最小取引単位と最大レバレッジについて
強制ロスカットの計算方法と法人口座について
他社比較とレバレッジ取引の注意点
外為オンラインのレバレッジ取引をおこなう際に必要な情報をまとめた記事です。
レバレッジ取引の基礎知識から取引コースの特徴や注意点、ロスカット基準の計算方法と法人口座についてなど網羅的にリサーチしています。
口座を開設する前に一読いただくと、ご自身にあった口座コースの選択と適切なレバレッジ取引に役立つ内容となっています。
最小取引単位が1,000通貨から取引できるminiコースが用意されています。
通常の1万通貨取引時との差をまとめました。
※ 1ドル = 100円、1ユーロ = 130円、1豪ドル = 90円として計算
少額からFX投資を始めたい方はminiコースで口座を開設するといいでしょう。
個人トレーダーの場合は 総取引金額の4%以上を預けるというルールがあります。
1通貨 = 100円の通貨を1ロット (1万通貨) 取引すると、100万円の取引になります。
そのうち4%を預け入れるので、 100万円 × 4% = 4万円が必要証拠金と呼ばれます。
100万円の取引をするために4万円が必要なので、100万円 ÷ 4万円 = 25倍と計算でき、最大レバレッジは25倍です。
※ 計算をシンプルにするため1USD = 1JPYと仮定しています。
※ 計算をシンプルにするため1USD = 1JPYと仮定しています。
※ 計算をシンプルにするため1USD = 1JPYと仮定しています。
※ 計算をシンプルにするため1USD = 1JPYと仮定しています。
FX取引では損失が大きくなり過ぎないように、必要証拠金維持率が指定の%未満になった場合、 強制的に決済し損失を確定する 「強制ロスカット」 というルールがあります
取引ツール上で 「証拠金維持率」 として自動計算され表示しますが、エントリーする前に自分で計算できることは安全な資金管理のために必須のスキルです。
少し慣れが必要ですが以下の式で計算できます。
証拠金維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
※有効証拠金とは、現在の口座残高に未決済の損益を合算したものです。
たとえば有効証拠金が50,000円、必要証拠金が40,000円のときの証拠金維持率は、以下の式から125%となります。
50,000円 (有効証拠金) ÷ 40,000円 (必要証拠金) × 100 = 125%
細かい計算は取引ツールに任せても問題ありませんが、 概算できるとロスカット基準やエントリーした場合の資金リスクも判断できるので、ぜひ身に付けておきましょう。
法人口座のレバレッジは固定レバレッジではなく、 通貨ペア、レートや過去の相場変動を考慮し毎週変更されます。
レート107円として計算すると、 107円 (レート) × 1万通貨 (最小取引ロット) ÷ 17,800円 (必要取引証拠金) = 60,11倍 (実効レバレッジ) となります。
通貨ペアごとに毎週変更になるので、公式サイトにある 「取引要綱詳細」 を確認して取引しましょう。
上記は個人口座の場合ですが、 法人口座では最大レバレッジが変更されるので必ず確認してからエントリーしましょう。
以下に法人口座での最大レバレッジも記載します。
※ 2020年10月21日時点調べ
※ 取引条件は変更になる場合があるので、実際の取引前に必ず公式サイトで確認してください。
レバレッジを高くすると資金効率がよくなりますが、利益と同様に損失も大きくなります。
とくに最大レバレッジでの取引はリスクも最大に持ち続けることになり、思わぬ値動きで資金の大半を失うことにもなりかねません。
初心者や 通常時は低いレバレッジで取引し、勝てる確度が高いエントリー時にレバレッジをあげるなどのコントロールが必要です。
また 取引手法を変えた場合や相場環境が変化した場合も、慎重に低レバレッジから徐々にレバレッジをあげるようにしましょう。
レバレッジを高くした取引は大きな損失を抱える可能性もあります。
投資は元本保証がなく最悪口座内の全資金を失う可能性もあるので、 余剰資金を超えた (生活費を使う、借金するなど) 取引はさけましょう。
とくに 「絶対に失ってはいけない資金」 を使っている場合ほど、負けを取り戻そうとしてハイレバレッジで一発逆転を狙うギャンブルのようなトレードをしがちです。
損切りやロスカットなどで含み損が損失確定するのをさけるため、 生活資金や借金した資金などを口座に入れて取引するようなトレードは絶対にやめましょう。
外為オンラインのレバレッジは、顧客側 (FXトレーダー) で自由に設定できません。
取引口座の資産と 現在保有しているポジションから、自動的にレバレッジを算出し設定されます。
つまり目的のレバレッジで取引したい場合は、あらかじめ取引口座の資産と保有ポジションを把握し、一定の条件を満たさなければならないのです。
現在の状況でかけられる実質のレバレッジについては、「口座照会」から「実効レバレッジ」を見ることで確認できます。
外為オンラインの取引でレバレッジをコントロールしたい場合は、 資産状況と保有ポジションを確認して条件を満たすようにしましょう。
実効レバレッジとは、現時点での含み損まで加味した有効証拠金に対し、何倍のレバレッジなら取引できるかを算出したものです。
実効レバレッジは、以下のような計算式で求められます。
実効レバレッジ=取引証拠金×25÷有効証拠金
実効レバレッジは、保有しているポジションや口座資金と連動しており、 相場の動きに合わせてその都度実効レバレッジも変動する仕組みです。
保有しているポジションがある場合は、ご紹介した計算式で求められた実効レバレッジとズレが生じるかもしれません。
しかし計算式を覚えておけば、口座資金をコントロールして希望するレバレッジで取引可能なので、 実効レバレッジの仕組みと計算式は覚えておくとよいでしょう。
外為オンラインには、「L25コース」「L25miniコース」「L25Rコース」「L25Rminiコース」という4つのコースがあります。
それぞれのコースの違いは、主に「取引単位」「ロスカット値」「証拠金判定」です。
上記の表で比較して見ると、取引単位は「mini」のコースが少額から始められ、ロスカット値の計算は「L25R」のコースの方がわかりやすいです。
初めてFXを行う人は、「L25R」でシンプルに取引を学ぶ人が多いです。 それぞれのコースの特徴を理解して、自分に合った取引コースを選びましょう。
外為オンラインには4種類のコースがあります。
最小取引通貨単位が2種類から、ロスカット基準も2種類から選べます。
L25は証拠金維持率20%未満までロスカットされないので、高いレバレッジを維持できますがその分損失確定したときの負けも大きくなるので注意が必要です。
ご自身の資金量と投資スタイルにあった、適切なコースを選んで口座開設するようにしましょう。
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