードならではのロスカットルールについてご紹介しますので参考にしてみてください。
それではSBI FXトレードでロスカットされるまでの流れをみていきましょう。
まず原則として、20秒ごとに建玉保有しているトレーダーを抽出し、そこからSBI FXトレードのロスカットルールにのっとって、証拠金維持率の計算・判定が行われます。
ロスカット判定の結果、証拠金維持率が50%を下まわった場合は、トレーダーが保有しているすべてのポジションを強制決済するという流れです。買いポジションでも売りポジションでも、反対売買によって強制決済されます。
さらにSBI FXトレードでは、トレーダーの資金を守るために全通貨ペアにおいてポジション数量によって第1区分から第4区分にわけて、それぞれのロスカット判定時のレートにて判断が下されますので覚えておきましょう。
SBI FXトレードには2種類のロスカットルールがありますが、こちらでは口座全体のロスカットルールについて詳しく解説します。
口座全体のロスカットは、 口座に入金されている証拠金維持率が50%を下まわった時点で保有しているすべてのポジションが強制決済されるため注意しましょう。
売りも買いも同じです。SBI FXトレードに口座を作った場合、初期設定でロスカットルールは口座全体に設定されていますので、1度ロスカットルールの設定を確認してみるといいでしょう。
またFX初心者や資金管理に苦手意識を持っている人は、後述する通貨ペアごとのロスカットよりも口座全体のロスカット設定にしておくほうが安心です。
つづいて通貨ペア別のロスカットについて解説していきます。
SBI FXトレードで口座を開設した段階では、ロスカットの設定は口座全体に設定されているため、通貨ペアごとのロスカットを希望する場合は初期設定から変更しなくてはなりません。
通貨ペアごとのロスカットに設定変更すると、 通貨ペアごとの取引必要証拠金が50%を下まわった場合に、対象の通貨ペアのポジションだけが強制決済となります。
通貨ペアごとのロスカットのポイントは、証拠金維持率ではなく取引必要証拠金でロスカットの対象かどうかを判断している点です。
取引必要証拠金の計算式は、
取引必要証拠金=数量×必要証拠金
から求められます。たとえば1ドル100円のときに200通貨を買ポジションで保有していたとしましょう。
さきほどの計算式にあてはめると、
200通貨×必要証拠金4円/1ドル=800円
です。
通貨ペアごとのロスカットルールは、取引必要証拠金が50%を下まわった場合ですので、400円を上まわる損失が発生した場合にロスカットが行われます。
SBI FXトレードではロスカット手数料が無料です。しかしロスカットになると大きな損をしてしまいますので資金管理をし、証拠金維持率をコントロールしましょう。
SBIFXトレードの手数料について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
SBI FXトレードでは 証拠金維持率が低下すると、設定したパーセンテージによってアラーム通知を受けとれます。
この通知があることにより早急に対策をとれるため、FX初心者の人にも、ある程度経験がある人にもありがたい機能といえるでしょう。資金管理の面からもうまく使いたい機能のひとつです。
SBI FXトレードには各種シミレーションのできるサービスがあります。そのなかにロスカットシミュレーションがありますので、ぜひこちらを活用してみてください。
シュミレーター設定にし金額を入力
自分が取引したい、もしくはしている通貨ペアを選択
売買区分を選んで通貨の数量を入力
必要な価格が算出されたらレバレッジを決める
シュミレーションボタンを押して完了
使い方は上記の5つの手順のみとなっていますので、かんたんです。
こちらではSBI FXトレードでロスカットを防いで利益を得るための対策について詳しく解説していきます。
もし証拠金維持率低下のアラーム通知が届いたときは、おおまかに2種類の回避方法があります。これらの回避方法は、いずれも証拠金維持率を高くするための方法です。
一般的にFX取引を行ううえで維持したい証拠金維持率は最低でも100%以上といわれています。むしろ100%を下まわるのは、危険な状態といえるでしょう。
1つめは証拠金維持率を高くしてロスカットを回避するために、口座に追加入金をすることで証拠金維持率をあげることです。純粋に足りない分を追加入金して補う方法になります。
2つめは保有ポジションの1部を決済する方法があります。決済をすることによって証拠金維持率に余裕を持たせましょう。
しかしこれらの回避方法は、その場しのぎにすぎません。 本来は証拠金維持率低下のアラーム通知がこないように資金管理をするべきです。これらの対策はあくまでも、もしものときの対応策として覚えておくといいでしょう。
SBI FXトレードでは証拠金維持率の水準を維持できずにロスカットと判断された場合、 即時ロスカットではなく猶予期間がもうけられています。FX取引会社によっては即時ロスカットされるところも多いです。
証拠金維持率の水準を維持できずにロスカットと判断された場合、SBI FXトレードで定められた猶予期間は翌日の午前5時までとなっています。
たとえば5月1日午後18時にロスカットと判断されアラーム通知が届いたとしましょう。すると 翌日である5月2日午前5時までに、不足分を入金もしくは部分的なポジション決済で補えれば、ロスカットを回避できるのです。
しかし先述したように、 ロスカットもしくは証拠金維持率が保てないことは、資金管理の甘さを意味します。SBI FXトレードの特徴として猶予期間があるとしても、日頃から資金管理をしっかりと行うようにしましょう。
SBI FXトレードのロスカットは大きくわけて口座全体と通貨ペア別の2種類があります。また実際にロスカットされる前にアラーム通知が届きますので、ロスカットを回避するための対策を決めておくことも大切です。
しかしいくら猶予期間があるとしても、何度もロスカットのアラーム通知が届くこと自体、資金管理がうまくできていないことを意味します。
ロスカットをネガティブにとらえるのではなく、アラーム通知が届いた際には自分の資金管理に問題があると認識し、あらためて計画を見直すきっかけにしてみてください。
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